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今週の良かった新曲感想【7/10~7/17】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。7/10~7/17リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『玩具』/ V.W.P

 クリエイティブレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」所属のバーチャルシンガーである花譜、理芽、春猿火、ヰ世界情緒、幸祜が集結したバーチャルアーティストグループV.W.Pの新曲。作詞・作編曲:カンザキイオリ。
 昨年開催した1st ONE-MAN LIVE「現象」で初披露された以降もライブではよく聴いていたので待望の音源リリース。V.W.Pの10番目となる系譜曲で、今回は理芽がメイン歌唱を務め、持ち前の妖艶なニュアンスを孕んだ歌声でグループをリード。音域も広くて改めて凄いなと思いますね。ラスサビの畳み掛け方が非常にライブ映えするのよ。


#2『TRAVELER』/ 式部めぐり

  "しきめぐ"の愛称で親しまれている、個人勢Vsinger式部めぐりの2nd EP。今年4/30に開催された同人即売会M3にて頒布された作品で、サブスク配信もこの度解禁され、併せてMV「moonlight dream」も公開。
 深夜帯に聴きたくなるお洒落で心地よいエレクトロミュージックが揃ってて非常に良かったです。Tr.1「reflected moon」はビートに乗ったしきめぐの可愛い歌唱が素晴らしく、Tr.2「moonlight dream」は浮遊感もある1曲でリラクゼーション効果高め。Tr.3「Brightness」では少しテンポを上げ、宇宙空間を思わせるサウンドスケープのキラキラ加減や壮大さが、ライブではより一層輝きを増すであろう1曲でした。敢えて選ぶならTr.3が一番好き。Tr.4「can't take my eyes off you - Mysteka remix」も名曲がまた違った名曲へと生まれ変わってて最高でした。爆裂キック搭載美麗和風ロック。しきめぐのライブ今年2回観てますが、また観に行きたくなりましたわ。


#3『あいらびゅーあいにーじゅっ!』/ 白熊りん

 おてんば無邪気なクマの子個人勢VTuber白熊りんの、2枚目となるオリジナル楽曲。作詞・作曲:吉村彰一、編曲:西野将哉。クラウドファンディング目標金額達成を経て制作された1曲で、7/10に迎えた活動2周年のタイミングにあわせて公開されました。
 開幕から元気いっぱい、疾走感のあるカワイイロックナンバー。"騒げ!狂え!えびばでぃ~!"と歌われて、確かにコレは狂わざるを得ない賑やかなサウンドと楽しい展開も良かったです。普段の配信とはまた一味違った、甘くて柔らかいスイートな歌声も非常に魅力的ですね。先のクラウドファンディングでは最終的にストレッチゴール200%も達成し、3Dモデル制作も決まっているので、ライブで披露される日もそう遠くはないでしょう。


#4『ヤマトファンタジア』/ 白上フブキ、さくらみこ、百鬼あやめ、大神ミオ

 VTuberグループ「ホロライブ」所属、白上フブキ、さくらみこ 、百鬼あやめ、大神ミオの4人によるEP。7月15日開催されたバーチャルライブ「Protolive#2 〜ヤマトファンタジア〜」にて披露され、即日そのままデジタルリリースに至りました。新曲Tr.8「恋文前線」をはじめ、それぞれのソロオリジナル曲の和楽器アレンジver.を含む全8曲を収録。
 コンセプトライブだったとは云え、こーゆーまとまったアレンジEPがリリースされるのは恐らく初めてなので新鮮でした。中でもTr.6「Sparklers」は元々夏の終りを告げるエモーショナルナンバーなので、和楽器とすこぶる相性良いなと。ホロライブを代表する全体曲SSSことTr.7「Shiny Smily Story」も原曲でも十分ではあるんですが、色褪せない意味も込めてこうやって繰り返しアレンジされていくのは嬉しいなと思いましたね。新曲Tr.8「恋文前線」(作詞作曲:凛々咲、編曲:加藤冴人)も昭和レトロな雰囲気の中、面白い展開を魅せる楽曲で気に入りました。


#5『Hello, Morning (5th anniv Remix)』/ Kizuna AI

 世界初のバーチャルYouTuberとして誕生した、VTuber界のパイオニア的存在キズナアイの最初のオリジナル楽曲「Hello, Morning (Prod.Nor)」リリース5周年のお祝いして、Norさんによるセルフリミックス曲がリリース。
 原点にして頂点。アイちゃんに出逢えた事に加えて、この楽曲に出逢えたからこそ、今これだけVTuber楽曲にハマる事ができています。オリジナルよりもサウンドに奥行きと激しさが増してカッコよくなりましたね。歌メロ部分とのギャップもより最高になって、むっちゃ好き。結構寂しくなってきたので、そろそろアイちゃん帰ってこないかなーとも思います。


