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今週の良かった新曲感想【11/27~12/3】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。11/27~12/3リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『不屈ダイヤモンド』/ 柊エル

 個人勢でREALITYとYouTubeで活動している、顔面最強少女Vsinger、柊エルの記念すべき初のオリジナル楽曲。作詞・作編曲:雪乃イト。正確には11月26日リリースなのでピックアップ反則なんですが、お許しを。
 と云うのも、どうしても紹介したい位には素晴らしい曲だったので。爽やかなバンドサウンドが織り成すグルーヴが気持ち良いロックナンバーで、ピアノに加えてブラス系のシンセによるキラキラ感も最高。1stオリ曲らしい推せる歌詞、エモーショナルで力強いメロディが本当に胸に迫ると云うか、ガチでオタクに刺さる。可愛いだけじゃない、感情がしっかり乗った伸びやかでエネルギッシュな歌声も好きです。


#2『うさぎ the MEGAMI!!』/ 兎田ぺこら

 VTuberグループ「ホロライブ」所属の3期生、兎田ぺこらの1stアルバム。これまでにリリースしてきた『ぺこらんだむぶれいん!』や『いいわけバニー』などに加え、picco、Medansy、板垣祐介など豪華な作家陣が制作した新曲が4曲収録。
 ぺこらの様々な魅力が引き出されつつ、いよいよ明後日12月6日に迫った1stライブをかなり意識してるであろう素晴らしい1枚でした。Tr.1「兎座ストーリー」はpicco流のフロアライクでエモーショナルなメロディを、スケール感のある仕上がりに。サビに合わせた声出しパートがあるのも良き。続く、Tr.2「最強女神†ウーサペコラ」は先行リリース曲ですが、やっぱ最強ライブソング爆誕。って感じですね。"ぺこちゃーん!"って叫びたすぎる。Tr.3~Tr.6は既存曲ですが、これらもライブ映えする楽しい曲だったので非常に楽しみです。なんてったって、ナナホシ管弦楽団、ナユタン星人ですからね。Tr.7「昇天直前Love it LIVE」はMedansy節全開でオタク心を掴むライブで大盛り上がり間違いなしなアイドルソングに。そして、ラストTr.8「キミと見たい景色」は想いのこもった歌詞が沁みるエモーショナルなバラードナンバーでエンディングに相応しい1曲でした。ライブでも確かな余韻を残してくれる事でしょう。当日本当に楽しみです。


#3『コラプション』/ みそらみみ

 "貴方の心に寄り添った音楽を"をコンセプトに歌ってみたを投稿し活動しているVsinger準備中(2024年1月にLive2D化!)、みそらみみの記念すべき初のオリジナル楽曲。作詞・作編曲:梔。
 インパクト強烈な荒ぶるサウンドに自ずとテンションが上がる疾走感抜群のロックナンバー。ベースバキバキすぎて好き。かなり派手派手なシンセも印象的なんですが、ただそれに負けない芯のある歌声も確かな存在感があり、キレのある響きが美しかったです。


#4『SANTA GIRL』/ Mia Muse

 ミューズ星から地球征服(歌)する為にやってきたVsinger、Mia Muse(ミア・ミューズ)の記念すべき初のオリジナル楽曲。作詞・作編曲:Mia Muse。
 煌びやかなイルミネーションに彩られた街並を想起させる、一足早いクリスマスソング。素朴だからこそ輝く美しさと、身近で親しみやすいメロディがどうしようもなく刺さってしまいましたね。澄み切った優しい歌声で、相手を意識した歌いかける様な感情表現もステキでした。


#5『カタチのないもの』/ 涼海すずみネモ

 774inc.運営のVTuber事務所「ななしいんく」所属のVTuber、涼海ネモの2曲目となるオリジナル楽曲。作詞・作編曲:MIMI。神椿コンポーザー強し。
 美しくて切ないピアノが奏でる旋律と、ネモたのガラス細工の様に繊細でありながら芯の強さもある歌声に心を揺さぶられる1曲。まさにエモーショナルの極致。あらゆる人の心に届くと云うか、聴く時の心境やシチュエーションによって聞こえ方、受け取り方が変わってくる深みがありますね。


