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今週の良かった新曲感想【8/22~8/27】Part2

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。8/22~8/27リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。
※今回ボリュームが凄いので、記事を2つに分けてます。Part1の方も是非。


#1『あいすくりーむらぶっ!』/ 秋葉こまち

 REALITY出身個人勢として活動する、よく叫ぶポンコツVTuber秋葉こまち、記念すべき初のオリジナル楽曲。作詞:咲乃木ロク、作編曲:ミディ。8/21に迎えた活動2周年を記念してリリースされました。
 サビメロスタートでキャッチーさ全開、テンポよく言葉とメロディが紡がれていくKawaii Future Bassな1曲。キラキラ甘いだけじゃない、中盤ではライブで盛り上がる事間違いなしのドロップもしっかり搭載してて最高でした。歌声も歌い方もむっちゃキュートで耳が幸せになりますね。


#2『運命』/ V.W.P

 クリエイティブレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」所属のバーチャルシンガーである花譜、理芽、春猿火、ヰ世界情緒、幸祜が集結したバーチャルアーティストグループV.W.P、待望の1stアルバム。作詞・作曲はお馴染みカンザキイオリさんが手掛けてます。
 これまでも散々紹介してきましたが、今世紀最高の名盤が遂にリリースされて本当にありがとうのお気持ち。Tr.1「開幕」からTr.15「仮想」まで全15曲に渡って、電脳世界を生きる彼女達の世界観と物語、秘めた可能性を限界まで表現。ダイナミックなサウンドと見事に融合した圧倒的スケール感は凄まじく、それに負けない5人の個性的な歌声がどこまでも響き渡っていきます。ジャンル的にも疾走感溢れるロックナンバーから、楽しく盛り上がれるダンスナンバー、泣きを誘うラブバラードまで幅広く揃ってます。これまでライブでの先行披露が基本だったので、ようやく聴き込んでライブに臨めるようになったのも嬉しいですね。改めて聴いても全曲大好きですが、敢えて1曲選ぶならTr.14「魔女(真)」がやっぱり揺るがない。
 来年1月13、14日にはV.W.P 2ndワンマンと花譜4thワンマンライブが決定しました。ガチで楽しみです(生きる希望)。


#3『えろいむ』/ 理芽

 クリエイティブレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」所属のVsinger理芽の新曲。ホラー映画「禁じられた遊び」の主題歌であり、数多くの理芽の楽曲を手がけてきた笹川真生が原作小説を読み込んで書き下ろした1曲。
 ヤバすぎてニヤけてしまった。笹川さんは世界観を表現するのホントに巧すぎる…。サウンドに追われる感覚さえするアグレッシブに畳み掛けてくるメロディラインと、理芽ちの幼げで可愛いらしい歌い方が相反して、独特な不気味さと中毒性を演出。いつもの妖艶さとは逆を行く歌唱が新鮮でしたし、この表現力は流石だなと思います。


#4『透明な未来』/ 餅月ひまり

 ライヴラリ(ゆにクリエイト運営)所属エ〇ゲ大好きVTuber餅月ひまりの新曲。作詞・作編曲:MANYO。昨年実施したオリソン制作プロジェクトのクラウドファンディングでは最終支援額驚異の2650万円超ゴールで、そのアルバムに収録される1曲を先行公開。
 昨年彼女が経験した胆石症のエピソードを元に制作された斬新すぎる1曲で、そこから美しいバラードが完成する凄さ。歌詞単体だと笑ってしまいそうな部分もあるのに、MANYOさんらしいストリングスのフレーズを筆頭にちゃんと感動が押し寄せてくる。さながらTRUEエンドエンディング曲並みの感動で、ラスサビとかもう堪らないですね…。ひまりちゃんも別人かと思う程の美しい歌声を披露してて素直に泣き。


#5『ホシノ☆カケラ』/ ノア・ポラリス

 個人勢として活動する、旅人の道標とされる北極星"ポラリス"を司る天使VTuberノアポラリス、記念すべき初のオリジナル楽曲。作詞・作編曲:まお猫。8/23の誕生日を記念してリリースされました。
 Aメロ⇒Bメロ⇒サビに渡ってメロディの表情変化に惹かれる、美しさと可愛さの良いトコ取りな1曲。浮遊感もあるキラキラエッセンスも良き。1stオリ曲らしくファンへの想いにも溢れており、低域から高域まで深みのある歌声が魅力的です。生誕祭ではオリ曲がこちら含めて3曲披露されたので、残り2曲の公開も楽しみです。


