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ハートに灯をつけて -ときのそら生誕祭ライブ2023 感想-

0,お祝いParty Night

2023年5月15日。我らがバーチャルアイドルときのそらちゃんは活動を始めて6回目となるお誕生日を迎えた!おめでとうございます!!(๑╹ᆺ╹)っ🎉🎂🎉

そしてそれから少し経った5月26日には、今や恒例となったバースデーライブが開催された。今回はあん肝と歌って踊るだけではなく、そらちゃんの新衣装お披露目も兼ねているというこの豪華さ!歌もパフォーマンスも演出も全てが素晴らしい濃密な時間だったので冷めやらぬ興奮のなか、今回も感想を書いていこう。 

↑ライブはこちらから! 

↑そらちゃんによる振り返りはこちら!新衣装のアナザーなお披露目もあるよ!

1,高音域のさらにその先へ

1曲目は『oath sign』からスタート!原曲はLiSAさんが歌うスタイリッシュな曲で、そらちゃんのオリジナル曲も多く手掛けている渡辺翔さんが作詞作曲をしている。

この曲はIRySちゃんとのカバーも記憶に新しいが、ソロではまた違った魅力がある。原曲の持つスピード感はそのままに、そらちゃんの高音と透明感のある声の伸びをより活かしたカバーになっていた。優美さと力強さが織り成す歌声はカッコ良さ全開だ!

間奏ではそらちゃんらしいいつもの煽りでさらに盛り上がる。1曲目からボルテージはMAXだが、まだまだ序盤!

続く曲は『拝啓ドッペルゲンガー』。テンポの早いハードロックなボカロ曲もサラサラと歌う姿に驚嘆した。

ボカロ曲なので高音な上に、他の曲と比べ一際テンポがかなり早いこの曲を原キーで歌っているというのが凄い。歌詞もしっかり聞き取ることができ、詞が歌詞として成立しているのがいやはや圧巻だ。まぁそもそもボカロ曲を原キーで歌える時点で…w。

歌やパフォーマンスもさることながら、演出も中々凝っていて、なんと曲通りのドッペルゲンガーのそらが出現!ドッペルの歌い方は抑揚がなく、まさに影や幻といった感じ。以前の2rdライブ『パラレルタイム』でもWそらちゃんの演出をしていたが、過去を振り返るようなあの演出とはまた違い、今回はボカロらしい電子的かつ曲名のような幻めいた演出だ。歌と演出の両方で魅せてくれた。

3曲目は最近歌ってみた動画も出した『テオ』。背景の映像にも一工夫されているので、是非歌ってみた動画の方も見てみてほしい。 

早口言葉みたいな『拝啓ドッペルゲンガー』の後にボカロさながらの高音を生で、しかもパフォーマンスをしながら出せるバーチャルアイドル、それがときのそら。私は大体2曲くらいで幕間を挟む感じかと思っていたが、3曲でしかもこんなアップテンポな曲でくるとは…いやぁ…凄い(畏敬)。

あれこれ書こうと考えたが、「とにかく高音が美しい」の一言に尽きる。この美しさに言葉は不要。最早芸術だ。そらちゃんの武器である高音域を存分に発揮したカバーであった。

曲が終わると、幕間のトークタイム。ステージもお誕生日仕様で豪華になっており、ぬんぬんやあん肝はもちろんのこと、星や音符、満開の花などそらちゃんらしさに溢れていた。

縦横無尽にぴょんぴょん跳ねるそらちゃんはかわいい(かわいい)。彼女の3Dライブはやっぱりこうでなくちゃ。

次はバラード曲のお時間!ときのそらのバラードは万病に効く(実体験)。真白いドレス衣装に着替えて花道を渡り、中央のステージへ向かう。


2,蒼光に照らされて

『プロローグ』はUruさん原曲の淡く切ない恋心を描いたバラード。結構話題になった曲なのでご存知の方も多いのではないだろうか。

蒼い光のなかで、儚くもどこか美しい心情を透き通った歌声でしっとりと歌い上げるそらちゃんは幻想的だ。動きが少ない分、その美しさが一層引き立っていた。

そらちゃんのバラードはいつも安らかな気持ちになり、聴くたびに召されてしまうような心地になる。そんな安らかさのなかにも歌い方や息の入れ方など、より練磨された技術を垣間見ることが出来た。

続いての『Beyond』は今年の2月に発表されたEP『Beyond』のリード曲であり、3Dライブでは今回が初のお披露目!