#6『Tailwind』/ かなえ

  にじさんじ所属バーチャルライバー、叶の2ndシングル。先行リリースされた表題曲「Tailwind」(作詞:hotaru、作編曲:eba)はTVアニメ『オーバーテイク!』OP主題歌にも起用されています。
 Tr.1「Tailwind」は頑張る人の背中をそっと押すような爽やかな応援歌で、叶さんの優しく心地よい歌声の魅力も引き出されてますね。Tr.2「Always be here for you」はジャズライクな大人っぽい雰囲気と華やかさがとても良き。Tr.3「Tepid」も同様にリラックスした雰囲気の横ノリ系で、コーラスによる美しさとちょっぴりエモーショナルなメロディが好き。


#7『ホロホーク』/ 鷹嶺たかねルイ

 VTuberグループ「ホロライブ」所属6期生holoXの女幹部、鷹嶺ルイの新曲。作詞・作編曲:すりぃ。11月27日に開催された2周年記念ライブにて初披露されました。
 すりぃさんらしい、抜けの良いバンドサウンドと強烈な中毒性のあるキャッチーなメロディが最高でした。"高嶺の花"の様に自信を持ちたいし、"能ある鷹は爪を隠す"と云う様にひけらかす事はしないけれども、本当はもっと知って欲しくて身近に存在でありたいとジレンマ的な想いが込められた歌詞もステキでした。加えて、元々歌には自信が無かった彼女がここまで色んな表情を覗かせてくれる歌唱を魅せたくれた事にも驚きを隠せませんでしたね。


#8『右左君君右下上目きゅるんめちょかわ!』/ 沙花叉さかまたクロヱ

 VTuberグループ「ホロライブ」所属6期生holoXの掃除屋でインターン生、沙花叉クロヱの新曲。作詞:沙花叉クロヱ、作編曲:Neko Hacker。11月29日に開催された2周年記念ライブにて初披露されました。
 昨年Tiktokでバズリ散らかした『人生リセットボタンぽちーw』を持つ彼女が再びバズり狙いの曲をリリース。二段構えのサビの、振り付けもある二段目がそこに相当するんですが、確かに計算されてますね。一度聴いたらクセになるキャッチーなメロディも得意なネコハカがタッグを組んだのも頷けますし、更にKawaii Future Rock要素が入った電波ソングな一面も視えて嬉しかったですね。ちゃんとオタク受けもイイ。


#9『風を仰ぎし麗容な』/ 風真いろは

 VTuberグループ「ホロライブ」所属6期生holoXの用心棒、風真いろはの新曲。作詞:牛肉、作編曲:雄之助。11月30日に開催された2周年記念ライブにて初披露されました。
 神椿コンポーザーがホロライブと交わるのは恐らく初。雄之助さんらしい色鮮やかなオシャレサウンドが光る和風EDM的な仕上がりで、甘美でエモーショナルなメロディが美しい。クールさだけでなく、サビに関しては力強さも勢いよく前面に出てきてカッコイイですね。ござるの凛とした可愛いらしい歌声とのギャップがこれまた良い。


#10『饗宴ソリダリティ~SHAKE★NABE~』/ 秘密結社holoX

 VTuberグループ「ホロライブ」所属6期生、ラプラス・ダークネス、鷹嶺ルイ、博衣こより、沙花叉クロヱ、風真いろはからなる秘密結社holoXの3rdシングル。作詞・作曲:宮腰侑子、編曲:坂本夏樹。2周年記念ライブにて初披露されました。
 holoXの伝統芸みたいになってきたお祭りライブナンバーではあるんですが、サウンドがヘヴィなので様子がオカシイなと思ったら、まさかのラウドロックスタイルの歌メロが最高な上に、ブレイクダウンもモッシュ必至すぎて笑いましたw 実際に闇鍋配信をするくらいには賑やかで団結力のあるholoXのパワーと空気感、絆が示された素晴らしい1曲になったなと。


#11『Safe by your side』/ Lua Asuka

 株式会社LOYが運営する海外向けVTuber事務所「Production kawaii」所属2期生のパラレルワールドの歌姫、Lua Asuka(飛鳥瑠藍あすかるあ)の記念すべき初のオリジナル楽曲。作詞:Lua Asuka、作編曲:wasi。
 ストリングスやピアノの響きが美しい壮大なロックナンバー。アニソンとして起用されてもおかしくない雰囲気があって、美しさを保ちながらもサビメロでは勇猛果敢な力強さが出ているのが魅力的ですね。鋭くも儚い歌声、滑らかさがある歌い方も惹きつけられるモノがあります。


