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長岡技術科学大学 実務訓練を実施しました。

2022年11月〜2023年2月の期間、長岡技術科学大学の実務訓練生を受け入れさせていただきました!

学部4年生を対象とし「技術に対する社会の要請を知り、学問の意義を認識するとともに自己の創造性発揮の場を模索すること」「実践的、技術的感覚を養うこと」を目的に、企業などでインターンシップを経験していただくプログラムです。

今回なんとベンチャー企業での受け入れは初ということで、CuboRexで実務訓練に参加してくれた西坂さんに訓練期間を終えた今、お話を伺ってみました。


ー約5ヶ月に渡る長期のインターン、大変お疲れ様でした!まずは自己紹介をお願いします!

西坂:長岡技術科学大学 機械創造工学過程 4年の西坂です。たったいまインターン発表会を終えたところです。疲れました…笑

ー実務訓練ってどんなものなんですか?

西坂:基本的には大学院に進学予定の学生が参加するプログラムです。研究テーマや就職のイメージ構築のためというのが主な目的ですが、行きたい企業にみんな行けるわけではなく、成績のいい人順に企業を選べるようになっています。

業務内容や時給が出るとかの待遇、会社の立地、ネームバリューもさまざまなのでより自分に合ったところを自分で選ぶ感じですね。

ー今回ベンチャーでの受け入れは初だということなんですが、西坂さんがCuboRexを選んだ理由はなんですか?

西坂:自分が学部3年の時に設計演習の授業があったのですが、テーマの中でE-catkitを使った研究をやっていて、プロダクトに馴染みがあったという点が大きな理由です。

あと長岡にいるとベンチャー企業に関われる機会が少なくて。

ある程度規模の大きい企業は高専の時にもインターンに参加したことがあったので、ベンチャーというものを見てみたかったというのも理由として大きいですね。

ー実務訓練にくる前は、ベンチャー企業のイメージってどんな感じでした?

西坂:少数精鋭のイメージが強くて社員もフルスタックの人ばかり、というイメージでした。近い距離でプロから学べるものが大きいのかな、と。

ー実際に入ってみてギャップとかってありましたか?

西坂:思いのほかインターンやアルバイトの学生が多くて社内は賑やかな雰囲気でした。

同年代の学生がたくさんいたので、みんなで仲良くなって業務終了後に寮でご飯を食べたり遊びに行ったり楽しいことも多かったです。

社員のエンジニアの方も若手が多かったり訓練期間中に新しい社員さんが入ってくることも多く、馴染みやすい雰囲気はありがたかったですね。

ー確かに、西坂さんは気づいたらみんなと仲良くなっていた印象です。訓練期間中の主な業務はどんな内容でしたか?

西坂:クローラユニットに関連する実証実験を担当することが多かったです。既存のシリーズと新しい機構がついたものの衝撃吸収差のデータを取ってまとめたりとか。

あとは並行して一輪車の電動化キットのフレーム設計を提案したり、治具を作ったりと設計開発もちょこちょこやらせてもらいました。

ー大変だったことはなんですか?

西坂:最初は会社の製品や立ち位置、製品の目的や背景を理解するのが大変でした。

E-catkitのことはなんとなく知っていたものの、社内の製品ラインナップも多いですし苦労した部分が多かったです。まずは自分で情報をまとめて、指導担当のメカエンジニアの方に助言をもらいながら理解を深めていった感じです。

ー特にCuGoシリーズは完成品ではなく、ターゲットや目的の自由度が高いのでインプットが大変でしたよね。逆に楽しかったことはなんですか?

西坂:ロッカーボギーの設計の中でプログラミングをする機会があったのですが、担当エンジニアの方の助言なしで完成させることができたので、自信に繋がりました。

あとCADを使うのが好きなので図面を引くのが楽しかったです。

ーもし、この4月からCuboRexに社員として入るとしたらやってみたいこととかありますか?

西坂:ネコソギマクンダーZのように、クローラーユニットを応用したソリューションの部分の設計をしてみたいです!

ーいいですね!今回参加してみて、西坂さん自身どんな部分で成長できたと思いますか?

西坂:設計していく方向性をより考慮する力がついたと思います。

あとは設定する項目、設定するに至った背景や情報の整理、それらを伝える能力が身についたかなと。毎週開発会議でその週の成果を発表する機会があるのですが、そこでは毎回社員のエンジニアさん達に結構理詰めにいろいろ聞かれることが多く、かなり鍛えられました笑

ー来年の実務訓練を検討している後輩に勧めるとしたら、どんな人にCuboRexを勧めたいですか?

西坂:ベンチャーは受け身だと置いていかれてしまいそうになるので、物おじせず行動ができる人ですかね。

ただその分すごく意見や提言は聞いてもらえる環境にあるので、決まり切ったカリキュラムよりも色々なことをやってみたい人にもおすすめです。

あとは技術的にめちゃくちゃ好きだったり詳しい分野がある人。社員のエンジニアもそういう人が多いので、そこからコアなコミュニケーションができるとより楽しめそうです。

CuboRexはハードのイメージが強いですがソフトウェア開発にも注力していて、幅広くいろいろやらせてもらえるのでそこもベンチャーならではのよいところかもしれないです。

ーありがとうございます。西坂さん自身はどんなエンジニアになりたいですか?

西坂:まだ将来やキャリア設計は模索中ですが、車が好きなので自動車関連業界に興味があります。大学院生活は意外と短いのできちんと考えていきたいですね。

ー今回ご縁あってCuboRexに来ていただいたことで、逆に西坂さんから学びを得ることも多かったと思うので、こちらにとっても大変良い機会でした!またいつでも遊びに来てくださいね!

西坂:ありがとうございます。お世話になりました!

西坂さん、長期間にわたる実務訓練大変お疲れ様でした!



CuboRexでは長期の技術系アルバイトや、夏休みなどの長期休みを利用した短期インターンも受け入れています。

まずはカジュアル面談からでも、お気軽にご連絡ください!


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