そらちゃんの優しい魅力が詰まった歌声とストレートな歌詞が、ライブの音響を通してよりダイナミックに伝わってくる。生で聴いたら凄いんだろうな…とペンライトをフリフリ振っていた。

演出も素晴らしく、AメロやBメロでオレンジ色の光が会場を照らすのが歌詞にある夕映えのようだし、ラスサビ前のDメロでパッと暗くなり蒼い光が舞うさまは凛としつつも優しげな空気を醸し出していた。

ここすき

私はDメロの「変わりゆく中で 変わらない気持ちで」というフレーズが好きだ。こうして強く強く進化を続けても、その優しい心は昔から変わらない。それがそらちゃんだ。変わっていくけれど変わらない、確かな想いがこの曲に詰まっている。

曲が終わると再び幕間のトークタイム。中央のステージもそらちゃん仕様になっており、あん肝や星、ハートなどが見てとれる。上のスピーカーも伏線である。

プチあん肝かわいい。

ドレス衣装からBright衣装に着替えて、再び大きなステージに向かうと…?


3,Bright Stars

そらちゃんの無二のマスコット、あん肝の姿が!今回はあん肝と一緒にパフォーマンスをすると聞いて、無性に懐かしくなった。と同時に、(例外はあるが)これまではそらちゃんに追従する動きしかしなかったあん肝が自分の足で動く姿に何故か感動を覚えた。

このあん肝、動ける恩恵を受けたからか結構アピールしてくる。しかも絶対理解わかってやっている。それがかわいい。

そんなアピール上手なあん肝と踊るのは、そらちゃんの5th Anniversary Live『宇宙と時空のミルキーウェイ』やhololive 4th fes.『Our Bright Parade』でも披露した『ユメゾラ☆ファンファーレ』

メロディは爽やかでロマンチック、歌詞には感謝と未来への約束が詰まっているこの曲は私もお気に入りだ。先のLiveやfesでも大きな印象を残したあの約束を、今回も果たしてくれた。

『ユメゾラ』は振り付けもお洒落で好き。サビ終盤の星を描くところももちろんであるが、その前の横を向いて脚をトントンするところも好き。 というか、あん肝大きくなった?

『ユメゾラ』はこれからも大切な場面で披露することが多いことだろう。この約束と共にそらちゃんと、みんなと歩んでいきたいと改めて感じさせてくれた曲であった。

続いては、こちらも4th fes.のholo*27 stageで披露された『愛言葉Ⅳ』を披露。これまでの愛言葉シリーズやDECO*27さんの他の楽曲のエッセンスを盛り込んだ集大成のような曲だ。

stageでの言葉やかつての『愛言葉Ⅲ』を思い出して少しジーンと来た。振り付けも「バカ」もキュートで良いんだよなぁ。進んできた道を想うと、今日この日のそらちゃんに似合う曲だと改めて思った。

4thfes.の記事を書いていないので今さらになるが、シリーズ集大成となるこの『愛言葉Ⅳ』をそらちゃんが歌ってくれることが嬉しいし、DECO*27さんが自身の象徴の1つたるこのシリーズのカバーにそらちゃんを選んで下さったことに感謝したい。

『これから先も二人で、それがいいじゃん』。そんなそらちゃんとあん肝であった。

そしてそらちゃんのお水休憩中にまたアピールするあん肝。かわいい。


4,Dance&Dance!

ライブはまだまだ続くが、次の曲でお待ちかねの新衣装お披露目!DJあん肝のリズムで始まったのは…

『気分上…え"ぁぁぁ!ストレートに帽子!!かわいい!かわいいの権化!…失礼。mihimaru GTさんの『気分上々↑↑』のリズムに合わせて、新衣装ストリートのそらがお披露目!カッコかわいい!

アップテンポなリズムで踊るさまはまさにストリートダンサー。確かにこういったシンプルな衣装は今までなかったので新鮮だ。そして超かわいい(重要)。

普段のアイドル衣装とはまた違った、クールでスポーティーな見た目ももちろん超かわいいが、帽子とロングのストレートというのが個人的にGood、いやGod。そもそも私はロングのストレートというのが好物でそこに帽子という魅力が加わると……気味悪がられるのでこれ以上はやめておこう。おるだん先生に感謝。

曲の方に目を向けてみると、原曲さながらにそらちゃんとあん肝(そらちゃん)でデュエットをしている。元は高低がある男女のデュエットであるが、高音寄りなこの感じも違った良さがある。あん肝、ダンスめちゃめちゃ上手いな。

ヒップポップでぶち上がると言えば!なこの曲はストリートダンサーのそらにぴったりだ。これライブでやらないかな~!めちゃめちゃ盛り上がりそう。

曲の後は新衣装を見てみようのコーナー。

もうこのシルエットからして最高。

ブーツかわいい!ブーツ履いてる女の子おなご好き。パンツスタイルもアクティブな感じがして好きだ。

袖がちょっと萌え袖なのも良い…。上腕にワンポイントで入っているお馴染みのマークも見逃せない!