#12『不可逆サバイバル』/ 瀬戸乃とと

 Vsingerプロダクション「ライブユニオン」所属、瀬戸乃ととの新曲。作詞:芦田菜名子、作曲:芦田菜名子・宮﨑志音、編曲:宮﨑志音。12月2日の『新3Dモデルお披露目記念ソロライブ』にて初披露されました。
 エッジとキレ、インパクトのあるサウンドが際立ち、ラップも織り交ぜたスタイリッシュでクールなメロディがカッコよすぎるロックナンバー。ドラマティックな展開も好きすぎる。生まれ変わったとと様の姿と共に、美しさと力強さが同居した歌唱力を示すには十分すぎる魅力が詰まってました。


#13『Nacollection4』/ 藍月なくる

 一二三(Hifumi,inc.)所属、リアルとバーチャルを行き来するインターネット発のシンガー藍月なくるの8thアルバム。3年ぶりとなる「なこれ」シリーズで、過去YouTubeへ投稿した「ヘヴンリィ」「Monodrate」「トワイライト」などを中心にカバー曲も含めた全6曲を収録。10月29日の同人音楽即売会M3にて頒布されましたが、サブスク配信も解禁されたのでご紹介。
 新規曲はTr.1「Cosmodiver」のみとなりましたが、カバー曲がTr.4「閃耀」は最高。Feryquitousさんとの繋がりができたとは云え選曲がナイスすぎる。お陰で全体的にもカワイイ系が身を潜め、クールでカッコイイ曲が揃いました。透き通る繊細な歌声を保ちながら、キレや艶のあるメリハリのある歌が本当に魅力的。アルバムを〆るTr.6「トワイライト」では、なくるさんらしい歌声が創り出す優しく美しい空気感を感じる事ができて特に好きです。
 最近はバーチャルでの活躍も目覚ましく年末には『深海フェス2023』にも出演が決定しました。錚々たるVTuber/Vsigerと並ぶ日が来るとは思わなかったので、嬉しいですね。当日楽しみです。


#14『richromatic-prayer』/ La prière

 インターネット発のシンガーとして個人でも活動している、棗いつき・藍月なくる・nayutaによる3人組インディーズボーカルユニット、La prière(ラプリエール)の新曲。作詞・作曲:草野華余子、編曲:やしきん。
 むっちゃカッコよくなりましたな…風格すら漂う3人の極上のハーモニーがこの疾走感で聴けてしまう世界線に遂に辿り着きました。バンドサウンドの迫力とアニソン系のシンセの彩りも美しさ、ヒロイックなメロディへの移り変わりがオタク心に刺さりまくりますね。ライブでブチ上がり間違い無し。


#15『BUKURO ELECTRO』/ 池袋電音部

 DJをテーマにした物語や、新進気鋭のクリエイターによるクラブミュージックを展開しているメディアミックスプロジェクト電音部のイケブクロエリア初のオリジナル曲が遂にサブスク解禁。作詞・作編曲:MY NEW GEAR。
 バキバキサイケ&ハードスタイル的な仕上がりでブチ上がり必至のキラーチューン。池袋もやれてますね!と云うか、ここまで綺麗に整ったストレートテイストは少なかったなと。派手さは無くとも、3人の歌声も独特の雰囲気をまとっていますし、ライブ会場の生音だと更に化けそうだなと思いましたね。年始の電音部EXPOにも出演決定したので、楽しみです。


#16『傷つき傷つけ痛くて辛い』/ トゲナシトゲアリ

 東映アニメーションが製作するオリジナルアニメ、ガールズバンドプロジェクト『ガールズバンドクライ』にて、オーディションにより結成された5人編成のガールズバンド「トゲナシトゲアリ」の新曲。作詞・作曲:キクイケタロウ、編曲:玉井健二・秋浦智裕。
 これがトゲナシトゲアリ流の叙情系エモーショナルロックですか…最高すぎるんだが!一見爽やかなのにどこか陰鬱さを孕んだ雰囲気、重ねた痛みと我慢を爆発させた鋭利なサウンドとボーカル、そして何より胸を締め付けるサビメロが限界突破してます。ギターソロ⇒ピアノソロが堪らなく好き。


