この間、ドラクエ熱が高まっている的なことを書きました。

依然継続中なわけでありますが、そんな中、こんなニュースがっっっ。

初代『ドラゴンクエストビルダーズ』がスマホで登場!!
いやー、たしかにドラクエは数年前からやたらとスマホ移植を連発してきてはいましたけども。ここまでやるとは驚きです。だってオリジナル版の『DQB』って2016年発売ですよ！ ……あれ、もう6年前か。思ったより経ってんすね～…… いやいやでもけっこう衝撃的。PS3とかで出ていたタイトルですからそれがスマホで遊べるなんて、とうとうここまで来たか～って感じです。

などと軽やかに語り出していますが、じつはオリジナル版は未プレイ。その後出たSwitch版も未プレイ。すなわちまったく遊んだことがありません。冒頭の前回の記事でも言っていますが、基本的に「ドラクエ」シリーズにはあまり関心を持っていないヤツなのでした。当時は「マイクラ」の面白さも知らないヤツでしたし。

ところが今はッ 関心がありまくる！ ゲーム画面を見るだけでどう考えても面白いじゃん！ てな状態。もともと名作として評価されまくっているタイトルですしね。
そしてこれまた嘘みたいなタイミングですが、じつは数週間前から続編である『DQB2』を買おうかと悩んでいました。セールが来るまで待つかどうか悩むな～ってところに今回のニュースが飛び込んできたわけです。じゃあもう買うでしょうよ。どうせ遊ぶなら初代から遊ぶほうがいいでしょうよ。

購入。ちょっとだけ感想を。

結果、リリースから2日あけた6/28に購入。2700円でした。
さっそく丸一日遊び続けて一章クリアしてしまいましたよ。超面白い。

今さらレビューとかするまでもない名作ですし、移植なので内容については触れません。しかしスマホ版ドラクエの例に漏れず移植作品として丁寧な作りですし、元々のゲームもよく出来てるなあと関心するポイントがたくさんありましたので、初めて遊んでみた立場から、これは良いなあと思ったポイントを3つほど。

まず、とにかく遊びやすいです。
スマホ移植ってバーチャルパッドが増えることで画面がガチャガチャしがちなんですが、不便に感じることも分かりづらくて混乱することもありません。ただしバーチャルパッドでは細かなキャラ移動を繰り返すのはやはり難しく、ある程度慣れるのに時間がかかりました。

でも、じつはブロック弄りに関しては細かくキャラを移動する必要はなく。画面内をタップすることで離れたところにもブロックを置くことができます。アングルを真上からにしてマス目に合わせてタップするだけでいいので、非常にやりやすい。慣れればナナメ視点でブロックの隙間に滑り込ませるように配置することもできてとっても楽！

スケールが小さいのが説明しづらいけどなんかイイ。
『マインクラフト』と比べると、全体的にコンパクトな印象があります。もちろん世界が狭いという意味ではないですよ。
キャラの等身やブロックなど全体的なスケールが小さめで、かつカメラの距離が基本的に遠いこともあり、ミニチュアとまではいかずともどことなくシミュレーションゲームのようなストラテジーのような雰囲気があります。マイクラのような広大な世界も良いですが本作の良い意味でのコンパクトさはけっこうツボ。ブロックを積んで遊んでいる感覚が強くゲームらしくてよいです。うーん、なんて言えばいいのかな〜。

冒険もあるよ！
思っていたよりちゃんとRPGなんですね。素材集め程度にフラつくくらいかな～と思っていたら、余裕で迷うくらいのフィールドが広がっていました。ウロついているだけでも楽しいんですな〜これが。拠点の外でもモノづくりできるので、野営地的に寝泊まりできるミニ拠点を作って狩り続けることもできます。

フィールド上にいるモンスターをぺちぺちしていると、どことなく一昔前のMMORPGっぽい感じがしたり。

ただ、ゲームがゲームなのでスマホをけっこう選ぶかもしれません。
私の環境は「Xpera 1 II」ですが、描画クオリティ高でカクつきもなく一日中遊べました。購入するなら念のため、自分と同じスマホで遊べねえ～と嘆いている人がいないか確認を。

どうしてもマイクラと比べてしまいますが、ゲーム体験はまったく異なっているような。というかマイクラを挫折した人を狙い撃ちしているような。私も飽きっぽいせいか時間のかかる作業は苦手なんですが、本作はサクサク展開していくのでこちらのほうが好みかも。暫くがっつりハマってしまいそうです。

おわり