見出し画像

ライフステージに合わせたモノ選び -買ってよかったもの2022-

年を重ねるごとに物欲が減り、身の回りのものを減らしたいと思うようになってきている。
少ないけど、私の生活にピタッとハマる相棒のような存在に囲まれて暮らしたい。本当に必要か、吟味を重ねて選び、手に入れたらずっと使い続ける。
そんな生活が理想だ。

でも、なかなか思うようにいかない。
物欲は減っているというのに、一体なぜなんだろう?


その理由をハッキリ意識したのが2022年だった。

「仕事や生活のスタイルが変われば、必要なものは変わる」

至極当たり前の理由。
もちろん、仕事や生活の変化に左右されず、ずっと相棒のように使い続けられるアイテムだってたくさんあることはわかっている。
それでも、日常生活の中で毎日のように使うもの、つまり日々そこにあると意識するものたちは、ステージに合わせて移り変わっていくものが多い。

そこを無理に「もったいなから」とか「ものを増やしたくないから」という理由で変化させずにいると、仕事も暮らしも効率がガクッと落ちる。
使い勝手が悪いなと思ったら、それは新しいステージに合っていない合図と思って、新しいアイテムを探した方がいい。
「お気に入りなんだから」と言い聞かせて、しっくりこない感に目を瞑っていると、せっかくのお気に入りがなんだかつまらないものに変わってしまいそうだ。そんな気持ちで結局手放すくらいなら、「これまでありがとう」ときっぱりお別れをした方が精神衛生にも良いはず。

そう思えるようになったきっかけは、2022年夏。
複業フリーランスという働き方になったことが大きい。

スタートアップのバックオフィス(SBO)とフルリモートの技術リサーチャー。二足のわらじ生活がスタートしたのは8月末。

この変化によって、モノとの付き合い方を見直すことができたし、新しいお気に入りもたくさんできた。その中でも、特に、複業フリーランスライフというある種特殊な働き方を支えてくれたものをまとめてみた。


PC2台もおまかせ!なACEのビジネスリュック

複業フリーランスになって、最大の問題。それが「仕事用PCが2台!」ということだった。
SBOの仕事では、セキュリティーの観点からPCを支給され、そのPCをリサーチャー仕事に使うわけにはいかない。そして、どちらの仕事も毎日ある。

SBOの出勤日は、SBO用のPCを持ってオフィスに行き、リサーチャー仕事は帰宅後に家でやるという方法で解決したけれど、どちらもフルリモートな日(週3日)は、コワーキングに1日篭りたい。
となると、必然的にPC2台を持って移動しなければならない。さらに、うち2日は、コワーキングに行く前に、3歳児を保育園に送り届けなければいけない(同じ経験を持つ方なら頷いてくれると思うのだけど、いつでも両手が自由であることが必須である!)。

こうなると、もうでっかいビジネスリュックを買うしかないのか?となったところで、偶然出会ったのが、ACEのこのリュックだった。

コンパクトでスリムなデザインなのに、PC2台(13インチのMacbook AirとLet's note)がピッタリおさまる!(ギリギリではあるけれども)

ACアダプターやマウスなどをまとめたガジェットポーチ、仕事以外のアイテム(コスメ、衛生品、メモ等)をまとめたポーチ、500mlのマイボトルまで入れてちょうどピッタリ!という頼もしさ。
ビジネスだけれどゴツくなくて、私のワークスタイル(キレイ目寄りシンプルパンツスタイル)にもよく合う。
そしてさすが日本メーカーだけあり、ポケットやキーリングなど細かいところまで使いやすさが追求されている。
リュックにありがちな、ものを探して底の方に手を突っ込むという事態になったことがない、とっても優秀な相棒!


平日も休日も、とりあえずこれ持って出ればOKな、YOUNG & OLSEN のレザートート

お仕事に行く時の8〜9割は↑のリュックだけれど、お迎え前にちょっとだけコワーキングで仕事したいって時もある。
小学生の長男が帰ってくる時間には家にいられるよう、自宅に戻って仕事をするけれど、やっぱり集中するならコワーキング!そんな時はPC1台(主にリサーチ仕事用のMacBook Air)だけをパッと持って行きたい。

