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フィボナッチ比率やバブルチャートから長期におけるBTCの価格を考察する。

皆さんこんにちは、主にアルトコインをトレードしているFamasonと申します。
今回のnoteではBTCの価格を過去の様々なバブルチャートやテクニカルを用いて考察し、いくつかのシナリオを考えていきます。
このnoteを作成した理由は、フィボナッチ比率を用いた分析による長期のBTCの展望及びそれに対する考察を加えている日本語の記事に必要性を感じたからです。
フィボナッチ比率があらゆるチャートにおける長期の展望を客観的に分析できる指標としていかに役立つかも伝えられれば良いなと思います。
このnoteは9割無料で読めるので、読んでよかったと思った方はRTなどで拡散したり、サポートや購入して頂けるととても嬉しいです。

※残りの1割ではバブル前に起こるアルトとBTCの相関・性質(暴騰における先行性)やイーサリアムのサポート価格についての分析及び買い方についての内容になります。

まず始めに・・・


「どこぞの馬の骨だか分からない奴の考察なんて当てにできるか」という声も聞こえてきそうなので、まずは私のこれまでの考察を先に記しておきます。

いきなり手書きのチャート画像ですみません笑
きっかけは今年の3月に起こったトリプルボトムの否定です。
20日かけて作られた綺麗なトリプルボトムが大口によってあっさり否定されました。ここから私はBTC及び仮想通貨のバブルが弾けたことを視野に入れます。

それからNY銀先物や日経、マーケットサイクルなどの様々なバブル崩壊のチャートを分析し、6月の時点でBTCが3800~2800ドルまで下がる可能性が高いことを予想しました。

そしてその後のチャートの形や日足の値動き、相場観から9月の時点で11月にBTCが3800~2800ドルまで下がるところまで分析できました。ちなみに現在(11月27日)のBTCの価格は3891ドルです(BitFinexレート)。
一応100ドル単位で価格推移を考察できていたという前例を踏まえた上で、BTCの長期における価格を分析して予測していきたいと思います。

過去の様々なバブルチャートからBTCのシナリオを絞っていく

プロダクトや時間軸は違えど、バブルチャートはどれも似た形を形成します。これはフラクタル理論やフィボナッチ数列、エリオット波動などの共通の要素からチャートが形成されるからですね。

上記の三つの要素は長期でチャートを考察する際に大事な分析方法なので、知らない方は読んでおくといいかもしれません。
それでは過去に起こったいくつかのバブルチャートを見ていきましょう。

任天堂の株価チャート

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任天堂の月足です。
2003年の株価8700円から上昇が始まり、2007年末に70000円を突破。
その後4年半ほどかけて8700円まで暴落しています。
とても分かりやすい全戻しのバブルチャートですね。ビットコインの値動きに似ていると感じた方も多いと思います。少しズームしてみます。

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2本のサポートラインを引いてみました。こうすると分かりやすいですね。
現在のBTCは任天堂チャートでいうと矢印の辺りでしょう。
エリオット波動を引いてみると以下の具合になります。

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より分かりやすいと思います。
強いサポートラインと5波が重なり強力な底を形成していますね。
BTCも似たようなチャート形成をして暴落が終わると考えています。
他にも見ていきましょう。


NASDAQ100指数のチャート

NASDAQ100指数とは、NASDAQに上場しているアメリカの金融企業を除く上位100社の株価を平均した数値のことです。
こちらのチャートを見ていきましょう。

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NASDAQ100指数の週足です。
この指数が作られた1985年から緩やかに上昇し続けていましたが、本格的な上昇は1996年8月から始まりました。当時の数値は約700。
そこから3年半かけて2000年3月に4800まで上昇、その後バブル崩壊が起こり2002年の9月に800まで暴落。約2年半の暴落期間がありました。
これは世間一般ではドットコム・バブル(ITバブル)と呼ばれていますね。
マイクロソフトやインテル、ヒューレット・パッカードやDell、Google等が台頭してきた年代です。
それではチャートを分析していきます。

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エリオットとフィボナッチを引いてみました。フィボナッチの0始点を二番天井(エリオット第二波の始点)にしているのには理由がありますが、手法に関わる内容なのでここでは言及しないでおきます。
上場以来の最安値である105を1とし、バブル当時の二番天井である4098を0始点として分析すると綺麗なフィボナッチチャートを描いています。0.786を一時的にオーバーシュートで割りますが、その後急激なリバによってショートカバーされていますね。
0.786が二番底となり再度上昇チャートに転換しているのが分かります。エリオット波動的にもフィボナッチ的にも強力な底示唆がなされていますね。


