見出し画像

今週の良かった新曲感想【1/9~1/15】

 どうもです。

 毎週恒例にする、新曲感想記事。1/9~1/15リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。

#1『Realize』/ 御名代みなしろアロエ

 バラエティ系個人勢Vtuber"御名代アロエ"の記念すべき1stオリジナル楽曲。作詞作曲は"HATTY.G"氏が担当。
 掻き鳴らされるギターの存在感よ、歌声も程よくハスキーでロックに合ってるわ。がなり声好き。何度も繰り返される「不器用」と云う言葉に関する歌詞も共感を誘うモノだと思います。


#2『Wildfire / Zagreus』/ Periphery

 アメリカはワシントンD.C.出身のプログレッシヴ・メタルコアバンド。3月10日にリリースする7thアルバム『Periphery V: Djent Is Not A Genre』から先行シングルカット。
 プログレメタルコア好きな自分ですが、Peripheryは1st以外そこまで刺さってないので好きなバンドではなくて。それでも「Wildfire」は良かった。テクニカルパートの聴き応え・気持ち良さは言わずもがな、リフでゴリゴリ殴ってくる感じがアグレッシブさが良い。後半ジャズパートの入り口と出口も自然すぎて流石ですわ。


#3『Time』/ Taken By Tides

 アメリカはテキサス州サンアントニオ出身のポストハードコアバンド。昨年10月にデビューシングルをリリースして以降3曲目。
 まず安定したリリースペースに拍手。音楽性もブレず、2010年前後のあの頃を想わせるポストハードコアで堪らないです。ストリングスによるドラマティック展開も好きだし、ツインボーカルも映える様になって益々期待が高まりますわ。今年中にアルバム来るか…?


#4『teardrop』/ 桜乃美々兎 (CV: 小坂井祐莉絵)

 DJをテーマにした物語や、新進気鋭のクリエイターによる最先端で上質なクラブミュージックを展開しているメディアミックスプロジェクト「電音部」。昨年同様40週連続リリース中の新曲。歌唱はハラジュクエリアの桜乃美々兎 (CV: 小坂井祐莉絵)。楽曲を手掛けたのは、ボーカロイドエレクトロ同人レーベルNEXTLIGHT副主宰のトラックメーカー"picco"氏。
 エクストリームエモドロップラブフォーエバー。って感じ。ゲキ重リリックで涙声まであるのに反して爽やかなのが憎い(褒めてる)。こんなの現地で流れたらどんな感情で聴けばいいか分からないよ…。
 同じくハラジュクのメンバーである雛と紫杏の新曲もpiccoさんが手掛けるので楽しみです。


#5『Oathbreaker』/ Dreamwalker

 アメリカオハイオ州クリーブランド出身のプログレッシヴメタルコアバンド。昨年8月ぶりの新曲。
 名盤『Sun Through a Harsh Winter』以降の2曲が正直微妙だったんですが、立て直したかもしれません。開幕直後からテクニカルなフレーズでゴリ押し、その後も予想できないカオティックな展開美。緊張感を煽るシンセが鳴り止まない音空間表現が巧みです。2分半とは思えない情報量と満足感。


#6『ミネルヴァ』/ 眩暈SIREN

 福岡県出身の5人組ロックバンド。両面シングル『不可逆的な命の肖像 / 蒼彩』から約1年ぶり、昨年4月を以て独立後初となる新曲。Mixを手掛けたのはa crowd of rebellionのGt.丸山漠(仕事しすぎ!)
 やはり原点回帰みもある1曲でした。虚しく切なげなメロディが堪らなく好き。2番サビ行かずに挟み込まれるギターソロもヤバすぎる…。Bメロで刻みまくるトコは逆に新鮮で、メジャーでの経験もこれからの音楽性にちゃんと活かしていく想いが垣間見えました。
 1月14日には彼らの地元福岡で10周年記念ワンマンライブ「ワルプルギスの夜」を開催。改めて10周年おめでとうございます。昨年も東京都内に来てくれた時に見れたので、今年も見る機会あれば嬉しいです。


