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その扉、外からは開きません。

きょうは朝から晩まで
あっと言う間でした。

とは言え今朝も3時半起きして
自分の気持ちをノートに綴ったり
スケジュールの整理したり

あと先日カラオケに行った時に
自分の歌を録画したものを見返したり
そんなことをしてたらすぐに
数時間経っちゃって。

なんで?!
3時半起きしてるのに!
これもイヤイヤではなく
起きたくてウズウズして、のことなので
まっったく苦ではなくて
むしろ楽しんでいるのですが…。

それでも時間ってまだまだ欲しくなっちゃう。
日中、うまいこと昼寝タイムを作って
無理はしていないんですけどね。

で、書き物とか終えたら
そこからまた長風呂するわけです。

ずいぶんゆっくりと過ごしてるじゃないの、
って思うんですけどね
全然時間が足りない…。

使い方や過ごし方の質が
何かズレているのかな、と見直したいところです。

いつもなら、その風呂タイムで
noteを書くのに
きょうはその時間が持てず…

立て続けに珍しく
レッスンが目白押しの一日で
今までお仕事だったわけです。

こんなにギッチリ埋まることって
あんまりないので面白かった。

疲れたっちゃあ疲れたけれど
疲労ではなく、充実、かな。これは。

きょうこちらに書きたいことは
なんなんだろうー?って考えると…
うーん。

きょうのレッスンについて
書いてみたいと思います。

中学1年生の男の子のこと、書きます。
小6からレッスンに来てくださっている子です。

彼はインテリ感溢れていて
モテるんだろうな〜、って感じの子で。

選ぶ曲のチョイスが
信じられない。いつも。

T字路sとか。
知ってますか?T字路s。
激渋ですよ、わたしゃ知らなかった。

こんな、憂歌団みたいな
枯れた声の女性がいるのか、と腰抜かしました。

そんなテイストとか
ひと味もふた味も好みが
イマドキの子ってやつとは違うんですねぇ…。

そんな彼が今月取り組んでいる歌は
「さすらい」です。
奥田民生さんの。

もうー…良いに決まってるー!
アコギで弾き語りとか!

わたしが選んだんじゃなく、ですよ
まだ12歳の男の子が
まだ産まれてもいない頃の歌を。
しかも、さすらい、ですよ。

いいねぇ〜〜!

で、いまやってるんだけど
やっぱりこう言う歌は
バァーンと男気溢れて歌いたいですよね。

で、せっかくなので
発声のことも伝えさせてもらって
その通りやってくれると…
いいんだ!またこれが!!

しっかり音程を取らなくちゃ!とか
間違えないようにしなくちゃ、といった
お利口な考えは他所に置いといて
叫ぶように歌うわけです。

まぁそれも、人によりですがね。
そういうアドバイスも。

音程とか気にせず歌うような方の場合
そのような心持ちになってもらっちゃうと
ただの雄叫びになってしまいますけど

だいたいレッスンを受けに来て下さるような方は
自分さえよけりゃいい
気持ちよけりゃいい、というような
スタンスではない。


音程をしっかり取らなきゃ、とか

間違わないようにしなくちゃ、と
気を配る方々が大半です。

勿体ないくらいに
気を持っていかれてる
気にしすぎている人がおおかったりします。

だから、
音程なんか気にしないで、という
振り切ったアドバイスが通用するわけですね。

ジャイアンタイプの方に
そんな乱暴なアドバイスをしてしまったら
もう収集つかなくなるけれど

ちゃんと間違わないように歌おうとしている
そんな傾向がある方には
是非取り入れて欲しいエッセンスですね。
間違える前提で歌う、ということを。

間違えてナンボ、くらいの感じです。
いや、間違えて当然でしょ!くらいの
開き直り感です。もはや。

自分をいじめる思考に対して
取り合わないこと。

反省とか要らないです。本当に。
間違えたことに対して。

あぁ、自分はいま間違えたわぁ、

以上。
おわり。です。

間違えたら
「ええ、間違えましたけど?何か?」みたいな。

失敗に対して
ダメだ、とか下手だ、とか
あらゆるジャッジは本当に要らないです。

あぁ、自分はいまこの歌を
まだ覚えていないんだなぁー

とか


高い箇所が来ると
キュウーっとのどが詰まるわぁー

とか

現状把握、観察、のみ。
ジャッジとか要らない。です。

だって、間違えた箇所への分析は
わざわざ取り組まなくても
しちゃってるはずだから。

その分析にプラスして
自分にダメ出ししているだろうし。

そのダメ出しによって
叩き上げて上達すると信じてるわけです。

ダメ出しとか本当に要らないです。

叩き上げて成長する人は
セルフイメージが高く
揺るがない自信がある人という
前提条件があるはずです。


…とまぁ

ずれにずれましたが。
話が。

音程は気にしないで、と
心に留めて歌ってもらった「さすらい」
そりゃもうかっこよかったですねぇ

さすらいもしないで
このまま死なねえぞ
さすらおう

なんて思い切り歌う、こんな歌
ギターで弾き語る
男の子がクラスにいたらどうですかもう!!
眩しくて直視できないでしょもう!!

いやー!かっこよかった!

今の中学生は
もろに、この数年の
流行り病の影響を受けて
体育の時間に声出ししたりしないし
合唱とかもなかったらしいです。

だから、大きい声を出すってことが
いまいちよくわからない、っていう
感覚の子が多くて。

デカい声出せばいいってもんじゃないけど
デカい声出さなきゃ開かない
扉みたいなもんはありますよね。

もうねその扉を
ドッカンドッカン
開けまくってもらいたいんですよ。

ていうかそういう扉
めちゃくちゃありますよね。
自分の内側には。

あ、これ扉だったの、みたいなのもあるし。

開けば開きます。
開かなければ開かないです。

外側からじゃ開かない。
内側からしか開くことができない扉。












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