上記の二つのバブルチャートから・・・

他にも日経平均株価やNY銀先物などの様々なチャートにおけるバブル崩壊時の値動きを見つけることができますが、キリがないので省きます。
上記の二つのチャートと現在のビットコインのチャートは似ていることがわかると思います。暴落時のチャートは共通する点が多いのです。
ここでマーケットサイクルの画像を見ていきましょう。

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Twitterでも何度か話題になっている画像ですね。
ほとんどのバブルチャートがこのような形になっています。これらの前提を踏まえてビットコインの価格推移に移っていきたいと思います。

ビットコインのサポート価格を考察する

これからフィボナッチとラインを使っていくつかのBTCのシナリオを考えていきます。まずは私が一番可能性が高いと考えているケースを紹介します。

第一のシナリオ

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BTC/USDの週足です(BITFINEXレート)。
これは週足の実線における最高値を0とし、今年に何度も反発を繰り返した6000ドル辺りの強力なサポートを1と仮定した価格推移の考察です。次回の大きなサポートラインは1.382の1100~1300ドル付近であり、オーバーシュートで一時的に1000ドルを割ると予想しています。ライン分析から時期は2019年の4月〜10月になると考えています。


第二のシナリオ

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BTC/USDの月足です。
第二のシナリオは、月足の最高値をフィボナッチの0.236に値すると仮定し、この前割った6000ドル付近のサポートラインを1と仮定したケースです。「実線の最高値を0.236?」と思うかもしれませんが、週足で見るとこうなります。

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週足で見ると二番天井が0始点となっています。
つまりこのフィボナッチは月足・週足視点共に強力な引き方だということが分かりますね。
そして1.382の値とBTCの初期暴騰時のショートカバー(チャートのSupportPoint)が重なっているため、一つの大きな節目になると予想していますが、ここが底になるほど今回の暴落が弱いとは考えづらいので、第一のシナリオのサポートまで下がる可能性の方が高いと考えています。
このシナリオでは2019年の3月〜9月の間にBTCは実線で1800ドル付近まで下がります。

BTCは上記の2つのシナリオのいずれかになる可能性が非常に高いです。

理由としては過去のチャートから考えても良いサポートラインとなっているからです。
過去のチャートをフィボナッチを用いて考察していきます。

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これは2013年に起こったBTCの第一次バブル時のチャートです。
2013年の最安値の6.4ドルを0始点、第一次バブル時の最高値である1175ドルを1と仮定します。
すると1は第一のシナリオのサポートラインとほぼ同値。
1.618が第二のシナリオのサポートラインとほぼ同値になることが分かります(第二のシナリオで言及したショートカバーはこのフィボが効いたために起こりました)。
よって上記で私が記した二つのシナリオは2013年からサポートされている点も踏まえて、機関投資家視点からチャートメイクしやすいのです。

最後に・・・

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より細かいサポート価格を知るために、0ドルを始点とし、日足二番目の最高値髭の19500ドル辺りを4.236にした際のサポート価格を述べていきます(BITFINEXレート)。
・3619ドル(現在(11/28)のBTCはこのラインで反発しています。)
・2845ドル
・2302ドル
・1759ドル
・1087ドル です。
ちなみにBTCのエリオット波動からフィボナッチ比率を考えても第一のシナリオと似た結果になります。(フィボラインが似た価格だから当たり前なのですが・・・)

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日足の最高値から引いたエリオットインパルス波動です。0始点を最高値、今年の2月に起こった1回目の大きな反発(6019ドル)を第3波の終わりとして1と考えた場合、第5波の終わりは約967ドルとなります。
このことからもBTCは2019年の後半に1000ドルをオーバーシュートする可能性が高いことが分かります。


まとめ

以上の考察を踏まえて、BTCは二つのシナリオに分けることができます。
・2019年の3月〜9月に実線で1800ドル付近まで暴落。
・2019年の4月〜10月に実線で1100〜1300ドルまで暴落。(一時的に1000ドル割る可能性大)
です。
ちなみに私は1500ドルを切るまでBTC及びアルトコインを買おうとは思いません。
ここを底と仮定してアルトコインを仕込めば100倍も容易だと考えています。BTCが底を打った時に買うべきだと考える銘柄(アルトコイン)に関する記事はこちらです↓

主にBTCが底をついたときに私が買いたいと考えている海外の有望な銘柄が記してあります。銘柄の技術面などの細かい紹介やチャート分析、期待値の高い買い方等を1万文字以上に渡って記しているので読んでいただけると嬉しいです!

最後に・・・

ここまで読んでいただきありがとうございました。BTCがしっかり底をつけた上で、BTC及び仮想通貨の復興を心から願っております。読んでよかったと思う方は記事の購入やTwitter等で拡散していただけると嬉しいです。

バブル前のアルトとBTCの逆相関から
価格暴騰の性質(先行性)を分析する。

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