#17『...And Everything In Between』/ Unprocessed

 ドイツはヴィースバーデン出身のプログレッシヴ・メタル/Djentバンドの4thアルバム『...and everything in between』。先行リリースされた「Thrash」など3曲を含む計9曲を収録。
 衝撃を受けたTr.3「Thrash」での期待に確かに応えてくれた名盤です。前作『Gold』で磨いたオリエンタルなメロディを引き継ぎつつ、テクニカルデスの獰猛さやスラッシュメタルの過激さを取り入れたアプローチで、プログレッシヴ・メタルをより骨太でコアな音楽へと深める事に成功したなと。独特のスタイリッシュなサウンドが織り成す超絶技巧の数々は健在で、エキセントリックでカオスなリズムを刻みながらも、グルーヴに満ちているのは流石だなと。Tr.2「Lore」やアンビエント系のシンセによる装飾もあり、より雰囲気をダークでヘヴィに印象付けてくれてます。Tr.5「Die On The Cross Of The Martyr」はPolyphiaの天才ギタリスト. Tim HensonとScott LePageをフィーチャーし、極上のメロディを奏でてくれました。今作で最長となるTr.7「Abysm」は艶やかなボーカルが映えるダークなバラードから、徐々にブルータルでアタック感の強いサウンドが襲い掛かってきて緊張感のある展開美が圧巻。Tr.9「Purgatory」も前へ前へと猛進していくパワーに溢れており、最後まで美しき狂気が感じられました。全9曲とは云え、奥行きあるサウンドスケープとその情報量からも満足感は半端ない1枚です。


#18『La trilogie』/ Frontières

 カナダはケベック州出身のメタルコアバンドの、記念すべきデビューアルバム。今年3月からリリースされていた3部作目EPが収録曲の殆どを占めているため、新規曲は3曲のみ(うちインスト1曲)の合計13曲を収録。
 リリース曲を再構築する昨今流行りのスタイルなので新鮮さは無かったものの、これまでも紹介済みの好きなバンドだし、デビューアルバムとしての完成度は文句のないモノだったのでピックアップ。重厚でまとまりのある音色を軸にしたグルーヴ感にエレクトロコアやプログレッシヴ・メタルコア、ニューメタルコアなど様々なアプローチを加えていくモダンスタイル。近未来的サウンドとパワフルでメリハリのある展開、耳馴染みの良いキャッチーで綺麗なメロディが魅力的です。ブレイクダウンも強烈破滅案件。確かに似たバンドは多いですが、迫りくる音圧と共にここまでアグレッシブに振り切ったスタイル、加えてハイ気味な絶叫とタフなローを器用に使い分けるボーカルの存在感は強みだなと思います。Tr.3「Je me souviens」、Tr.4「Au revoir」、Tr.11「Nightmares」、Tr.12「Menace」が特に気に入っています。


#19『Thirst』/ COLDSTATE

 アメリカはインディアナポリス出身のプログレッシヴ・メタルコアバンドの新曲。昨年始動ばかりのバンドで通算4曲目。
 地に足のついた重厚なサウンドで、バウンス気味の軽やかなプログレッシヴ・メタルコアをプレイ。独特の波打つリズム感とテクニカルなフレーズで魅了しつつ、今回はスクリーム一本の迫力があり、ハードコア由来のモッシュパートでしっかり2回も落とし切ってくれたのが新鮮でした。


#20『Never Game Over』/ Advents

 アメリカ合衆国ニューヨーク州メトロポリタンエリアを拠点とするモダンメタルコアバンドの新曲。コレで今年は3曲目のリリース。
 アグレッシブながら、巧みなボーカルワークでかなり緩急の付いた展開がクセになる1曲。躍動するプログレッシヴリフと、ニューメタルコア的な不協和音が響き渡ってるのが最高ですね。迫力満点のグルーヴで攻め立て、最後まで緊張感に満ちた力強さが良きです。


―――以上、11/27~12/3はアルバム4枚、シングル16枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!

