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心の傷の11タイプを使って、マトリックス・リインプリンティングをバージョンアップ!!

先日は、
心の傷があることで、ストレス時にストレスホルモンが正常に働かない3つのパターンによるタイプ、「共依存タイプ」、「退行タイプ」、「過剰適応タイプ」をご紹介しました。

今日は、生まれたときや幼少期にどのような「心の傷」ができたか、というので11個のパターンが大嶋先生のブログ記事に一つずつ紹介されていたので、それをまとめてみます。

最初に、どのような経緯で心の傷が生まれたか、
その下に、大人になってからどんな症状として現れるかを書いてみました。


1 がっかりな子、いらない子、必要とされない子
捨てられるかもしれない生命の危機

男の子が欲しいと思ったら女の子で、家族や親せきにがっかりされた。
もっと賢い子だと思っていたら違ってがっかり、で生まれた心の傷。

(症状)
理想ばかり高くて、何も成し遂げられない。
自分の能力を正確に認識できなくなる。
「周りからは、人のせいにばかりして、言い訳ばかりして、逃げてばかりで何も真剣に取り組まない、と責められている気がするが、その人たちは私の苦しみを理解していないからそんないい加減なことを言ってくる、と嫌な気持ちになってしまう。」

2.「(比較されることによって)いらない子」
流産、死産などの後に生まれて、親は「もしもあの子が産まれていたら」と、ここにいない子と比較する。
兄弟との比較による傷もあるけど、死を伴うことで生命の危機に匹敵する恐怖が残る。

負けず嫌い、人と比較してしまう、劣等感が強い、周りはみんなライバル

3.気持ち悪い子
出産後、ストレスで母親のホルモン分泌が異常になり、「この子気持ち悪い」という感覚が生まれる。母親との知能の高低差からも生まれる。

(自覚なき)対人緊張、社交不安
自分と一緒にいる人が不快な態度になっていくという経験がしょっちゅうある。
ルールやマナーを守らない人に怒りが沸いてしまう。
失礼な態度をとって敵とみなした相手に対し、言っちゃいけないことや、やっちゃいけないことをやってしまう。

4.「生まれてきて迷惑な子」
母親の、「この子さえいなければ、、、、」
この子さえいなければ、もっとバリバリ仕事できたのに、もっと夫とイチャイチャできたのに、もっと自由を満喫できたのに、、、で生まれた傷。

常に頭の中で誰かと戦っている、ダメ出ししてる。
内側で常に戦争している

.「かわいそうな子」
夫との不仲から、「父親に似てかわいそう」と母親に思われた心の傷。

自分の美しさを認められない、
容姿コンプレックス
ありのままの自分じゃダメなんだ、自分の美しさを破壊したい
おしゃれなど、美しさを表現する努力ができない

6.「罰を受けて当然な子」
(自分より恵まれたものをもっている子どもに対して)親や教師のシャーデンフロイデから生まれる心の傷。
シャーデンフロイデ、、嫉妬心から、相手が失敗したり不幸だと「ざまあみろ」とほくそ笑むこと)

焦ってパニックになる。
焦れば焦るほど、適切なことができなくなり失敗する。
周りがみんな敵に見えてしまって「誰からも助けてもらえず陥れられる」でパニックになる。
いろんなことが苦手になってしまって、生活が不自由になり、周りからは失敗を望まれている恐怖で無力感に苛まれる。

7.嘘つきの子
(知能の高低差で)子供が養育者と話が通じ合えない
親が、自分が理解できないのは、子どもの嘘だと短絡的に決めつけてしまう。

ストレスが身体症状に出る。
潜在炎症で自己免疫が暴走し、しょっちゅう体調不良になる。

.期待外れの子
自分の不完全さを子どもで全うしたい母親が、子どもに期待してがっかりしたことで生まれる幼少期の傷。

やればできるのにできない
自分への期待値が高いのに、期待に応えられない。
相手の期待に応えられない自分をせめる。(「がっかりな子」の場合は人のせいにする)

