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#写真
”社会”からの同調圧力と日本がオワコン化した理由
yoko_kishimotoさんの記事、『帰国すると、イライラしがちな日本人に戻る問題」を読んだ。
「電車の中でうるさく電話をする人、道いっぱいにならんで歩く人、進まないバス、愛想のない居酒屋の店員。ベトナムに住んでいる時には、気にもとめなかったことに、イラっと胸が騒ぐ。」
読んでいてこのきもち、すげえわかると思った。自分でも別人かよ!と思う程、居る国の常識に感情の余白が左右されることがある。
隣の人に「絆」は感じないの?
かつて「絆」という言葉が流行った。
それはまさに「流行る」という表現が似つかわしいほど繰り返され、
いまは一気に姿を消して、それこそ災害の場面でしか耳にしない。
私には不思議に思うことがある。
あれほど「絆」を連呼した現代人が、なぜすれ違う人に
平気でぶつかれるのか。
朝8時のJR山手線「渋谷」駅ホーム。
乗客の姿を見れば、明らかに身体を、人にぶつけながら
前に進んでいる。それは、ちょっと控え
語り継がれた一枚の写真、戦時中の台湾で軍事訓練の父
去年、長兄が84歳で亡くなった。亡くなる前に兄は父の遺品として受け取っていた台湾時代の写真をすべてデータ化して次兄やわたしたち妹へ送ってくれた。
私は、今、初めてUSB を開いた。何となく気が重くて今まで開かなかったのだ。長兄には申し訳なかったと思っている。
一枚の集合写真。教師だった父が軍事教練か何かで生徒を引率して行った時の写真だろうか。
私は台湾台北市でアメリカ軍の空襲下に生まれ、翌年
たった一文字の威力とその打開策✳️
お気に入りの
ワイヤレスイヤホンマイクをつけ、
スキなアニソンで自分の鼓膜を
プルプルと震わせる
辺りには疎らに人がいて、
少し暗くなった道沿いを
仕事上がりの私はそれらの陰に
自分の陰を静かに重ねて歩いていた
そんな時、私の鼓膜に
ジャミングのような雑音が入ってきた
ざーっ、ザザーッ
思わずイヤホンを外そうと
耳に手を掛ける私
その手を止めるように突然
声が聞こえてきた
お願い!外さ
Night journey
別々の場所に帰るのが寂しくて
終わらない夜を作ろうとする
錆びたような灯りを背負いながら
時間の歯車を細かくなぞる
どこか人ごとのように迎え撃つ、
無味無臭の朝を数える
切なかろうが 虚しかろうが
ひとりきりのベッドに帰れば良いのに
浅い浅い眠りの中だけなら
何度でも記憶の扉を開け続けて
いくらでも「いちばん綺麗なあなた」を
探し出せたかもしれないのに
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. #詩 #ポエム
日記690 白いもの
暗闇の境で地球は白を通過する。やがてあたりは黒くなる。たぶんこの世界にある境目という境目はことごとく白い。善と悪の境も、過去と未来の境も。白にはすべてがあって、すべてがない。そこで人は視力を失う。そんな色のように思う。ことし初めに読んだハン・ガンの小説『すべての、白いものたちの』(斎藤真理子訳, 河出書房新社)を思い出す。
もしかしたら私はまだ、この本とつながっている。揺らいだり、ひびが入