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迷惑をかけあおうよ

今日のオンライン座談会は、30年前に不登校の子どもたちの私塾「大地塾」を 運営されていた、元参議院議員 黒岩秩子さんをゲストにお迎えしました。
参加者は運営スタッフ5名と、神戸市教員であるなかむらちからさん、常連のお仲間さん3名、合計10名で、小学校の事、子どもの事、地域社会のことなど幅広い話題で盛り上がりました。

黒岩さんは7人のお子さんをお育てになったスーパーマザー。
ご自身が幼少時から「おんならしく」と育てられたことに強い反発があったとのことで、双子のお子さん(男女)にはおとこらしく、おんならしくとはしつけなかったとのこと。
また、7人目のお子さんについては「教える」ことをしないでお育てになったんですって。
面白いことに、着替えを教えた子も、教えられていない子も、自力で着替えができるようになるのは4歳ころだったそう。

●学校は遊びに行くところという感覚だった(黒岩さんのお子さん)

●知的障がいの「さっちゃん」。お母さんと旅行して楽しい経験を沢山したら二語文が話せるようになった。
楽しいから伝えたい!その気持ちが言葉を豊かにする。

●「教える」って実はあまり効果ないのかもね。
「レディネスの法則」ってあるよね。

●泣いてもいいんだよ、逃げてもいいんだよ、っていうメッセージ
が学校にはないよね。

●昼夜逆転、、、昼間は多くの人が活動しているから弱っている自分にとっては辛い。だから夜に動くんだよ。夜に動くことは大切な自分を守る方法なんだよ。
そうなんですよね・・・でもホルモンバランスとか気になるし、自分が朝型だからやっぱり抵抗があって・・・。

●学校で友達を「さん」つけで呼ぶことを教えられるよね。
いじめ予防のためかな?
人権意識が高いとそうなるらしいよ。
でもちょっと窮屈だよね。
学校でいるときとその他の時とで使い分けているかも。
でも、それも大人になれば自然にできるようになるし、必要かなあ?

●迷惑をかけないように生きるのではなく、迷惑をかけあえる関係を目指す社会だったらみんな生きやすくて元気になるのにな。

●先生たちも失敗や挑戦ができない空気がある。本当は失敗してもそこから学んだり、保護者との関係も作り上げるようにできたらいいのに。
特にお若い先生方は、職に就いた時からその空気の中にいる。

●保護者だって、学校が決めたことに従うほうが楽だから、「考える」ことをしないし、本当は違和感を感じていても言いにくいよね。

●こどもの「自由」を見守る余裕が、地域社会にも保護者にもないよね。

などなど。今日の盛沢山な話題で2時間があっという間におわってしまいました。

次回のオンライン座談会は6月5日(土)20時からです。
cuddleでは、不登校の悩みをはじめ、子どもが(大人も)幸せに生きるためには?を話し合い、学び合っています。

悩む人、考えたい人、話をしたい人、聞きたい人、どうぞご参加ください。
<黒岩秩子さんの大地塾>

#大地塾
#迷惑かけあって助けあって生きてるのが人間
#学校ってなんだろう
#黒岩秩子

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