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速報!GMinerもLHR対策版が本日リリース。LHRでもワッパ(Effe)が良い模様

GMinerの最新Beta版にLHR対応機能が追加された物がリリースされました。

GMiner 2.67 BETA

残念ながら私はLHRのGPUを持っていないので試せないのですが、リリースノートには次のように記載されています。

partial LHR cards unlock without additional power consumption
use --lhr 1 to force enable unlock for RTX 3060 V1
use --lhr_tune1/lhr_tune2 to tune unlock parameters, positive values increase performance, negative values decrease probability of lock

追加の消費電力なしに一部のLHRカードをアンロックする。
RTX 3060 V1は強制的にアンロック(何%のパワーになるんでしょう)。
それ以外のGPUはパラメタで使う人が設定してくださいね、と。

それ以外の3060V2や、LHRと明示されたGPU、3070tiや3080tiでのアンロック具合が気になりますね。

OC設定、GPUごとによってLHRが機能するかどうかが異なるのでしょう。lhr_tune1でパラメタを上げたり、lhr_tune2でパラメタを下げたりして、ロックされない丁度いい場所を探していかないといけないのでしょう。

GMinerでのLHRでの動作報告

3080TIで234Wで87MhsのレポートがYouTubeに早速上がっていました。
3090が124Mhsぐらいが限界であり、3080TIも類似したスペックのため、その70%ぐらいである87MHsというのはある程度納得の行く数値です。


以前以下のNoteで紹介した際にはNBminerで3080tiで290Wで77MHsが見つけたYouTube動画では一番高かったので、NBminerを超えるパフォーマンスが出せるかも知れません。

3060ti LHRでは95Wで42MHs出ている動画がありました。

95Wで42MHs出るのであれば3080(NonLHR)とワッパ同等、3090や旧世代機よりは良く、3070(NonLHR)よりワッパが悪い程度であり、お安め価格である3060tiにしては「こいつやるぅ!」というぐらいの性能はあると思います。

Radeon RX 6600XTにワッパは劣りますが、もし95Wで42Mhsが安定的に出せるなら、今後のマイニング用GPUの選択肢として一気に先頭に躍り出るかもしれません。

NBMiner vs GMiner

手元にGPUがないので検証できません!ぜひ試してみてください!
動画を見る限りは異なるアプローチで実装されているように思えるので、持っていらっしゃる方は両方のマイナーを使って様子を見てみると良いと思います。

もしくはあと1週間ぐらい待てばYouTubeにもっと動画が増えるでしょう(たぶんロシア語)

HiveOSでもGMinerのLHR版をサポート

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HiveOSの最新版でも異例の「BETA版」のGMiner b2.67 への対応アップデートが行われました。今までは正式リリース版のマイニングソフトしか主には対応していなかったので、HiveOS側も「これは!!」と思うアップデートだったのでしょう。

3080TIのAmazonでの販売価格

最安はGainwardの17.8万円。次点でZotac18.5万円。ハイエンドモデルだとMSIのSUPRIMが20万円切り。

3080TIは3090のメモリが減っただけのバージョンみたいなものなので、ゲーミング性能は3080よりも格段に上です。そして今NonLHRの3080のフリマ・ヤフオク価格は20万円を超えるほどです。

転売品の3080(NonLHR)を買うべきでは有りません!
3080TIを新品で買ったほうが、ハッシュレート当たりの取得単価は安いです。そしてゲーム性能、リセールバリューは上です。どっちを買うべきかは明白ではないでしょうか。


おわりに

LHRでマイニング制限をNVIDIAがかけてきましたが、3080TIなどは3090からメモリを削減して、値段を3080と大差ないレベルまで下げた物なので、LHRを多少回避できれば、3080を20万円みたいな馬鹿げた価格で買うことなく、3090の70%程度のハッシュレートが出ます。消費電力は若干NonLHRよりも多い、ワッパは良くないですが、GMinerは消費電力は変えないままのLHRへの対策アルゴリズムを実装していっているようです。

さすがにLHRを完全突破することはないと私は思っていますが、NBMiner、GMiner、どちらでも概ねでそうな69%の性能であっても、今の転売価格のNonLHR品を買うよりはハッシュレート当たりの取得単価は低くなるのではないでしょうか。

3090も値上がりし、バルク20万円、新品24万円~だった先月から30万円弱まで値上がりしています。30万円で124Mhsよりは18万円で87MHsのほうが若干お得です。3080TIも値上がりしていくかも知れませんね。

日々マイニング、仮想通貨界隈は新しいソフト、アルゴリズム、相場、法律などが出てくるので情報のキャッチアップが大変ですが、最善と思う選択を出来るようにしつつ、イーサリアムがPoSに移行するまでの残り半年ほど、マイニングを楽しみましょう!

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