#6『青めく夏に君想う』/ 流星のサイトシーイング

 VTuberや歌い手を抱えるクリエイター集団project Little Lindo所属の作曲家"沖コエビ"がプロデュースするプロジェクト、流星のサイトシーイングのニューアルバム。全曲新曲で、ボーカルにはこれまでもコラボしてきた個人勢VTuber朝比奈こんをフィーチャー。
 名盤!タイトル通り夏をテーマに出会いや別れを表現した1枚との事で、夏の思い出に浸るようにセンチメンタルで爽やかなエモーショナルロックナンバーが主に並んでいました。ギターとピアノを中心に夏の空気感が漂い、切ない極上のメロディが胸に刺さり刺さる。朝比奈こんさんも武器である幅広い音域と表現力を活かして見事な歌唱を披露されています。全曲ホントに良かった中で、イントロから疾走感溢れるTr.3「コントレイルの涙」と、泣きを誘うサビメロが堪らないTr.6「快晴賛夏」が特に気に入ってます。


#7『無問題コンティニュー』/ 桜樹みりあ

 HIGHWAY STARが設立したバーチャルアーティストに特化した音楽レーベルAcro所属、桜樹みりあの4thシングル。作詞:桜樹みりあ、作編曲:まお猫。8/27に行われた3Dサマーライブでも披露されました。
 ゲーム×出会いと別れをテーマにした1曲との事で、ゲームサウンドが盛り込まれた可愛くて楽しいメロディが押し寄せてきます。また、彼女自身が手掛けた作詞にもゲームを通して経験してきた様々な想いが込められており、真っ直ぐな歌声も相まって勇気づけられますね。


#8『トートロジークライツ』/ Polaris Nox

 個人勢として活動する、空から舞い降りた北極星Vsinger"Polaris Nox"の新曲。作詞:PolarisNox、作編曲:Dingerbox。LUCASとのVsingerユニットLUMINOXもありますが、個人では約1年ぶりとなる新曲。
 ソリッドなギターロックサウンドで複雑かつハイテンポに駆け抜けていく1曲。そこまで主張は強くないんですがピアノの旋律も美しい。かなり目まぐるしい展開で歌うの難しいだろうに、素晴らしい歌唱力で、透明感と芯の強さを併せ持った凛としたクールな歌声も非常に魅力的です。


#9『青春サイダー』/ 希音ひよりらら

 個人勢として活動する、歌が大好きな天使VTuber希音らら、記念すべき初のオリジナル楽曲。作詞・作編曲:めろくる。活動2周年を記念してリリースされました。
 光景が目に浮かぶ程の夏の爽やかさで彩られたポップナンバー。可愛く弾けるサウンドは勿論、さざ波の音や缶を開ける音も気持ちいい。輪郭がハッキリした綺麗な歌声も良いですね。青春ソングでもありつつ、歌詞には"もっともっと大きくなって 今年こそ私のこと 世界中に届けるよ"と1stオリ曲らしい決意が込められているのも素敵でした。


#10『禁忌肢』/ 健屋花那

 にじさんじ所属バーチャルライバーの健屋花那の新曲。5月14日に迎えた誕生日から始まったオリジナル楽曲6ヵ月連続リリース第4弾。作詞・作編曲:なきそ。
 なきそさんの美しくも激情的なサウンドの刺激に溢れ、思わずゾッとする感覚も最高でした。僅か約2分半の尺でありながら、明確なワードセンスと中毒性あるメロディにしてやられた感。1:51~”お前のせいだ"からは圧巻ですね。健屋ちゃんも歌声も高音の響きが綺麗すぎる。


#11『Moonshine』/ 龍ヶ崎リン

 ななしいんく所属VTuber龍ヶ崎リン4枚目となるシングル曲。作詞・作編曲:ポリスピカデリー。今年だけで4枚リリースなので凄い勢いです。
 最高!!カッコイイハスキーボイスで歌うガサキさんに相性ピッタリすぎる。あまりに心地よいチルアウトダンスチューンに仕上がっており、どこか懐かしく大人っぽいクールなメロディが一生耳に残る。たまには気楽に肩の力を抜いて明日を迎えようとするメッセージも素敵。


