こんにちは！

クリプテックが公式noteを始めて1か月くらいが経ちますが、おかげさまで多くの人に読んでもらっています！

ありがとうございます。

実はクリプテックのnoteライターはライティング経験がないので文章は多少拙いかもしれませんが、今後もプログラミングを学習している人に向けてためになる記事を書いていきたいと思いますので、時々読んでくれたらうれしいです！

今回は「わたしたちの競合相手は自動車学校である」という話しをしたいと思います。

プログラミングスクールの熾烈なシェア獲得競争を背景にした、少々生々しいお話です。

まず私たちが運営するクリプテックを簡単に説明すると

大学生に特化したプログラミングスクールです。

情報化が進み、エンジニアが不足している状況で、プログラミング教育市場は急拡大しています。

※厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、2016年1月時点で情報処理・通信技術者の求人倍率は2.38倍です。

多くのプログラミングスクールが生まれては消えています。

スクールのほかにも

・無料で簡単にプログラミングを始められるサービス

・質問ができるだけの低価格なサービス

・動画で教えるサービス

・サロンなど、コミュニティ内で教えあうサービス

などさまざまな形でサービス提供が行われ、より気軽にプログラミングを学べるようになりました。

傾向として、スクールにしてもその他教材にしても低価格競争が起きています。

低価格競争では多くの生徒を抱える大手スクールが有利になるので、大手3,4スクールがほぼシェアを寡占しているというのが現状です。

(寡占・・・同一産業内で、少数の大企業が、その市場を支配している状態。)

規模が大きい→利益がある→低価格化できる→生徒が増える→規模が大きくなる→利益が増える→低価格化...

みたいな状況です。難しくいうと規模の経済っていうやつです。

そうなるとある問題にぶち当たるのです。

講師が足りない...

優秀なエンジニアが不足しているのと同じ構図で講師も不足しています。

エンジニアになりたいとプログラミングを勉強しているみなさん

優秀なプログラミング講師を目指すのもいいかもしれませんよ！

講師の不足に対しては、講師をアウトソーシングしたり、一人の講師が対応する生徒の数を増やしたりするのが現時点での解決策です。

実際は受講料でスクールを選ぶ人が多いので大規模化、低価格化を実現した大手スクールが競争には勝っています。

私たちは、その流れに逆らうようにスクールをデザインしてきました。

・広告にお金をかけてプロモーションをしたことはほとんどありません。　(Twitter広告を一瞬だけやりました！)

・現在生徒は十数名、講師は3人　(比較的、小規模)

・ほとんどの人が受講している3か月コースは受講料が264,000円　(比較的高め)

