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My Orange Sun ー桃鈴ねね1st EP『ねねねのね!』感想記事ー

The Sun is shining bright 

時は昨年11月、桃鈴ねねちゃんの2周年ライブに感動してから少し経った頃。私はコンセプトごとにねねちの人柄や活動を紹介しようと記事を考えていたが、結局構想だけで出せずじまいの結果に…。

今回の桃鈴ねね1stEP『ねねねのね!』感想記事はその100万人記念記事のリベンジマッチも兼ねている。本EPは彼女がこれまでに出したオリジナルソロ曲が全て収録されており、まさしくアーティスト桃鈴ねねの集大成といえる。『みちしるべ』以外の曲はデジタル配信されているので、アルバムを持っていない方も是非!

桃鈴ねね1stEP『ねねねのね!』収録曲
  01_ねねねねねねねね!大爆走
  02_Lunch with me
  03_モモノネ
  04_みちしるべ
  05_Ring-A-Linger



01_ねねねねねねねね!大爆走

『ねねねねねねねねね!大爆走』はねねちゃんの初めてのオリジナル曲だ。この曲はいわゆる自己紹介ソングで、初見さんのWho is 桃鈴ねね?という疑問のアンサーソングとなるだろう。歌詞には「新人Vtuべr」や「愛されやい」など懐かしい言葉や努力家なねねちを表すフレーズが沢山散りばめられている。合いの手もねぽらぼの皆が参加しており、ねねちらしいとっても賑やかな曲となっている。

ここで注目してほしいのは何と言ってもダンスだ。曲の紹介なのにダンスなんかい!と思われるかもしれないが、私はねねちのオリジナル曲、特にこの曲はダンスありきだと思っている。で、何が凄いって上記のPVでもところ狭しとパフォーマンスをしているが、それと全く同じダンスを生でやってのけるのがねねちの驚異的なところ!この辺とか見るとそのポテンシャルの高さが分かることだろう。

歌詞にあるように明るく楽しく、決めたことは一途に頑張るねねち。いつも私たちねっ子の前を進んで道を切り開いて行き、悩めるときは皆で共に考え越えてゆき、どんなことも諦めずやり遂げる不屈の精神と、ねっ子想いなその心は何度も私の心を照らしてくれた。そんな力をくれるねねちゃんだから、私も全力で彼女を推していくことが出来るのだ。

02_Lunch with me

『Lunch with me』はねねちの内情と日常を描いた曲だ。曲名の『Lunch with me』は今でこそ機会は少なくなったが、ねねちと言えばなお昼配信を連想させる。何気ないけれど大切な日常の良さをこの曲は教えてくれる。

「特別なことじゃなくて いつもの君でいいんだよ」と歌詞にあるが、「いつも」のことこそ自分を支える愛しい時間なのだと最近気づいてきた。たわいもない大喜利としょーもない下ネタで盛り上がる雑談配信(下ネタは雑談に限らないかw)。ねねちのアイデア力に舌を巻くゲーム実況配信。そしてアーティスト桃鈴ねねの真髄である歌枠。彼女がおこなうどの配信も日々の辛いときやキツイときにふと心の拠り所となってくれる。全ては桃鈴ねねの人柄ゆえだと思っている。ねねちゃんやねっ子の皆とわいわい過ごす日常はそのどれもが大切な想い出だ。

03_モモノネ

『モモノネ』は2周年を迎えたタイミングでお披露目され、それまでのねねち自身の成長を歌った集大成的な曲だ。「根っこ」と頻繁に呼ばれるのは未だに気恥ずかしいが、それ以上に誇らしい。

希望を歌い、どこまでも伸びていく可能性を歌ったこの曲は、ねねちと我々ねっ子の心を繋ぐ大切な曲だと思っている。根っこは華と一蓮托生。ねねちゃんが大輪の華を咲かせ続けられるように私たちねっ子も支えていこう。まぁ逆に言えば根っこがダメになれば華も…ということだ。誇りと責任を持って根っこを張っていこうと改めて思える曲だ。

04_みちしるべ

本邦初公開の『みちしるべ』はねねち自身が歌詞を考えた曲。

ダークだと言うものだからめちゃめちゃ身構えて聴いてみたら感動系だった。配信されていない曲なので、あまり語ると良くないだろうから少しだけ…。

系統としては『モモノネ』に近いが、ねねちの少し暗い内情を描いたものになっている。しかし、暗闇でも光を見つけ踏み出していく彼女の強さを描いた歌詞が沁みる。1番Aメロの歌い方は切なくなり、ラスサビの力強さは涙腺崩壊ものだ。生で聴いたら『モモノネ』同様にウルっときちゃう曲だ。