パーカーの商品化、気長に待ってます。

そしてご尊顔。フッヘヘ…。
(一応誤解無きよう延べておくが、推し事は邪な気持ちではなく、礼節を持って正当に楽しんでいる。)

後ろはフードになっており、これには更なる秘密が…!振り返り配信をチェックだ!

こんな感じでかわいくカッコいい新衣装と共にまだまだ歌っていくそらちゃん。

あん肝DJやご機嫌なぬんぬん、そして増えたあん肝ダンサーズと共に披露するのは、これもDECO*27さんの『サラマンダー』

(物理的に)熱くてカッコいい曲にパーカー姿が映える。大人っぽい高音とスタイリッシュなパフォーマンスにそらちゃん元来のかわいさが加わり、カッコかわいいストリートダンサーときのそらの完成だ。

『サラマンダー』は個人的に思い入れのある曲なのでそらちゃんがこうして熱くカッコ良く披露してくれて嬉しい。

火傷しそうなほどホットな気持ちになった後は、電子の海で『エレクトリカル・サーフィン』!サーフィン!!🏄🏄

そらちゃんの盛り上げ曲として最早定番となった『エレクトリカル・サーフィン』はThe Boooom!と来る波に乗ってクロールするようにサーフィンするのが楽しい。

声出しが出来る時勢になってきたので、またみんなで今度は思う存分サーフィンしたいものだ。
サーフィン₍₍ ◝(•̀ㅂ•́)◟ ⁾⁾サーフィン

素敵なライブもいよいよラストスパート!と、ここでお誕生日記念グッズの紹介が。

そらちゃんの記念グッズはどれも実用的でたすかる。待望のあん肝もMustであるが、キャップも中々いいデザインだ。アクリルスタンドのイラストもかわいい!どれも素敵なので、みんなも買おう! 

さあ、4匹のあん肝ダンサーズと共にライブのトリを飾るのは『ベノム』!そらちゃんにとって歌ってみた動画も出している馴染み深い曲である。

そらちゃんのカバー曲の中でも特にカッコかわいい『ベノム』は、歌枠や大舞台を経て、動画の頃からさらに磨きがかかっていた。

めっ!のかわいさも健在だ。

同じ曲でもアイドル衣装と今回のパーカー衣装ではまた違った印象を受ける。キレキレのダンスと得意の高音で最後まで魅せてくれた。


6,愛と勇気のChallenger

みんなでワイワイ盛り上がるゲスト有りのライブももちろん楽しいが、こうしてときのそら個人の良さを最大限に堪能出来るワンマンライブというのはやはり素晴らしいものだ。今回は歌、セトリ、パフォーマンス、そして演出と全てが6年目に相応しい最上のライブであった。少ーし音響側のミスもあったようだが、新しいスタジオなら慣れないうちは当然ミスや不備もあるだろうし、全体のクオリティからすれば些細なものだ。目くじらを立てるほどではないだろう。

そらちゃん曰く、今回のライブは挑戦だったそうだ。詳しい話は振り返り配信を見て頂きたいが、自分を高めるために挑戦するって凄いことなぁと感じる。夢のために挑戦を続けて進み続ける姿は初めて見た日から、輝くステージに立ったあの日から変わらず美しい。その姿はいつだって「自分も何か挑戦してみたい、もっと高みを目指したい」という愛と勇気の灯を心にくれるのだ。その灯はこうしてnoteに繋がっている。

思えばそらちゃんのお誕生日を祝うのも今年で6回目。これからも夢を追いかけ続ける彼女の生誕を10回だろうと20回だろうと100回だろうと祝い続けたい。とはいえ今年もまだまだ大きなイベントが残っている。9月も楽しみだし、その後もアレがあるだろう。年明けにはfesもまたあるのかな?そんな楽しい未来に思いを馳せながら、宿った灯と共にまた進んでいこう。  

本ライブを企画して下さった運営さんや関係各所の皆さん、共に応援したであろう皆さん、素敵なライブをありがとうございました!

そしてそらちゃん!
改めてお誕生日おめでとうございます!!
今年も素敵なお誕生日ライブをありがとう!
新衣装もとってもカッコかわいい!
(๑╹ᆺ╹)✨
この1年もそらちゃんに沢山の幸せと笑顔がありますように…!


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次回は考え中!