9.都合がいい子
親に「いい子で育てやすい子」と勝手に決められ、放置される。
もしくは、
「この子がいるから離婚できない」、など道具として利用される

「みんなを救う才能に長けた素晴らしい人」という幻想の姿を追い求めてしまう。幻想を追い求めて失敗することで「あなたのせいでみんなが迷惑している」と周りの人が現実逃避をする道具と使われる「都合のいい子」を演じさせられる。
寝る時間が惜しい。早く寝れない、というのが一つの特徴。

10.いじめられっ子
甘えると怒られる、親としては、「甘えっ子になって虐められないように」

集団生活の中で「みんな平等で仲間」という感覚がわからなくなる。
まじめで馬鹿正直、緊張して周りに気遣いしすぎて、自分の社会的地位を下げる。認知機能の低下で、みんなができることができなくなり実際にいじめられたり、いじめられないように真面目で責任感が強い人物を演じる。
慢性的な疲労感がある。自分に厳しい。

11.「卑しい子」
授乳時にストレスでホルモンが分泌されず、幸福感を感じられない、ホルモンの乱れによっておっぱい吸ってる子に対して「卑しい子」という感覚になり、それが心の傷となる。
パートナーの性欲に対する嫌悪感などを投影する場合もある。

欲求を押さえつけてしまう。
「自分は欲しくない、我慢しなければならない」と欲求を押さえつけるのですが、結果その抑圧が暴走し、人の食べてるものがほしくなったり、金銭欲が増幅。
「自分ばかり損をさせられて」とか「あの人ばかり得をしてずるい」とものすごい怒りが湧いてきてしまう。
遂行機能障害が起きて、お金がどんどん無くなっていく。
性欲が押さえつけられることで、内側に自己中心的な感覚が育ち暴走するので、周りからは自己中心的人物にうつる。
自己中心的な人に対する怒りが止まらない。
「恥」に対して敏感になる。



前項で、トラウマを恒久的に安全に癒す「マトリックス・リインプリンティング」という心理療法についてご紹介しました。

MRは、過去に傷ついたインナーチャイルドに今の自分が会いに行き、タッピングをする、という量子物理の考えをベースとしたエネルギーサイコセラピーです。

傷ついた過去の自分が癒されることで、自分がまとっているエネルギーフィールドが変わる。

エネルギーフィールドは、過去も現在も未来もすべて含む、時間に関係ないエネルギー場なので、過去の自分を癒すことで、今の自分に起こっている問題や、未来の青写真までも変化させてしまうことができます。

MRのセッションでは、最初のカウンセリングで、エコーを特定します。
エコーとは、”Energetic Consciousness Holograms”(エネルギー意識ホログラムの略)、「過去の傷ついたわたし」のことです。

エコーは、幼少期の自分であることが多いのですが、過去生の記憶の中の人物だったり、人間ではなく違う生命体が出てきたり?ということもあります(それもすべて自分の中にある感覚から出てくるものです)。

実は最近、この11の心の傷のパターンを知って、マトリックス・リインプリンティング(以下、MR)にこのパターンを使うというということを試みています。

エコーの特定に、11個の「心の傷」のパターン、卑しい子、とか、期待外れの子、などを使ってみることにしました。

生まれてから現在までに埋もれてしまっているトラウマ記憶が無数にある中で、コアなエコーを発掘するのはMRプラクティショナーの腕の見せ所でもあるのですが、
この11個のパターンから割り出すことで、今まで以上に簡単に効率よくコアなエコーが特定できるようになったと思います。

なんといっても、この11個のパターンはいわゆるバーストラウマ(生まれる前後のトラウマ)で、その後人生で起こるあらゆるトラウマ体験の原型でもあるわけだから。

根本を癒せば、その後のトラウマも同時に癒されることになります。

人によっては11個のうちほぼ全部のパターンがある、ということもありますが、その中でも一番根深そうな心の傷を特定してやってみると、これまで以上に劇的な解放、統合がみられ、「これは使える!!!」と嬉しくなっているところです。

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