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この物件に期待されていること W受賞を得て考えてみる

この度、2年前から携わっている賃貸物件「まちのもり本町田」が、キッズデザイン賞とグッドデザイン賞のダブル受賞を果たしました!
関係者の皆様には熱く御礼申し上げます!!

グッドデザイン賞

2020年度グッドデザイン賞受賞
建築部門の小〜中集合住宅部門
https://www.g-mark.org/award/describe/50853?token=D6xAL4xFID

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キッズデザイン賞

第14回キッズデザイン賞 優秀賞
少子化対策担当大臣賞 受賞

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この2つの賞はデザインに対する賞ですが、これからの将来性も含めての仕組みへの評価をいただいたと思っています。

参加の仕組みと地域へのインパクト

少子高齢化にはコミュティが必要だ、大事だ、大切だと叫ばれて久しいですが、世の中で実際にそのコミュティが実践されている、こと住まいにおいて、こと賃貸住宅において実践されている事例はいくつあるのでしょうか。

キッズデザイン賞の評価理由にはこうあります。

コミュニティの希薄化や地域ぐるみの子育てへの関与の減少といった社会的背景を鑑み、コミュニティを醸成する生活者同士が子育てに参加する仕組みを、集合住宅のモデルからアプローチした新たな試みだ。
キッズデザイン協議会

グッドデザイン賞の評価コメントにはこんな事も

この新しい試みは社会に一石を投じることと思う。
公益財団法人日本デザイン振興会

子育てや地域活動に参加って、普通に仕事して、家事していたら、なかなかしにくいなぁと思うのです。一人暮らしの私は特に。

でも、コレクティブハウスに住んでいることで、自然と暮らしの中で子育てに少し関わる事ができる。地域の事は他の居住者さんや大家さんからいろいろと教えてもらっている。

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それがきっかけで自分でもいろんな地域のお店に行ってみたり、活動を覗いてみたり。
さー、参加するぞー!なんて気負わずにちょっとやるよー、行ってみたー、ぐらいの事ができる。

知ってる他人がKey

子育てなんて、独り身だと関わることなんて友人や親戚の子ども達に合う時しか接する事ない。子育てに関わったなんて言えない。でも、この少子高齢化時代、自分の子どもは自分たち(親だけ)で育てるなんて、そもそも難しい。知ってる他人がもっと関われば、孤育てにならない。孤育てにしちゃダメ。子育てだけじゃない。介護だってそうだと思う。血縁だけでできることじゃない。いろんなサービスを使って、知ってる他人が関わりながら、日常的に孤立させない。社会的なつながりがあるかどうかは、健康状態にもつながるのです。孤立させちゃダメ。

住まいの提供者ができる事はまだまだある

子育て世帯も高齢者世帯も、孤立させてはダメ。
そのために、住まいの提供者、特に賃貸の大家さん、管理会社、不動産会社ができる事はまだまだたくさんあります。見守りとかサービスっぽいことじゃなく、仕組みや取り組みで、結果見守りになればいい。入居者の個人情報や緊急連絡先も持ってる大家さん、管理会社は、そこにその人がどのような社会的なつながりがあるか、情報を加えてほしい。

まちのもり本町田は、株式会社コプラスが事業主(大家)です。コプラスはコミュニティー賃貸の企画、運営を12年以上続けています。
コレクティブハウス部分は、特定非営利活動法人コレクティブハウジング社がコーディネート。15年以上前から東京でコレクティブハウジングの普及、運営コーディネートをしています。
この2社だからこそ、この取り組みが出来て、このダブル受賞に繋がった。
不動産会社ができる事、NPOができる事、それぞれあります。このダブル受賞に期待されている事をきちんと受け止め、これからの20年を育てていきます!

暮らしの2type

まちのもり本町田は居住者を募集しています。
このダブル受賞を記念して、特別キャンペーンを実施します!
詳しくは、こちらから。

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