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中学受験サポートログ5(先取り学習について)


・先取り学習について。


私は過度の先取りに興味はない。
脳の成長には個人差があるし、
抽象的な事柄を処理できるようになるのは
やはり10歳前後。
先取りをしすぎると
考えるというより丸暗記になり、
思考力を試される問題に
全く使えない可能性もある。 
もちろん本人が楽しんでいるなら
続けたらいいと思う。

(中学生になってからは
いくらでも先取りしたらいいし、
むしろ今はかなり前倒さないと
大学受験に間に合わないという現実もある)

「知りたい!」という気持ちが
本人の中で盛り上がってきた時が
学びに1番ベストなタイミングだと思っている。


本格的な先取りではなく、
「あ、それ知ってる!聞いたことある!」
を増やしておくことを意識している。
先触れ?先かじり?くらいのレベルで。

マンガでもなんでもいいから、
本人が楽しめそうなものを
いくつか用意してみる。
もちろん全くヒットしないものもあるので、
バクチ感があって面白い。笑
ひたすらに種まき。

最近だと理科への興味からこのあたり。



これ↓は特にお気に入り。
大人が読んでも面白い!


ヒエログリフが書けるようになりたいらしい



絵が可愛い!
理科の最初の授業が学校の校庭で
色々探して観察だったらしく、
その時見つけた草の名前が分かった。
ヒメオドリコソウ。
昔から春になるとよく見る。


「どんなことに対しても面白がれる、
興味をもてること」ってすごく大事。
小さい時から
自分が知らないことでも
自分に興味があまりないことでも
「面白いねえ〜」って
いろんな話題を共有してきた(つもり)。
色々なことが深く分かるようになってきた今、
博物館系がもっと楽しめるかも。


・ピアノもいつも少し先取りしている。
1曲合格したら、
さらに先の2つまで進めておく。
先生からすると
「じゃあ今週はこの曲を練習してきてね」
と伝えた曲が、
1週間後にはほとんど弾けているので
「練習頑張ってるねー!」となる。
実際は2週間前くらいから
少しずつ進めている(^^)
娘のピアノの先生は
褒めるのとムチの指導(笑)のバランスが
ちょうどよく、信頼してお任せ。



実際にはヤマハのテキスト(個人+グループ)、バロック、ブルグミュラー、
好きで弾いている曲、
とあるので常時+6〜10曲はやっている。
その方が一気に1曲仕上げるより
楽だし気分転換にもなる。


・「最近色々練習してると
夕方35分じゃ足りないなぁ」

「やっぱりハノン(指の基礎練)を
ちゃんとやらないと指が動かないなぁ」

娘のつぶやき。
そう!そうなんだよ!!
この自らの気付きがプライスレス。


まぁ弾きたい曲は決められた時間以外にも
自分で練習してたりはするので
練習量は総じて増えているのかな。

・新しくバッハのメヌエットを譜読みして、
1日でほぼ両手で弾けていて
成長が加速していると感じるこの頃。
子ども時代って、
本当にマリオがスターをとったような、
魔法の時間なんだろう。
なんでもスポンジのように吸収していく。
うらやましい。

・塾講師をしていると、
「自分の子どももしっかり指導できるんでしょ!
いいなー!」
って思われがちけど
「自分の子だからこそムズイフィルター」がある。やっぱりある。
仕事じゃないのに仕事のように
我慢強く対応できるかというと
その時のHPとメンタルの余裕による。笑

Z会の国語が思っていたより1人では
全然できてなくて驚いたけれど、
よくよく一緒に読んでみると
答えの箇所はだいたい出せるけれど
解答にするプロセス
(例えば「なぜか?」と聞かれているなら「〜から。」と文末をまとめるとか)に
戸惑っている感じだ。

慣れればすぐ合わせられそうだけど、
本人のモチベーションが
ガンと下がらないように
夏まではひとまず頑張ってごらん、と声がけ。
国語は答え探しゲーム、
ウォーリーを探せみたいなもんなんだから、と。笑


一度コツをつかんだのか
最後の回では
だいぶ1人でも探せるようになってきた。
あとは間違えた問題を中心に復習期間を入れて
月例テストを提出すれば終了!
チャレンジもおかわりレッスンまで全部終了。

Z会も3月から余裕をもって始められたから
順調に終われたけど、来月はどうだろう。
漢検の準備も進めなくては。

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