#12『夢花火』/ 萌水もえみ だん

 個人勢として活動する、ニート界の店長系VTuber萌水団、記念すべき初のオリジナル楽曲。作詞:萌水団、作編曲:chiaki。8/11に迎えた活動1周年記念で制作されました。
 むっちゃ良い!金管によるジャジーな雰囲気と共に夏の終わりを感じさせる、煌びやかで切ない失恋ソング。Bメロがエモーショナルすぎてガチで好き。1stオリ曲から開花する作詞センスと表現力の豊かさも素晴らしい。空気感を含んだ艶っぽい自然な歌声もむっちゃタイプですわ。


#13『Tick Tack World』/ Nanoha.

 個人勢として活動する、歌とお芝居と赤い食べ物が大好きな小悪魔系ちびっこわんこVsinger"Nanoha。"の新曲。作詞・作編曲はお馴染みCapchii!!活動3周年記念にリリースされました。
 ハードコア×Kawaii Future Bassで笑顔でブチ上がれる、クラブで聴きたい1曲。丸みを帯びたキュートな歌声とメランコリックなキラキラ要素で世界観もバッチリ。んで、1:46~やっぱりCapchiiドロップは最強なんだと解らさせられ、その後にストリングス挟むのも秀逸すぎて天を仰ぎましたわ。


#14『心斎橋エイリアン』/ 電音部

 DJをテーマにした物語や、新進気鋭のクリエイターによるクラブミュージックを展開するメディアミックスプロジェクト電音部のシンサイバシエリア「心斎橋演芸高校」の1stオリジナル曲。作詞・作編曲:天才凡人ミネ・天才凡人シマダ。
 電音部の新エリアのオリ曲が遂に!サウンドの強さは流石電音部、そして大阪特有の活気とノリの良さが前面に出たノリノリライブアンセムに仕上げてきましたね。全力で飛び跳ねて声出ししたすぎる。3人の歌声も他エリアのメンバーに負けず劣らずの個性があって期待大です。


―――以上、8/22~8/27(Part2)はアルバム2枚、シングル12枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!

※先週の新曲感想はこちらから。

#ライブレポート

【8/25 長瀬有花 LIVE “Eureka”@恵比寿LIQUIDROOM】

 音楽事務所RIOT MUSICのサブレーベル「汽元象レコード」所属の長瀬有花の初のワンマンライブに行ってきました。長瀬ちゃんのライブ自体を観るのはコレで3度目。記念すべき1stワンマンはキャパ800~1000とそこそこ大きいのに見事ソールドアウト公演となり、当日まで楽しみでした。

 セトリは合計20曲。何から何まで期待以上のクオリティで素晴らしいライブでした。初めは「fake news」が流れ早くも長瀬ワールドに引き込んでくる開幕、そのまま「駆ける、止まる」まではバーチャルで登場。その途中でノイズ演出が走り、ステージ中央に鎮座する大きなロケットの扉からリアルでの長瀬ちゃんが登場!ここで大歓声と拍手だったし、自分もおぉー!っと声が出ましたね。同時に生バンドの演奏も始まって、ボルテージが一気に上がった感じ。ここまで冒頭無料パートで見れるので是非。

 本格的にライブスタートし、長瀬ちゃんも”手を振ってもよし、揺れてもよし、長瀬を見続けてもよし、それぞれの好きに楽しんでいってください”とアナウンス。ライブ初心者にも優しい配慮で、非常に雰囲気の良いライブが最後まで保たれていました。お酒を片手にホント心地よい空間でしたね。
 その後はほぼノンストップで「白昼避行」「アーティフィシャル・アイデンティティ」「とろける哲学」など人気曲を次々と披露。時折聞いたことない曲も出て、終わってから今度リリースされるアルバムの収録曲だと発覚。先行で聴けて嬉しかったですね。中でも長瀬ちゃんが好きなチロルチョコとの公式コラボ曲「むじゃきなきもち」とか良かったです。
 披露される楽曲は生バンドなのもあって滾るアレンジ祭り。特に中盤の「やがてクラシック」⇒「異世界うぇあ」はサックスがエロカッコよすぎて最高でした。てか基本的に長瀬ちゃんの楽曲はテクニカルな曲ばかりなのに、どれも完璧に演奏しててバンドメンバー凄すぎましたね。ベース、コンバス、シンセパッド1人で全部やってる方もいるし、ギターの方もノリノリで一生ヤバいプレイしててニヤけてしまうほど。
 終盤にはプロジェクションマッピングの演出も出て、幻想的な空間が綺麗でした。衣装やセットが白基調だったのはこの為だったのかと息を呑みましたね。そして、本編ラストでは「今日とまだバイバイしたくないの」を披露し、オーディエンス大合唱でアンコールの様な形に(ここも長瀬ちゃんなりの配慮だろうなぁと)。その後ライブグッズのTシャツに着替えた長瀬ちゃんが再登場してアンコール突入。待ちに待った個人的に大好きな「オレンジスケール」と「プラネタリネア」が続けて披露され感極まってし、やっぱ大好きすぎるなと再確認。