※先週の新曲感想はこちらから。

#ライブレポート

【12/2 パン野実々美 ONEMAN LIVE 2023 ー私になれー@GRIT at Shibuya】

これからも、どこまでも、ついていきます

 YouTubeや配信アプリで活動中、昨年度高校を卒業したネット発シンガー"パン野実々美"の2ndワンマンライブに参加してきました。彼女のライブを見るのは、今年5月のMOTTO MUSIC 1st LIVEぶり4回目。ワンマンライブは昨年8月の1stLive「耳を澄まして、夢を見る。」ぶりでした。もうあれから1年以上も経つんだな…と思いながら当日を迎えました。

 前回のワンマンライブと大きく違うのは、生バンド編成である事、顔出しでの実写ライブである事ですかね。ギター、ベース、ドラム、キーボード、マニピ(+アコギ)と女性バンドが組まれ、前回以上に練習をこなしたはずです。また、前回は紗幕で顔は伏せておりましたが、今年5月のMOTTO MUSIC 1st LIVE以降は顔出しでのライブで、この日もパフォーマンス中の表情がよく見えましたね。

 約1時間半とMCもほぼ無しだったので、あっという間の勢いで駆け抜けたガチで最高のライブでした。ステージ上のバックスクリーンには"私になれ"ロゴが映し出され、序盤から「キャンディーホープ」「LAG」などアップテンポなオリ曲が続き、声出せ~!の煽りに倍返しで応えていくファンの熱狂具合は素晴らしいモノでした。続く「気まぐれ流星群」⇒「空模様」はバックスクリーンにはMVが流れ、楽曲の世界をより楽しむ事ができました。

 カバーでは歌ってみた動画も上がっている「フォニイ」を披露。生バンドなのでマジで最強でしたね。そのまま熱気を連れていくかと思いきや、アコギで「Moonlight」⇒バンドアレンジ「Fairytale,」⇒大合唱「Mela!」と雰囲気を自在に変えていく楽曲が続きました。ムーディーになったり、エモーショナルになったり、全力で声出して楽しくなったり。
 ここで、みみみちゃんが裏に捌けて、"本日は主役たすき"とパーティーサングラス姿に変身して登場し「チントンシャンでぱーりない!」を歌ってくれたのむっちゃ笑えましたねw この曲の為だけにそこまでするか!って云う、本当にこの曲に限らずですが、いつも歌う事を楽しんでるのが凄く伝わってくるので自然と此方も楽しくなるんですよね。ノリが良すぎる。

 終盤では新曲「すごいInvincible。」を初お披露目、ものすんごいスピード感で激しい曲だったので圧巻でしたね。続いて、披露されたのは1stオリ曲「Take You Higher」の今日限りかもしれないバンドアレンジ。オリジナルとはまた少し違う激エモな熱さがあって最高でした。そして本編ラストはライブタイトルでもある「私になれ」でした。気持ちのこもった力強い歌と、皆でサビの声出しも出来てこの上ないフィニッシュでした。

 アンコールの声援が響く中、スクリーンに特報映像が流れ、一つ目に先ほど披露した新曲「すごいInvincible。」のコンポーザーが"かめりあ"さんと発表され、あ゛ー!!(納得)となり、二つ目にまさかのビクターエンタテインメントより来年にメジャーデビューが決定!!もう涙の大歓声でした。

 ビクターと絡みがあったので、いつか来るとは思っていたけど、こんなに早いとは思わなくてビックリです。そんな驚きと嬉しさと感動が入り混じる中、アンコールは「群像夏」「夏雨」「Mermaid」を披露して、幕を閉じました。「群像夏」に想い入れがあるファンは多いと思うし、先の流れもあってこの日イチバンの盛り上がりでした(一度スタートミスがあったのはここだけの話)。「夏雨」は彼女が作詞を手掛けた事もあり、一つ一つの言葉を大切に噛み締める様な歌いっぷりがステキでしたね。「Mermaid」も会場全体が全てを出し切る盛り上がりで、最高に幸せな空間でした。

 ということで、改めて最高のライブをありがとうございました。そして、メジャーデビュー本当におめでとう。1年前の初ライブを見た時よりも更にエネルギッシュでパワフルになった歌唱が人を惹きつけるし、何よりステキな表情を沢山魅せてくれて嬉しかったです。MCでは"今でもJKって言うとJKブランドを引きずってるみたいだなw"とか基本面白くてニコニコしてるのも可愛くて。でもラストのMCでは「ただ歌う事が大好きだった私が、皆のお陰でこんなところまで来れました!沢山恩返しするから覚悟しとけよ!」とバッチリ決めてくれて、その嬉しすぎる言葉も泣けましたね。恩返ししたい気持ちは此方も負けないし、みみみちゃんを推してて本当に良かったなぁと。これからも引き続き応援していく中で、どんどん大舞台に立つ日が来るはずなので楽しみで仕方がないです。本当にありがとうございました!

 では今回はこの辺で。また来週お逢いしましょう!

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