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ビットコイン(暗号通貨)チャートで学ぶテクニカル分析シリーズ

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ガチホでは全然儲からないので、テクニカル分析で売ったり買ったりする方法を整理していきます。1日2~3回の売買で月利30%くらいを目指したい方向けです。
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記事一覧

5-2. ビットコイン(暗号通貨)相場でトレンド転換を読む ~チャートパターンの活用編~

5-2. ビットコイン(暗号通貨)相場でトレンド転換を読む ~チャートパターンの活用編~

チャートパターンは売り方と買い方の決戦の縮図です。双方の心理と力の強さが現れます、美しいですね。

さて、いずれのチャートパターンとレンジ内の高値圏と安値圏で3回ずつ戦ってどちらかに抜けることが多いですから、2山3谷 or 3山2谷の形状になります。

例外としてダブルトップ(2山1谷)やダブルボトム(1山2谷)、V天井(1山0谷)やV底(0山1谷)がありますが、これは、売りか買いの一方が極端に強

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[目次]ビットコイン(暗号通貨)トレードで学ぶテクニカル分析シリーズ

まだまだうまい方々には全くかなわないのですが、自分も大分勝率が上がってきたような気がするので、自分のトレード手法を完成させるために、思考整理を兼ねていろんなテクニカル理論や指標を使ったトレード手法をまとめていきます。

テクニカル分析はいったん浅く広く学び、自分の性格やその銘柄にあうものをじっくりと選定していくのが重要です。

私が現在暗号通貨のトレードで使っている理論や、これまでに検証したけど直

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5-1. ビットコイン(暗号通貨)相場でトレンド転換を読む ~ロウソク足の活用編~

5-1. ビットコイン(暗号通貨)相場でトレンド転換を読む ~ロウソク足の活用編~

ロウソク足に現れるプライスアクションパターンから相場心理を読み取り、トレンド転換を予測する

ロウソク足は日本で生まれたチャートの記法で、最近になって世界中で使用されるようになったそうです。日本で生まれ育った私たちはあたりまえにロウソク足のチャートを見ていますが、実はこれはありがたいことなんですね。

ロウソク足チャートには始値、終値、高値、安値が表示されますから、線グラフチャート等よりも、相場参

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4-2. インジゲータとビットコイン(暗号通貨)相場 ~ボリンジャーバンドを使ったトレード編~

今日はボリンジャーバンドをビットコインの相場で使う方法を書いていきますね。

1. ボリンジャーバンドについて覚えないといけないこと(勉強編)

最初は覚えるのは、下の2点だけだけで良いと思います。

・紫の線が移動平均線(図では23日移動平均線)。
・上下の水色の線が偏差値70と偏差値30の線(±2σの線と呼びます)。

±2σの線は、過去一定期間の値幅を元に、偏差値70と偏差値30となる価格を

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4-1.  インジゲータとビットコイン(暗号通貨)相場 ~お気に入りのインジゲータを見つけよう~

さて、今回から何回かに分けて、インジゲータ(指標)について書いていきます。インジゲータはお気に入りのものを2~3個見つけて使用方法を磨いていくのが重要だと考えています。多くても少なくても良くありません。

トレードは天気予報よりはやさしいあくまでも私の考えですがトレードは下記のどれか一つでも当てられたら勝てます。天気予報士は、風も雨も気温も当てないと怒られるわけですが、トレーダーは雨が降るのかだけ

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3-3.  移動平均線とビットコイン(暗号通貨)相場 [後編] ~MACDを根拠にした売買~

3-3. 移動平均線とビットコイン(暗号通貨)相場 [後編] ~MACDを根拠にした売買~

こんにちは、今日は移動平均を活用したトレードの3本目として、MACDに触れていきます。短期足を使ってデイ&スイングトレードする際には、どの期間の移動平均を使ったらよいかが難しいという問題点があると書きました。

そのほかに、実はもう一点大きな問題点があります。チャートを出して説明します。

1. 移動平均を使ったトレードの弱点ビットコイン4時間足 +12期間移動平均(橙)  +26期間移動平均(

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3-2. 移動平均線とビットコイン(暗号通貨)相場 [中編] ~グランビルの法則で覚えるエントリー(利食い)ポイント~

移動平均線を活用したトレード手法の続きです。

今回は移動平均を活用したトレードのエントリーポイントについて学んでいきます。平均がわかっても、実際にどこでエントリーしたら良いかわからないですよね。

移動平均を使った全てのエントリーポイント(買いと売りあわせて計8箇所)を、グランビルの法則に沿って理解していきましょう。

今回は、前半でお勉強していただき、後半で実際のチャートを見ていきます。

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3-1.  移動平均線とビットコイン(暗号通貨)相場 [前編] ~移動平均がもたらす相場心理~

今日は移動平均線を活用したトレードについて書いていきます。暗号通貨界隈でもっともシンプルに、かつ暗号通貨以外のトレードの場面でもお役立ていただけるように解説していきますのでお読みいただけたら幸いです。

暗号通貨のトレーダーではあまりみかけない気がしますが、移動平均線とダウ理論だけを使ってトレードして勝っている方が世の中には多く存在します。

何故、移動平均は大事なのでしょうか?

ビットコインの

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2-2. エリオット波動理論とビットコイン(暗号通貨)相場 [後編] ~実際に波を数えてみる~

本日は、エリオット波動理論の後編を書いていきます。

前編はこちら↓

実際にビットコインの波動を数えてみましょう前編でも書いたように、エリオット波動を数える際には、大きな長期の波、中期の波、短期の波の順でかぞえていきます。

銘柄によってどの足を使うと勝率が高まるのかは異なるのですが、ビットコインの場合は歴史が浅いので、他の金融商品よりは相対的に短い足で数える必要があります。

大勢波動(月足か

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2-1. エリオット波動理論とビットコイン(暗号通貨)相場 [前編] ~エリオット波動理論の概要~

こんにちは、くりぷとぺんぎんです。

今日はエリオット波動理論についての前編を書いていきます。

エリオット波動理論は、ダウ理論の応用研究ですので、前章であるダウ理論に関する理解が不十分だと感じる方は先に復習してくださいね。

エリオット波動理論は非常に破壊力のあるツールであるため、ダウ理論を踏襲して使用しないと逆に損失を膨らませる可能性があります。

暗記すること(ひとまず3つだけ覚えれば良い)

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1-2. ダウ理論とビットコイン(暗号通貨)相場 [後編]

さてダウ理論の後編を書いていきます

前編はこちらです→ ダウ理論とビットコイン相場前編

原文4.平均は相互に確認されなければならない
複数の平均的指標が存在する場合、その両者に同じシグナルが見られないなら明らかにトレンドとして捉えることは出来ないと考える。もっともシグナルが同時期に出現する必要はないものの、直近においてシグナルが発生していればトレンドとして捉えるべきであり、且つ可能な限り同時期

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1-1. ダウ理論とビットコイン(暗号通貨)相場 [前編]

1月からの下落相場において、ダウ理論を知っていた方とそうでない方ではかなりの差が出たと思います。

ダウ理論さえ知っていれば他を覚える必要がないという猛者がいるくらい重要だと考えています。

学生の頃、数学が得意な友人が公式は導けるから覚えていないと自慢をしていて妬ましく思っていた記憶がよみがえります。

さて、ダウ理論は6個の理論から構成されていますが、ビットコイン相場において特に重要なのは6番

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