新曲「ブランクルームは夢の中」を挟んで、ラストは長瀬有花流のキラーチューン「ほんの感想」で〆。原曲でもヤバいのに、ライブで更に化けすぎて最高でした。ラストのMCでは、“長瀬有花はこれからも貴方の日常のそばにあり続けます”と、長瀬ちゃんそのものとも言える温かすぎるメッセージを残してくれて幕を閉じました。

 事前アナウンス通り、長瀬有花の活動の「集大成」にして、これから音楽アーティストとしてファンと共に歩む「出発点」ともいえるワンマンライブだったと思います。ステージセットにはこれまでのコンセプトライブにちなんだ小物が沢山ありましたし、"出発"を象徴する大きなロケットや宇宙服を模した衣装も存在感あってステキでした。次元を融解させる現地ライブならではの世界観と生バンドによって無限に輝きを放つ楽曲達の魅力も再認識できましたし、長瀬ちゃんも最後まで安定した歌唱を披露しており、会場を長瀬ワールドに染めあげていました。さらに、ステージ上での立ち振る舞いがいつも通りでもあり、特別でもあり、プロフェッショナルな姿に只々感動でしたね。身振り手振りとか指の先までホント可愛かった。
 やっぱり唯一無二の世界観、アーティスト性って自然と惹かれるし応援したくなるなと。改めて最高のライブをありがとうございました!長瀬ちゃんとRIOT MUSICをこれからも応援していきたいと思います。


【8/26 えのぐ 大絶響祭 2023 SUMMER -轟々爛々-@KT Zepp Yokohama】

キービジュカッコヨ。

 鈴木あんず、白藤環、日向奈央の3名によるVRアイドルグループえのぐの毎年夏に行われるワンマンライブに行ってきました。昨年末にメンバーだった夏目ハルがアイドル活動を引退した為(岩本町芸能社の広報担当として支援)、3人体制では今年これで2回目。今年は和楽器×バンドをコンセプトにした雅かつ重厚なサウンドでライブを構築との事で、非常に楽しみにしてました。昼と夜の2部制だったんですが、予定があって夜の第二陣のみ参加。動きやすいスタンディングチケット握れたのは良かったです。

 断言します、ベストライブオブザイヤー2023特別賞です。本っっっ当に良すぎた。声出しでの現地ライブでやっと来れた喜びや、豪華生バンド演奏も含めて筆舌に尽くし難い感動が間違いなくありましたね。この日は撮影OKだったので、時折片手でスマホを持ちながら楽しんできたので、少しでも現地の熱狂具合をお届けできたらなと思います。

 まず、会場入りしてステージを限界まで埋め尽くした楽器の光景が壮観でした。ワンマンライブではお馴染みのギター、ベース、ドラム、キーボードを始めとしたメンバーに、和太鼓や尺八、篠笛、三味線など合計10名以上。ライブ中は音圧が限界突破で迫力凄いし、自然とアレンジになるので、この日しか体験できない楽曲の魅力が出てました。
 セトリは合計20曲。開幕はいきなり和楽器サウンドが光る「春擬き」でエモーショナルな雰囲気で染めあげ、思わずダンスに見惚れてしまう程。3曲目で早くも3人新体制初となるシングル「星は三度瞬く」が披露され、心の準備が出来て無かったのに、普通にガチ泣きした。ギターが泣きメロすぎるのと、何と言っても歌詞が最高なんですよね…。大好き。

