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今週の良かった新曲感想【10/10~10/15】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。10/10~10/15リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『mumei』/ Nanashi Mumei

 VTuberグループ「ホロライブ」のホロライブEnglish所属、七詩ムメイの新しいオリジナル楽曲。作詞・作編曲:TKN(とっくん)。
 ガチ名曲。今年のホロライブ楽曲でベスト3には間違いなく入るし、聴く度に感動して普通に泣きそうになる。エモーショナルでメロディックなFuture Bass的仕上がりで、宇宙スケールのキラキラ系サウンドが美しく響き渡ります。世界のどこかにいる君へ向けて声を届けようとする想いが歌い方にも表れており、温かみのある柔らかくて優しい歌声が本当に好き。いつか大きな会場で聴きたいですね。


#2『まんなかちてん』/ 姫森ルーナ

 VTuberグループ「ホロライブ」所属の4期生、姫森ルーナの新しいオリジナル楽曲。作詞・作編曲:かめりあ。10/10の誕生日ライブにて初披露されました。
 キラキラでフワフワのポップな世界観が拡がり、ちょっぴり変速的な可愛いらしいラップまで飛び交う楽しい1曲でした。段々とクセになってくるサビメロやルーナ姫らしい素直で欲張りな歌詞、幼げでキュートな歌声もやはり魅力的。"まんなか"に色んな意味を掛けてるのも面白いなと。


#3『PENGUIN ALIVE』/ 拠鳥よるどきまゆ

 個人勢として活動している、p-guin星からやってきたVsinger拠鳥きまゆの新しいオリジナル楽曲。作詞:拠鳥きまゆ、作編曲はお馴染み、"犬絵"氏。10月7日に開催された初のワンマンライブにて初披露され、活動3周年記念楽曲にもなりました。
 "ぼくの存在証明"と銘打った1曲で、Vsingerとしてこれからも活動していく実直で力強い覚悟を伴った歌詞が最も印象的でした。星空をイメージさせるスペクタクルな波動も注ぎ込まれたスケール感あるロックサウンドと、メロディアスでエモーショナルなボーカルが魅せる美しさに感動する事間違い無し。一人でも多くの人にこの曲が届きますように。


#4『Birthday』/ 越後屋ときな

 新潟出身のVTuberとして専門学校の特別講師や新潟県警ノードラッグ大使、NIIGATA XR プロジェクトなどご当地Vらしい活躍を魅せる、越後屋ときなの新曲。作詞・作編曲:YASAI SHOP。10月10日に迎えた誕生日を記念してリリースされました。
 ときなちゃんの誕生日祝いだけでなく、リスナーへの誕生日祝いとしてもメッセージが込められているステキな1曲でした。明るくポップなサウンド達に彩られたパーティー的な雰囲気で、身体に響く心地良いリズミカルなメロディが好き。"大好きすきすき"のトコとか歌い方も。毎日が誰かの誕生日ですからね。今日誕生日の人おめでとう!


#5『I my me mIne』/ 薄荷はつかあをい

 完全セルフ受肉の個人勢として活動している、歌う祓魔師見習いVTuber薄荷あをい、記念すべき初のオリジナル楽曲。作詞・作編曲:kogane。10月10日に迎えた誕生日を記念してリリースされました。
 1stオリ曲は自己紹介ソングが割と鉄板ですが、全力でファンへの愛を届けて魅せる献身的な姿勢が非常にステキな方だなと。言葉遊びも小気味好い。美しいピアノの旋律も絡んだギターロックナンバーで、二転三転する曲調に併せて多彩に変化する歌声も魅力的でした。高音域に艶があって好き。


#6『僕ら占め』/ ねくろ

 個人勢として活動している、ネクロマンサーVTuberねくろ。2曲目となるオリジナル楽曲。作詞:ねくろ・ふくのねこみ。作編曲:ふくのねこみ。10月11日に迎えた誕生日と活動4周年を記念してリリースされました。
 Orangestarの影響を確かに感じる美しい透明感、清涼感のある音像で送るエモーショナルナンバー。切な系の要素もありながら思わず駆け出したくなる軽快でキャッチーなメロディが良いですね。心にスッと入ってくる穏やかで優しい歌声も相変わらずステキ。