#6『【METAL COVER】アイドル』/ 二口魔菜

 英語と日本語を話せるバイリンガルVsinger二口魔菜のメタルカバー新曲。普段はカバー曲取り上げないんですが、先日に引き続き今回も彼女のメタルカバーが素晴らしかったのでご紹介。
 カバーされたのは世界中でも大人気のYOASOBIの「アイドル」。メタルアレンジは既に色々チェックしてたんですが、これがベスト。1:18~スクリームパートのアレンジが好きすぎるのよ。アウトロもオリジナルより長めにしてブレイクダウンに近いモッシュ不可避アレンジが良き。


#7『未来島』/ Mori Calliope

 VTuberグループ「ホロライブ」のホロライブEnglish所属、Mori Calliopeの新曲。週刊少年ジャンプで連載中の尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』106巻のテーマソングとして誕生。作曲は“水曜日のカンパネラ”のケンモチヒデフミ、作詞はケンモチとMori Calliopeの共作。
 絶妙にクセが光るケンモチ節全開で中毒性が過ぎる、リピートが止まりません。語感の良さ優先したであろう歌詞は割と日本語多めでしたが、それだけにカワイイ歌い方も魅力的で非常に助かりました。逆に最後の最後は得意のラップをカッコよくキメてフィニッシュ。


#8『Don't Tease!』/ Osanzi

 EDM系の4つ打ちボカロ曲に定評のあるボカロP、"Osanzi"の新曲。6月に自身が手掛けるMVが既に公開されてましたが、サブスク配信も解禁されたのでご紹介。
 無茶苦茶カッコイイ…。Osanziさんらしいキレと跳ね感のある鮮明なサウンドがクールに響く、ソリッド&グルーヴィなベースハウス系ナンバー。こんだけサウンドが太くてアグレッシブでドロップも強すぎるのに、メロディが滑らかに繋がっていくの本当に好き。あまりにもハイセンス。


#9『Anyway Kung fu Resurrection』/ t+pazolite

 音楽レーベルHARDCORE TANOC所属、音楽ゲームへの楽曲提供も多く手掛ける大人気コンポーザー/DJの、t+pazolite(トパゾライト)の新曲。こないだアルバム出したばかりなのに、早いですわ。
 もう好き!「Shiny Kung-fu Revivalからおよそ8年ぶりとなるKung-fuシリーズ4作目。オリエンタルな雰囲気の中で重低音爆裂キックが前面に出てるとは云え、徐々に中華風メロディを漂わせ、ちゃんと"ハイヤー!"もあって大歓喜。シリーズ史上一番重いのにスマートな仕上がりでしたわ。


#10『GODBLAST』/ Earthists.

 東京を中心に活動するDjent/プログレッシヴ・メタルコアバンドの新曲。今年はこれで2曲目となるリリースですね。
 前回の「Hyperhell」でヤバいなと思ったのに、また違ったベクトルでヤバいです。ユニークでデザイン性に溢れたサウンドメイク、そんで展開が鬼すぎる。それなのにキャッチーなメロディを忘れない姿勢は新体制になってから貫いてるポイントですね。Vo.Yuiさんの異常ハイピッチシャウトも変わらず綺麗に響き、先日のライブでも披露してて脱帽でした。


#11『Fallout』/ ENOX

 アメリカニュージャージー州ジャージーシティを拠点に活動する、プログレッシヴ・メタルコアバンドの新曲。今年はこれで3曲目。
 これまた凄い曲が来ましたね。いつものENOXらしいテクニカルなフレーズを更に追究した超絶技巧に加えて、過去イチヘヴィな1曲に。サウンドを叩きつけてくるニューメタルコア的なアプローチも際立ち、ボーカルもここまでグロウル多用してくるとは思わなんだ。ブレイクダウン厳つすぎる。


#12『Endless Wells』/ Cliffside

 カナダはバンクーバーとケロウナ出身のメタルコアバンドの新曲。今年はこれで4曲目。8月4日にフルアルバム『Deeper Water』をリリースする事もようやくアナウンスされましたね。
 このバンドも紹介するのお馴染みになってきたのでもう推しですわ。前回の「Tides of Time」が気に入った人は絶対気に入るであろうポストハードコア寄りの1曲。しっかり土台はヘヴィでありながら、美しく叙情的なメロディラインやツインボーカルのコントラストに惹かれてしまいます。ギターソロも相変わらず良い…。