どんな華でも、強い風が吹けば枝や茎が折れてしまうことがある。頑張り家さんのねねちゃんでも、いや、そんなねねちゃんだからこそ、心がしなだれてしまうこともあるだろう。実際配信内でも何度かそういう場面があったし、彼女自身そういう話をすることがある。

現在に至るまで楽しいことだけじゃなく数々の理不尽や不運に見舞われ、(失礼ながら)決して順風満帆とは言えないVtuber人生を送ってきたねねちゃん。それでも、この歌詞が描くように折れても挫けても、また華を咲かせる強さが彼女にはある。心はいくら弱くたっていい。そこから立ち上がれる人こそ真の強さを持っているのだ。…なんて大仰なことを言う私の心も弱いが、そんな貴方の強さに助けられている。こちらこそいつもありがとう。けど、あんまり気負い過ぎたり頑張り過ぎないでね…!自由にねねちゃんのペースでいこう!

05_Ring-A-Linger

『Ring-A-Ringer』は今回のEPではトリであるが、発表順でいくと4番目だ。それまでの『ねねねねねねねね!大爆走』や『Lunch with me』、『モモノネ』のように、そして『みちしるべ』のようにねねちゃん自身を描いた曲と違い、この曲はねねちゃんから発信する応援曲だと感じた。「鈴」の名が入っているのも見逃せないポイントだし、「共鳴」という歌詞もこれまでとの繋がりを感じさせてくれる。

印象としては青空のような爽快さと、波紋が鳴るような静けさを合わせた不思議な気持ちになる曲だ。何より初めて聴いたときに「これ本当にねねち!?」と驚くほどに成長した桃鈴ねねを見せてくれた。ダンスはもはや言うまでもないが、歌い方もこれまでとは別次元の領域であり、Aメロはしっとり、Bメロで徐々に上がっていき、サビで華開くように歌う様は歌詞の情景が目に浮かぶようだ。『モモノネ』→『みちしるべ』→『Ring-A-Linger』のコンボは中々聴き応えがある。

彼女は小学生男子のような一見おバ…愉快な一面がある一方で、しっかり「アイドル」という目指すべき確かな目標を持っているプロフェッショナルだ。得意のダンスは披露するごとに磨きがかかり、その腕前はホロライブでもトップクラスだ。歌も(元々めちゃめちゃ上手だったが)ここ最近で格段に進化しており、その努力の結晶がこの曲と言えよう。すっごいMVも是非見てみてほしい。

The Sun rises again

ねねちゃんを応援するなかで、私は彼女を太陽のような人だと感じるようになった。真昼の太陽のように明るく、時に激しくなるくらいに照らし、夕陽のように優しく包み、心に夜が来れば闇に沈んでしまうが、やがてオレンジの光を纏って力強くまた昇ってくる。そうしていつも皆の心を照らしてくれるのが桃鈴ねねだと、私は思っている。そんなねねちや皆と過ごす時間は楽しく、活力を貰える。3年目も成長し続ける姿をもちろん応援し続けたいし、ねねちならもっともっっとその先へいける。そう確信している。

なんだか曲紹介にかこつけた自分語りになってしまった。前述したように、今回のEPはこれまでの桃鈴ねねの軌跡を描いた集大成といえるものだ。すでに知っている4曲はじっくり聴くことでねねちゃんが懸ける想いや成長をより強く感じることが出来、『みちしるべ』ではねねちの強さを改めて知ることが出来た。まだ聴いたことのない方も現状『みちしるべ』以外ならデジタル配信なら聴けるし、EPには収録されていない『コングラッCHU☆マーチ』もデジタルでなら配信しているのでこちらもねねちらしい賑やかさ全開でオススメだ。さあ、アーティスト桃鈴ねねを貴方も体感しよう!…あんまりだらだら書くと締まらなくなるので、この辺で筆を置くことにしようか。

ねねちゃん、素敵なEPをありがとう!そしてチャンネル登録者100万人突破もおめでとう(激遅)!!3年目(半年以上過ぎ)も、これからも、ねっ子として応援していきますよ~!!!



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