 ライブ開始を告げるMCを挟んで、新曲「ヴァーチャルバーサーカー」を披露。かなりハイテンポでまくし立てる様なカッコイイパフォーマンスが最高でした。そのままダンスとラップパートが光る「Possible」が続いて、その後はまさかのスローバラード「奇跡なんかじゃなくたって」で再びしっとりとしたムードを放っていました。
 そしてここでセンス溢れるカッコいいバンド紹介映像が流れ、会場のボルテージが戻るどころかもう一段階上がって、流れるようにDDDでお馴染み「Defiant Deadman Dance」とかいう最強ナンバーを披露!ブレイクダウン手前では"まだまだブチ上がれますよねえ!最後まで全力で声出せええ!!"と環ちゃんの煽りも相まって最高潮の盛り上がりで狂い散らかしました。この勢いそのままに「ギザギザコミュニケーション」⇒「Armor Break」⇒「フラストレーションガール」と盛り上がるナンバーを連続で畳み掛けてきて、3人の鬼気迫るパフォーマンスも凄かった。特に「フラストレーションガール」は最強すぎるんですよね…身体中の細胞が喜びの舞。

 中盤MCでは、メンバーの水休憩も兼ねてお喋りタイム。"お客さんはライブ中何飲んでるんですか?お水の人ー?!"などコールレスポンスして和やかな雰囲気に。環ちゃんのオンステージで赤色のペンライトに染まったフロアも印象的でした。

 MC明けは「colors」⇒「ハートのペンキ」⇒「ショートカットでよろしく!」⇒「Magic」⇒「僕らへの詩」まで曲調様々にアイドルらしいパフォーマンスを披露。ここでは比較的落ち着いて息の合ったダンスや、ハーモニーの生まれる歌唱をしっかり堪能できて良かったですね。
 本編ラストは新曲「SUN HIGH SUMMER!!!」と「ヴァーチャルバーサーカー」を再度披露し、夏らしい爽快で楽しいフィニッシュを迎えました。

 暗転後はライブタイトルである"轟々爛々"から"ゴーゴー!ランラン!"の掛け声が大きく響き渡って、アンコールに突入。えのぐ流夏フェスアンセム「常夏パーティータイム」を披露し、バンドメンバーさんも一緒にタオルを振り回すフロアの光景は見応えたっぷりでしたね。この曲に限らずですが、バンドメンバーさん達が終始笑顔で楽しそうに演奏してたのも本当良かったです、笑顔は伝染するのでね。続けて、「SUN HIGH SUMMER!!!」がまたも披露され、曖昧ですがこの辺りでウェーブもやった記憶。音楽以上にライブ感をひたすら楽しんだ2曲でしたね。アンコールラストは今年のえのぐが始まりであり、旧4人体制ラストの曲である「LIVE Ⅳ LIFE」で〆。イントロが流れた瞬間涙流れて、最終的に号泣オタク。この素晴らしいライブが終わって欲しくない寂しさと、最後の最後まで魅せてくれた全身全霊のパフォーマンスにひたすら感動してました。ガチでカッコよかった…。

 ラストのMCでは、ここ最近の活動に手応えを感じている事を嬉しそうに語ってくれて、中でも"もっと実力をつけて、関心が無かった人の目にも留まってもらえるようにしていきたい"という言葉が印象に残っています。もう既に今回のライブを観たら、興味関心を持ってくれる人は多いと思います。それくらい良い意味でアイドルとかバーチャルとか関係なく、いちアーティストとして凄まじいライブでした。これだけのバンドサウンドに負けない丁寧で全力なダンスや歌唱、ステージング、煽りなど圧倒されながら駆け抜けられたので。彼女達は現地でのライブ数やフィールドもかなり多いと思いますし、その積んできた現場経験値と日頃の相当な練習量も伝わってきて、3人体制での新しい歌割り、ハモリも違和感ないクオリティでした。
 今後とも活動初期から掲げる「世界一のVRアイドル」へ向けて確実に前身していくと思うので、変わらず応援していきたいと思います。もっともっと大きくなれると心の底から信じてます。改めてありがとうございました!

また絶対この素晴らしき景色を観に来ます

では今回はこの辺で。また来週お逢いしましょう!

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