#13『Downpour』/ Our Hollow, Our Home

 UKサウサンプトン出身メロディック・メタルコアバンド。今年2月にバンドメンバーがGt/Vo. Tobias Youngのみに絞られましたが、その後すぐにオーディションを開始し再びメンバーを揃えました。新Vo. Gaz King(ex-From Sorrow To Serenity)、Gt. James、Ba. Matt、Dr. Kiernanとともに、新体制初となる楽曲をリリース。おかえりなさい!
 このスピード感でこんな良曲をリリースしてくる事にまず驚きを隠せないですね。凄すぎる。OHOHらしい美メロはやはり健在で、更に泣きも搭載。リリックには"I'll find a way to make it through this(私はこの状況を乗り切る方法を見つけるだろう)"など決意の表れも強く感じ、人生の岐路に立たされた人にも響く1曲だと思います。新Vo. Gazも流石のアグレッシブなボーカルワークでTobiasのクリーンともマッチしてて最高でした。バンドは既に4枚目のアルバム制作に取り掛かってるとの事で本当に楽しみです。


#14『Everything Bleeds』/ Crown Magnetar

 アメリカはコロラドスプリングスを拠点に活動するブルータルデスコアバンドの2ndアルバム。シングルカットされた曲も良曲揃いで紹介済み、自然と期待値は高めでしたね。
 少し似通った曲はあるものの、かなり満足できる1枚でした。ここまでテクニカルかつダイナミックなデスコアされると圧倒される事間違い無しなレベル。テクニカルなユニゾンリフ、強烈なスラミングパート、凶悪ビートダウン、手数にスピード感、どれも凄い。シンフォニック要素やエレクトロニック要素などの目新しいもんは排除し、只々純粋な古くからあるデスコアスタイルを極限まで研いだ攻撃性がそこにはあるなと。なのでメロディや展開も好きですが、それ以上にサウンドの質感と一体感が好きですね。粉々に砕かれてる感じ。ボーカルもローからハイまで変幻自在の安定感があります。既存曲はやっぱりTr.3「The Level Beneath」、新規曲だと、Tr.7「The Killing Stone」、Tr.8「Dead Season」が特に気に入っています。


#15『Sacred Mirrors』/ Fallstar

 アメリカはオレゴン州ポートランドを拠点とするメタルコアバンドの5thアルバムがFacedown Recordsよりリリース。こちらもシングルカット曲を度々紹介してたので、楽しみにしていた1枚でした。
 結論、新規曲まで含めてアルバム1枚のまとまりがかなり良かったです。曲単体だとシングルカットされた曲の方が好みではありましたが、それでも全然OK。どの曲も聴いてもメロディセンスありまくりだなと。2010年代のポストハードコアを彷彿させるサウンドで、耳に残るメロディックなコーラス主軸でありながらも、メタルコアらしいヘヴィなリフやスクリームもあるので気が抜けないと云うか良いアクセントに。歌メロは温もりを感じる優しい音色が多いからこそ、メリハリ良く相乗効果も生んでいるなと思います。あとボーカルの声質も繊細で優しいんですよね。コレも魅力としてかなり大きい。エモーショナル寄りの壮大なドラマティック仕立てになっている曲の中でも最終トラックTr.10「Watar House」の完成度は目を見張るものがありました。新規曲だとイッチャン好きです。


―――以上、7/10~7/17はアルバム2枚、EP2枚、シングル11枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
 その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!

※先週の新曲感想はこちらから。


#ライブレポート

【7/17 小倉唯 Memorial LIVE 2023~10th Anniversary Assemble!!~@大宮ソニックシティ】

10周年!!!!!!!!!

 声優だけではなく、音楽アーティストとしても活動している小倉唯ちゃんのライブに参加してきました。今回はアーティストデビュー10周年を記念した「ゆいテン!~これをやらないと10周年が終えられまテン!!~」の企画の1つで、約2年ぶりとなるワンマンライブ。夜公演のみ参加。
 昨年はFCイベントに参加していたので、ミニライブとかはあったけども、本当にちゃんとしたライブは先述の通り2年ぶり。しかも声出しライブともなると実に4年ぶり。お互いにとって待ちに待ったライブ。その間に移籍もあったし新曲リリースもあったし、10周年迎えたし。

 そんな訳でとても楽しみにしていたライブですが、ホントに楽しかった!久々補正あるとは言えガチで神ライブ。これ以上ない位にこのライブに詰めこんでくれたなと思います。声出しの熱狂具合もあの頃と変わらず帰ってきて嬉しかったし、唯ちゃんの完璧に仕上げてきたパフォーマンスに釘付け。10年間の集大成の意味合いもあって組まれたステージセットやセトリ、幕間映像、MC等々、どれも良かった。やはり10年ともなると積み上げてきた経験や感情によって披露される曲達が何倍にも魅力が増しますね。