なぜ？

スクールに3か月通ったけれど、あまりスキルが見につかなかったという事態があります。一番避けたいことです。

このような事態がスクールの大規模化と低価格化という流れが原因で増えていると、私はスクールのインストラクターをしていて感じました。

需要はそこまで大きくなくとも、受講料が多少高くなろうとも、生徒のスキルアップを第一にしたスクールが必要だと思いクリプテックというスクールはスタートしました。

クリプテックは細かい需要を捉えたサービスを柔軟な対応を提供することで、生徒さんがちゃんと開発ができるような環境作りに努めています。

生徒さんが自身の目標を達成するということを中心ににクリプテックを設計しています。

講師陣は3人とも

・企業での自社サービス開発

・フリーランスのエンジニア

・プロのインストラクターとして大手スクールで講師をしていた

という経験があります。

わたしたちは元々エンジニアだったわけではなく、社会人になってから本格的にプログラミングを勉強し始めてエンジニアに転職しました。

講師の質に関しては、どのスクールよりも高いと自負しています。

サービスの内容は生徒の要望によって柔軟に対応しています。

例えば、大学生が多いので生徒さんから☟のような要望があります。

クラウドワークスなどで案件をこなすことで時間や場所に縛られずにお金を稼ぎたい。今のバイトを辞めたい！

その生徒に対しては、まず基本的なプログラミングスキルを抑えたうえで

（・必要に応じてポートフォリオの作成）

・サービス内プロフィールの作成

・初めて受注する案件の選択

・報酬の交渉

・案件でつまづいたところ

に対するサポートを行います。

スクール卒業後には”案件を何件かこなした”という実績がある状態までもっていけるようにします。

卒業後は一人で案件を獲得して納品できるようになってもらいます。

クラウドワーキングサービスは比較的単価が低いので、エンジニアバイトやエンジニアインターンにより更なるスキルアップを勧めることも多いです。

その場合は、面接で生徒さんが自分のプログラミングスキルを示せるように、オリジナルアプリケーションの開発支援まで行います。

そして、スクールを卒業した生徒からは、学生エンジニアという目線からフィードバックをもらってスクール運営や生徒へのアドバイスに生かしています。

まだ活発化はしていませんが、生徒や卒業生によるコミュニティも盛り上げていくつもりです。

そうはいっても、生徒さんの学習時間が足りないとどうしようもないので個別に学習状況を把握しています。

生徒さんが自身の目標を達成させるために

「比較的早いペースで進んでる！」や、

「少し遅れているよ！」など、

お節介くらいのフォローアップをしています。

ちょっとした強制力が働くというものスクールの利点かな、と思い行っています。

学習進度が早い生徒さんには、より実践的な内容やフレームワークの学習などを提案しています。

学生の生徒さんに対しては学校の定期試験期間中はサービスを中断して、本来の受講期間の後ろにその分を付け足すというようなこともしています。

生徒さんにちゃんと開発ができるようになり、目標を達成してもらうためです。

今後も生徒の意見も聞きながら柔軟な対応をしていきます。

こういうことは、大規模化と低価格化で勝負するようなスクールでは構造的に難しいです。

スクールを選ぶときに一番わかりやすい要素が受講料なので、クリプテックの優位性を理解してもらい選んでもらうということは正直難しいです。

広告をうってもなかなか伝わらないので、TwitterのDMで個別に無料で相談を受け付けたり、こうやってnoteを書いています。

嬉しいことに毎月ちょっとずつ生徒が増えています。

今後は大規模化しすぎない程度に、ゆっくり成長していきたいです！

いっきに増えたものはいっきに減りますからね。

最近は、クリプテックは自動車学校と似ているということに気が付きました。

クリプテックは生徒にそれなりにやる気があって時間を割いてくれるなら、必ず開発ができるようになってもらいます。

ググり力や

ネットに溢れる技術系の記事を読めるくらいの読解力

を身に着け、プログラミングにおける問題解決の手段を教えることで、誰かに教えてもらわないとスキルアップができないという状態は最低限突破させます。

そもそもネットに情報があふれているので、それを読み解く力があればプログラミングは独学でも学ぶことができます。

つまりクリプテックに入ってそれなりにコミットすると、それ以降プログラミング学習に大きなお金をかける必要がありません。

自分で書いていて、かなり強気な発言だな～と思いますが、そのくらいは達成してもらえるようにしています。

だから、自動車学校に行くのと似ています。

自動車学校に通えばほとんどの人は自動車を運転できるようになります。

基礎的なスキル獲得に必要な時間とお金の目安も似ているし、基礎が身につけば後は公道を走っているうちにスキルアップするという点でも似ています。

あるコストをかければ、かなりの確度で得られるスキルがあって、しかもそれは重要度が高い。

私は、自動車を運転するのと同じくらい、プログラミングスキルが重要だと思っています。

それなのにクリプテックに通う大学生より自動車学校に通う大学生の方が圧倒的に多いという事実があります。

これは悔しいですね！

もっとがんばらないとなと思います。

大手プログラミングスクールとは価格帯も柔軟具合も戦略も違うので、どちらかというと自動車学校の方が競合相手です。

大手スクールやその他の教材はプログラミングの重要性を啓蒙し、非常に学びやすいものにしてくれていて、多くのエンジニアを生み出してきたので、とても重要な役割を担ってくれています。

それに対しわたしたちは、

プログラミングの重要性に気づいて、それなりにコストをかけることで、しっかり学びたい、確実にスキルアップしたい、それによって価値を生み出せるようになりたい、という人たちに対する厚い受け皿になるという役割

を果たしていきます。

ふと考えてみると

プログラミングに限らず、

その他新しい趣味を始めてみる、や

旅をする、など

多少のコストをかけることで得られる経験やスキルは色々とあって重要なものが多いな～と感じます。一方で、自動車学校はあまり深く考えずにとりあえず通っているという印象があります。

自動車学校に通おうと考えている学生さんはほかの選択肢も考えてみるといいかもしれないですね！

その選択肢の一つにクリプテックに通うという選択肢も加えてくれたら、とっても嬉しいです！

クリプテックではプログラミング学習に関する相談、エンジニアのキャリアに関する相談を公式TwitterのDMで回答しているので気軽にメッセージ下さい！

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