#7『Transparent Message』/ 或夢 - um -

 個人勢として活動している、Virtual Artist 或夢(アム)の記念すべき初のオリジナル楽曲。作詞・作曲:YAMAAD、編曲:YAMAAD / Yamada Jumpei。10月11日に活動1周年を記念してリリースされました。
 彼女の作った物語の内容に寄り添う形で制作された世界観強めな1曲。神秘的で幻想的な雰囲気の中、女性コーラスとストリングスの美しき緊張感が特に良いですね。どこか危ういような空気感へと引き込むシンセの装飾も刺激的。儚げながら芯を感じさせる歌声に惹かれます。


#8『Crown Us』/ Symphoria

 韓国を拠点とし英語圏に向けてコンテンツを展開するVTuber事務所「V&U」に所属する3人組グループSymphoriaによる初のオリジナル楽曲。作詞:Young Chance、作編曲:Osanzi!
 Osanziサウンドもですが韓国やっぱ強え…となってしまった。グルーヴィなビートに合わせたクールでセクシーなカッコよさよ。向かうとこ敵無しって感じのパワフルな魅力がありますね。MVのダンスも見応えありますし、何よりキャラクター性が際立つ3人の歌い方がとても良かったです。


#9『唯我独尊』/ WaMi

 ネット上で活動するシンガーソングライターWaMiの新曲。作詞:ESAI、作編曲:ESAI, WaMi。昨年以上に今年はリリース多くて嬉しいですね。
 2分半弱しかないですが印象に残る!美しいメロディラインを持ちながらパワフルなサウンドで殴ってくるのが最高にツボでした。音の拡がり気持ちよすぎる。WaMiさんも艶と透明感ある歌声でキレキレなパートとエモーショナルなパートとで綺麗に歌い分けてて流石ですね。


#10『DYSTOPIA』/ Crystal Lake

 日本を代表するメタルコアバンドCrystal Lake。ボーカルオーディションを経て決まった新ボーカルJohnを迎えた新体制として2枚目のシングル。
 前回の「Denial // Rebirth」で新生Crystal Lakeらしさが出てた一方、今回は旧体制時の色も強く出た1曲でした。メタルコアの枠に収まらない壮大なスケールは変わらず、ステダイやモッシュ不可避の疾走感あるメロディアスな展開が魅力的。叙情的要素も光るし、1:16~辺りで既存曲「Omega」っぽいギターフレーズあったのも好き。


#11『Wild Waters』/ Sheridan

 ドイツ出身のプログレッシヴ・メタルコアバンドの新曲。近日リリース予定である16曲入りデビューフルアルバム『Maze』の収録曲をほぼ毎週先行リリースして紹介している激推しバンド。
 今回はプログレッシヴ・メタルコア直球勝負な1曲。異国情緒溢れるサウンドを時折絡ませたヘヴィ且つグルーヴィーなサウンドを軸に、どこか冷たく寂しげなアンビエント系のメタルコアを展開。色気あるクリーンボーカルとセンチメンタルな音色も印象的ですね。


#12『Darker Colors』/ What Lies Below

 アメリカペンシルバニア州ハリスバーグ出身のプログレッシヴ・メタルコアバンドのニューEP。昨年からリリースしてきたシングルを含む計6曲を収録。
 素晴らしい!スケール感のある幻想的な雰囲気を常に漂わせるプログレッシヴ・メタルコアスタイルで、ダイナミックなパートとメロディアスなパートに其々重きを置いたメリハリある展開で浮遊感をも演出しているのが魅力的。併せて、迫力あるスクリームとエモーショナルなクリーンとの交錯具合もやはり美しいですね。手数の多いカオティックなドラミングやテクニカルなギターリフ、破壊的なブレイクダウンも目白押しで、サビ裏で割とピロピロしがちなのも好き。以前にも紹介した完成度高すぎTr.3「Lunarhaze」とTr.5「Aperture」⇒Tr.6「Misguided Light」が壮大なエンディング曲となっているので特に気に入っています。


#13『Kingdom』/ NOCTURNAL BLOODLUST

 日本の5人組デスコア/メタルコアバンド。今年はこれで2曲目となる新曲をリリース。10月20日から"HYPERTENSION TOUR"も開催され、会場では今楽曲のCDも販売されます。
 インスト曲「Hypertension」の名の通り、これまた良い意味で期待を裏切ってくれる曲が来ましたね。エレクトロサウンドを大胆に散りばめたメタルコアで、テンション高めに縦ノリのグルーヴで駆け抜けていく1曲。ライブで絶対盛り上がりますねコレは。Vo. 尋が休む暇もなく多彩なボーカルワークをこれでもかと魅せてくれるのも最高でした。


―――以上、10/10~10/15はEP1枚、シングル12枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!

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