 セトリは初期から最新まで幅広く網羅してくれて控えめに言っても神セトリ。本人もMCで「セトリ組むのが難しかった」と口にしていましたが、むっちゃ考え抜いてくれたなと、感謝。開幕から「Baby Sweet Berry Love」⇒「I・LOVE・YOU」⇒「Honey Come!!」で声出ししやすい曲を並べてくれて、最高のスタートダッシュ。「I・LOVE・YOU」の歌詞で"大好き~!!!"の部分は"会いたかったよ~"に変わって、これはこれでオタク大歓喜。あと序盤の衣装は事前にファンから募集をしていた衣装デザインを元に制作された衣装で可愛かったですね。郵便屋さんをイメージした赤メインの衣装で帽子やバックもあって、スカート模様にはライブタイトルも隠れてたり。

 中盤はこちらも事前に投票が行われた『カップリング曲メドレー』を開始。早着替えをしながら「Sing-a-ling-a-Harmony」⇒「winter tale」⇒「Hop Step Jump!」⇒「ガーリッシュエイジ」⇒「ドキドキラビリンス」と5位から1位までもう納得の極上メドレー。皆んな大好き激アツダンスナンバーなんだよなあ、とか思いながら狂わさせていただきました。特に「winter tale」はライブ初めて聴いた気がするので、変な声出た。ホント解り手オタクしかいなくて最高です。メドレー後に披露された「Clear Morning」は、FCイベントぶりに聴いた気がするんですけど、今日はダンサーありのver.でやっぱライブ映え曲すぎると再認識。最近の曲だとコレがイチバン好きなまである。あとサプライズで過去衣装を着用してくれたのもガチで良かったです、今でも綺麗に着れるのが凄いのよ、いつ見ても完璧スタイルすぎる。

 後半戦に突入する前の幕間では、10周年を迎えてのインタビュー映像が流れました。"活動の中で支えになった存在は?"と云う問いでは、少し涙を堪えながら、"辛かった時期とかを乗り越えられたのは母の存在のお蔭です、ここで辞めたら勿体無いよと言ってくれたのを今でも覚えてます”的な事を答えており、とても印象的でした。思わず貰い泣きしてしまうそうにも…。やっぱ学業と併せて活動していた時期、進路に悩んだ時期、がイチバン大変だったんじゃないかなと思いますね。

 そして、そのインタビュー映像から流れる様に披露されたのは作曲も手掛けた「Love∞Vision」。白いドレスに身を包んだ姿も素晴らしかったです。そこから「永遠少年」も歌ってくれましたね。コレが本当に嬉しかった。個人的にこの曲は凄く凄く想い入れのある曲なので、後半ガチ泣きしてた。
 本編最後は、"10年前この曲から始まりました"と盛大な前振りをしての「Raise」。磨き上げられたパフォーマンスも凄いし、白いドレスとは対称的に光を放つ真っ赤なサイリウムはやっぱ凄いし大熱狂。
 アンコール後は、制服っぽい衣装で登場し「Wherever」と「ハイタッチ☆メモリー」を披露。いやー最後の最後にコレ持ってきたの大正解すぎ、お蔭で全力出し切れました。

 最後のMCではそこそこ時間を取って、今のありのままの心境を語ってくれました。そこで本人も言ってたんですけど、ライブを重ねる度に人柄がそのまま出てると云うかちゃんと自分の言葉で伝えようとしてる感じが出て、この日のMCも凄く良かった(何様)。このライブを完璧にする為に色々頑張ってきて、その重圧等から解放されたのもあってか泣きそうにもなってましたね…。真面目で努力家なのがやっぱり窺えて推せる。あと、"10年も続けるとは思ってなかったけど、今では胸を張って10周年を迎えたと言えます!"って言ってくれたのも嬉しかった。本当に続けてくれてありがとう。

 改めて最高のライブでした。個人的には唯ちゃんベストライブ。あんなに可愛くてカッコイイダンスしながら、歌も綺麗に歌えて何度見ても凄いです。年齢も自分の一つ上なので刺激を貰って活力が湧いてきましたね。あと7列目はステージ近すぎて絶対目合った(そう思った方が幸せ)。誰が何と言おうと俺は目が合った男なんだ…って思いながら明日から生きますね。この日も本当にカワイイすぎました。って事でこれからも大好きです、11年目もその先も駆け抜けていきましょう。ありがとうございました!

 では今回はこの辺で。また来週お逢いしましょう!

 

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