#7『Hourglass』/ The Northern

 カナダオンタリオ州トロント出身のプログレッシヴ・メタルコアバンド。約2年ぶりの新曲!
 前作『Cloudburst』も良かったですが、それ以上に好き。ダイナミックなリフワークがボーカルと互いに狂いながら生み出されるグルーヴ。煌びやかな香りもあって、ブレイクダウンのエフェクト諸々最高すぎますね。


#8『Show Me The Body』/ Dealer

 オーストラリア出身のニューメタルコアバンドが実質解散後3年の時を経て復活。待望の新曲。
 やはり素晴らしい曲を作ってくる…。ジャケ写じゃないけど、破壊衝動に駆られる様な不協和音満載ブルータルかつメロディアスに音を重ね、終始入り乱れておりますわ。ブレイクダウンはまだ本気じゃなさそう(期待)。


#9『Nefarious』/ Sail's End

 アメリカミシガン州出身のプログレッシヴ・メタルコアバンド。昨年7月ぶりとなる新曲。
 綺麗寄りではなく、イカツイ寄りのプログレッシヴ・メタルコアをプレイ。ボーカルの極悪スクリームがそれに拍車をかけてますね。それでも、不気味な雰囲気だけで終わらせない展開美は目を見張るものがあります。音の作り込みも中々よ。


#10『SOUTH$IDE』/ HourHouse

 アメリカルイジアナ州ニューオーリンズのニューメタルコアバンド。昨年リリースされたデビューEP『MALIZIA』ぶりとなる新曲。
 ラップ的な歌い方ではなく、普通にヒップホップ直で織り込んでいくスタイル変わらず、イケ散らかしてて最高ですわ。サビでバンドサウンド全開になって横ノリから縦ノリになるの好き。化けてスクリームもできる男。


―――以上、1/9~1/15はシングル10枚の新曲感想でした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。この後はオマケパートありますので、余裕ある方は是非。
 その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したりやシェアしていただけるとむっちゃ嬉しいです。よろしくお願いします!

 ではまた!


#オマケ

 バッドニュースではあるんですが、好きなバンドの一つであるPalisadesが解散を発表しました。いつか終りが来るとは言え、中々に急だったのでショッキングでしたね…。ラストライブの成功を祈ってます。2017年リリースのセルフタイトルアルバム『Palisades』は特によく聴いてた…。


#ライブレポート

【1/14 電音部 AREA MEETING -AZABU-@GARDEN新木場FACTORY】

10月のアキバエリアに続いて、アザブエリアも勿論現地通し参加。出演者は以下の通りで勝利が約束されていましたね。

▼昼の部
秋奈(黒鉄たまDJset)・小宮有紗(白金 煌DJset)・澁谷梓希(灰島銀華DJset)・早川博隆・ハレトキドキ
▼夜の部
秋奈(黒鉄たまDJset)・小宮有紗(白金 煌DJset)・澁谷梓希(灰島銀華DJset)・Kenmochi Hidefumi・Hiroshi Okubo

このキービジュ好き

 昼3時間、休憩1時間半、夜3時間。疲労困憊完全燃焼でした。爆音浴びて狂い散らかして冬とは思えない熱狂フロア。ガチで何かのバグかな?って位には聴けると思わなかった曲も聴けて本当にありがとうのお気持ち。電音部の曲だとシブヤエリアの曲もガンガンやってくれて。あの時は"灰島銀華"ならぬ"澁谷梓希"ならぬ"AZK"だった。それ以外だとケンモチさんが「senpai, notice me!」やってくれて。ななひら×かめりあはガチでエグイて。

 終演後のクローク列もエグすぎて、意図せず出待ちできたのも良き想い出。友人との打ち上げ時間が少なくなってしまったけどw とにかく2023年も引き続き電音部が“最強”だなと確信しました。次回の電音部現地は3月5日のエリアミーティングで今度は"ハラジュクエリア"。この日に発表された「電音部 アザブエリア 1st LIVE -MY STAR-」もチケット握って参加する所存!

 では今回はこの辺で。また来週お逢いしましょう!

この記事が参加している募集

私のイチオシ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?