ついでに言うと、お迎え帰りはスーパーやコンビニでちょこちょこっとしたものを買うこともあって、リュックよりはトートの方が便利だったりもする。
だから、PCが入って、斜めがけもできて、ちょっとした買い物はぽいぽい入れられちゃう、それでいてどんなシーンでも使えるトートバッグがあったらなーなんてことをぼんやり考えていた時に、United Arrows Green Labelで偶然出会ったのが、YOUNG & OLSEN のトートだった。

レザーで大容量サイズ!
それなのに軽い!
しかもストラップをつければ斜めがけ可能!
この3つが私的に大きなポイント。

というのも、すでに持っているバックを使おうとしてしっくりこなかった理由が、
・デザイン◎だし斜めがけもできるけど、容量が足りない
・容量は◎だけど、キャンバストートなのでシーンを選ぶ
のどちらかだったから。

なお、容量が足りない問題については、買った当初(3年前くらい)の生活としてはぴったりだったけど、今の生活だと足りなくなってしまった、まさにライフステージの変化によって合わなくなったというもの。
フリーランスになってPCを持ち歩く頻度が増えたり、子供が成長してお出かけに持ち歩くものが増えたりという理由で、バッグにも大容量が求められるようになった次第。

子供のお迎え前にちょっとだけコワーキングで仕事しようかなというPC1台持ち運びの時はもちろん、ほぼ毎週のように入る子供の通院(+その前後の時間つぶしやお散歩)にも、子供の塾の送りついでにデパートで買い物したい時も、このバッグにとりあえず必要なものを放り込んで出かければ、どんなにバタバタと家を飛び出しても、見た目はちゃんとして見えるというのが最高。


マルチペアリング機能搭載のBluetoothマウス


会社員時代に、タイピングのやり過ぎで腱鞘炎担ってしまった。丸1日の会議で議事録担当とか、そうでなくても常にPCで売ってるかマウスを使って資料を作成するかという酷使っぷりだったので仕方ないところはあるけれど、それ以降、マウスは多少高くても手に合うものを使うようにしている。

そこに新たに加わった、PC2台持ち問題。
マウスどうしよう!?と思ったけれど、メーカーさんはそんなお悩みなどとっくにわかって製品開発をされていた。
愛用していたDigioのマウスをPC2台まで接続可能なタイプに交換することで解決!

腱鞘炎は一度なると治るまで本当に辛いし、しばらくは燻り続けるので、ここへの投資は惜しまない。壊れた時が不安なので、1台予備を買っておこうか迷っているくらい。


周りの音が気になる時、スマートに自衛できる耳栓「Loop Quiet」

コワーキングで仕事をするようになってわかったこと。
他の人たちと比べて、明らかに音がうるさい人がいる。

ただ歩いているだけなのに、靴底のコツコツ音がやたらと響いたり(靴底をメンテナンスした方がいいんじゃ?とお節介を焼きたくなるくらい)、ただタイピングしているだけなのに、キーボードを叩く音がやたら大きかったり(こちらも、PC壊れない?と勝手に心配になるレベル)。
なんというか、本人は自覚がないと思うけれど、音を介した存在感がやたらある、という人が一定数いる。(こんなことを言っている私も、もしかしたら他の人からそう思われているかもしれない、という可能性は認識している)。

そこまで神経質になっているわけではないけれど、特にリサーチャー仕事で集中している時には、耳について困ることは多々ある。
例えば、ちょっと難解な特許や論文を読んでいる時に、背後からコツコツ音がするだけで、意識をそっちに持っていかれるし、せっかく頭の中でまとまりかけていた論理が溢れてしまうのだ。
そういうタイプの人がいなくても、私が主に仕事をしているエリアは、電話やWeb会議OKのスペースなので、時に人の話し声が響いていることもある。

どうしても集中したい時は、区切られた集中ブースに行くようにしているけれど、ある程度仕事が乗ってきたところで、荷物全部まとめて移動するのはめんどくさかったりもする。
そんな悩みを解決してくれたのが、このLoop Quietだ。

ノイズキャンセリングイアホンのような機能はないけれど、はめるだけで周囲の音がぼんやりとする。
元々、多少人の気配がする場所の方が、完全にシャットアウトしたブースよりも仕事がしやすいと思って、コワーキングの共有エリアを使っているのだ。
耳栓をして、程よい人の気配とすることで、とても心地よく仕事できるようになった。


こうして少しずつ、今の仕事スタイルに合ったアイテムが増えていく。
まだまだ相棒探し中のものもあるので、引き続き、より快適なワークスタイルを目指してお買い物は続くのだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?