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読みスクラップブック

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他人の作りもの。自分の読み記録。種種雑多な文章の一時的な置き場。
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2019年9月の記事一覧

その土器ください

その土器ください

「その土器を私にください」
もらえないのはわかってる。けどこうも言いたくなる。
岐阜県土岐市でそんな土器を見た。

私はやきものが好きで、なかでもアジア全域の古い器が好きだ。こんなざっくりしたカテゴライズだったら縄文土器も好みに入ってもいいはずなんだけど、縄文土器に他のやきものに見ているような美しさを見ることは少ない。理由はふたつあって、ひとつは縄文土器から拾える情報が多くなりつつあることで、もう

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あなたがいるから

あなたがいるから

どこかの本で読んだかも知れないし

どこかの動画を視聴したのかも知れない

記憶に残っている言葉

生まれて来たことに意味がある

あなたは存在しているのだ

存在していることに、価値がある

何をしたか、何をするか

それが全てではない

今、ここにあたなが、いることに価値がある

今、私は確かに存在している

私という人生においては、主人公なのだ

脇役ではないことも間違いない

あくまで、私

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運動会は保護者のためじゃないねん。

運動会は保護者のためじゃないねん。

前回は運動会は子供のためにやるべきという記事を書きました。

今回はそれの続きとなる「目線」についてのお話しです。

それは5年生の演目のときでした。
5年生の演目は競技ではなく学年全体による「踊り」でした。

なんの音楽なのかわかりませんでしたが
音楽に合わせ5年生が一生懸命練習した踊りを披露するのです。

踊りというよりミュージカルのような優雅で荘厳なものでした。

その演目が始まると共にそれ

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雨の運動会は親のため?先生のため?誰のためやねん。

雨の運動会は親のため?先生のため?誰のためやねん。

先週の土曜日に娘の小学校の運動会があり

怪しい天候でしたけど開催されました。
しかし正午前の激しい降雨により中断…
そして一部の競技は順延となったのです。

その延期分が翌週の水曜日に行われ今年の運動会は全プログラムが終了となりました。

土曜日の開催日には参加できましたが延期された予備日は平日だったので
会社員のボクは参加できず、カミさんも仕事でどうしても抜けれず
両親とも我が子の全競技を見届

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虫を捕る少女 ~いのち~(エッセイ)

虫を捕る少女 ~いのち~(エッセイ)

セミの鳴き声は長くぼくにまとわりついた。
まるで目の前をF1の車が猛スピードで走り去ったように余韻が残る。
先週夕方、この公園にやってきたときは頭が痛くなるほどの大合唱団で攻めてきたセミの鳴き声がどこか哀し気で名残惜しそうだった。
代わりに先週までは聞こえなかったコオロギたちが合唱している。

だだっ広い公園の大きな芝生の端にあるベンチにぼくは腰掛けた。
西日がまぶしい。夕陽が公園の向こうの木と木

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単語学習は友達作りと同じ!出会いはまず質より量。

単語学習は友達作りと同じ!出会いはまず質より量。

こんにちは、語学の裏設定のゆうです。今日は、単語学習は友達作りと同じプロセスだというお話です。

語学学習に単語学習は欠かせませんが、
・キリがない
・面倒くさい
・覚えられない

など、マイナスの気持ちで単語たちとにらめっこしていたりしませんか?

単語を覚えるのが、ただの苦痛な単純作業へと成り下がっていませんか?

しかし、語学学習は友達作りと同じプロセスだ、というマインドセットを持つと途端に

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組織の中と外

組織の中と外の問題。
腐敗し緩やかに崩壊していく
組織体があったとして
中の人と外の人はどちらが先に
その崩壊を察知することができるのだろう。
諸事情を第一に知ることが
できる中の人だろうか。
客観的にその組織体を見ることが
できる外の人(支援者)だろうか。
中の人と外の人はどちらが真剣に
その崩壊を食い止めるために
何とかしようと躍起になるのであろうか。
組織が完全に腐敗し士気も低下してしまった

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【note振返り】開始4か月、2万PV超

【note振返り】開始4か月、2万PV超

こんばんは。報道記者の内山です。

実験的にnoteを始めてから4か月が経ちました。先日2万PVを超えたので(1万PV行ったときと同じく)振返りの記事を書きたいと思います。どの記事が読まれたのか、フォロワーの増減などの情報も公開しますので、お読みいただけましたら幸いです。

まずはnoteを始めた理由から。「これだけネットインフラが整った時代に何もしないのは逆にリスクだ」という危機感がきっかけ

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街並み

昔の実家の近所を通って

お客様先へ行った

実家失ってから、近くを通る度に懐かしさが募る

近くの小学校、団子屋さん、ラーメン屋さんなど全く変わりがない

ホッとする反面

もうここには戻ることは、一生ないのだと再確認する

寂しい感覚より懐かしい記憶が、今でも鮮明に頭の中に残っている

走り回った家の前

ドロケイをやった小学校

狭い路地でのキャッチボール

目をつむれば懐かしいあの頃へ、い

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葬式

ちょっと今日は長文です。

姉に云十年ぶりにあった。家出て20十数年、連絡拒否して十年前後。

今実家は父親、病院寝たきり、母親施設に入り月30万の出費を年金と、それだけでは足りなくて姉(バツイチシングルマザー、公務員)と弟(独身、実家住まい)が不足分を補っているよう。

現状に至るまでのゴタゴタがあって相当大変だったようで、一方的にまくしたてられた。
姉は昔からそうだがボソボソ喋るので聞き取り辛

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