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まとめ

4か月かけて作ってきたTD4(とりあえず動作するだけの4bitCPU)が少しだけ怪しい動きを見せることもありますが、一応完成させることができました。
個人的には、物を完成させてからじゃないと公開しないタイプの人間ですが、noteを始めるにあたってのネタとしてはいい題材でしたので、今回は珍しくこういう形で製作を進めていったわけです。

当初の予定としては、平成の内に終わらせるつもりでしたが、2日程遅れてしまいました。製作時間は63時間ほどで、設計+本の内容理解も含めると80時間は超えているかと思います。
半田付けのレベルについては、ドラクエⅢで例えればピラミッドに行けるぐらいにはなったのではないだろうか?少なくても、半田付け失敗したらどうしようとか、ビビらなくなる程度にはなりました。

今後、何を作るかは分かりませんが、次は本に従って作っていくというよりは自分で設計した何かを作ってみたいなと思っています。

まとめはこんなところで、あとは、リファレンス的な内容です。

配線図

製作の過程において、いろいろ部品を変えたり、ICの配置を入れ替えたりしたので、最終形の配線図をまとめておきます。
どちらかというと自分用のメモですので、これを元に作って動かなくてもそれは自己責任でお願いします。

Vcc-GND

ROM
配線が多いので、ROMの途中の配線は1番のみ繋げています。

Clock-Reset

Decorder-ROMの接続周り

Decorder-Register-Adderの接続周り

使用した部品・道具

以前の記事で挙げましたが、オリジナル通りに作成していない部分などがありますので、最終的に今回の製作で使用した部品や道具のリストを上げておきます。(★)は前述からの変更箇所です。

IC
・74HC161:4個
・74HC153:2個
・74HC283:1個
・74HC74:1個
・74HC32:1個
・74HC00:1個(★)
・74HC14:1個
・74LS138:2個(★)
・74HC04:2個(★)
・74HC10、74HC154、74HC540は未使用。(★)

スイッチ
・トグルスイッチ:1個
・プッシュスイッチ:2個
・DIPスイッチ4P:1個
・DIPスイッチ8P:16個

コンデンサ
・0.1μF(セラミックコンデンサ):15個(★)
・10μF(無極性電解コンデンサ):1個
・10μF(有極性電解コンデンサ):2個
・100μF(有極性電解コンデンサ):1個

抵抗
・100Ω:1個(★)
・1KΩ:11個
・10KΩ:9個(★)
・100KΩ:4個
・330Ω:1個(★)
・可変抵抗(0~100KΩ)(★)
・3.3KΩ、33KΩは未使用。(★)

LED
・色は何でもよい(今回は赤色を使用):4個

ダイオード
・小信号用汎用ダイオード:128個

基板(★)
・ユニバーサル基盤(ICB96):1個
 寸法:160×115mm
 パターン:2.54mmピッチ、ドットパターン
 片面 紙フェノール

ICソケット
・14P:6個(★)
・16P:9個(★)
・20P、24Pは未使用(★)

電源(★)
・ブレッドボード用DCジャックDIP化キット

リード線
(★)
・UEW ポリウレタン銅線130℃耐熱0.5mm L-10 (10m巻を1本分消費)
 (線が硬く曲げにくいのと、なにより被膜剥くのが大変すぎたのでこれで作るのはお勧めしない。)

テスタ(★)
・アナログマルチテスタ(CP-7D)

半田付けの道具(★)
・半田ごて
 途中から温度調節ができるものに変更しました。
 これは、特に良いものを選んだ方が良いと感じました。
・糸半田(2.5本消費)
・半田吸い取り線(こいつには何度もお世話になりました。)
・こて台
・ヒートクリップ(これも地味に役に立ちました。)
・ピンセット

スペーサ(★)
・ユニバーサル基板を浮かすやつ


以上。
ここまでお付き合いありがとうございます。


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