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コミュニティリーダーズサミット in 高知 2019初鰹編〜前編〜

ITに関するコミュニティや勉強会の存在は知っていたものの、仕事に関係するプロダクトのコミュニティや、ベンダーカンファレンスへ参加する程度だったけれど、Tech-onの運営に参加してからは、外の雰囲気を知ろうと、少しでも興味のあるコミュニティにとりあえず行ってみるところから始まった。この一年、片っ端からコミュニティに参加し続けたら、新しいテクノロジーのことだけじゃなくて、コミュニティ運営に必要なマーケティングに関する知識だったり、関心の幅も広がってきて、そんな中、仕事に関する取材対応、JAWS DAYSにちょこっと登壇する機会も舞い込んできたり、直接的なきっかけじゃなくても、インプットし続けるとアウトプットへと繋がる流れができてきて、コミュニティリーダーズサミット in 高知(以下、CLS高知))の参加、LT登壇までの不可逆な流れだった。

会場のオーテピア
昨年開館した全国で初めての高知県立図書館と高知市民図書館本館の合築。
「大きな樹」をイメージした建物の外観も、高知県産木材や漆喰、大理石、土佐和紙を使用した内観も蔵書のジャンルも幅広く、ホームページも見やすくて素晴らしい。

【キックオフパネル】今こそ「脱」地域軸コミュニティ マーケ視点の関心軸コミュニティで人口減少時代に打ち克つ

高知城とジブリの「海がきこえる」の舞台の時計台が窓から見える4階研修室にて、実行委員会の利岡さんのCLS高知の紹介、高知大生によるネットワークタイムでの自己紹介寸劇wからスタート。今回のテーマは「公私混同」。コミュニティ活動が公私の垣根を超えて、文化、地域、国の境界がなくなり、「混同」が進んでいく。そんな皆さんの体験が紹介されました。

最初のセッションは、CLS高知発起人・小島さんがモデレーター、NASAを目指してTOSAに辿り着いた吉富さん、元Sansan、「渋谷をつなげる30人」など人と人を繋げるさまざまな取り組みをされている日比谷さんによるパネルディスカッション。
都会と田舎のコミュニティ活動で異なるところと同じところはあって、人口減が続く地域においても、人口が集中している都会においても、オープンと関心軸を組み合わせたほうがやりやすい。「渋谷をつなげる30人」は少しアプローチが違うが、違うセクターにある人を集めてきて、最初は課題設定をオープンにせず、集めた人の中で関心軸を決めていくと、自ら関わるようになってくる。

まとめ:「地域活性」×「関心軸コミュニティ」=
地域活性が先に立つんじゃなくて、関心軸を先に持ってきて盛り上がっていくことが地域活性に繋がる。自分が関心のあることからまず始めることが大事。

「渋谷をつなげる30人」はなぜ30人なのかについての質問では、30人がコミュニティの熱量を保てる最小で最大のナンバー。顔が見えて連帯感が生まれやすい。拡大していく時は同じ関心軸で次の30人を作っていく。

都会と田舎それぞれで人を繋げるおふたりとも多くの人を繋げる場を作るスペシャリストで、集まってくる人は関心軸なりから始まるけれど、おふたりが手がける関心軸は多岐に渡るので、地域課題に合わせた解決策として人の繋がりを生み出せるのは、クライアントに寄り添いデザインの力で伝える何かを生み出せるデザイナーに近い感覚のように感じる。Tech-onでは、技術者を繋ぐ場だけれど、ぼく自身はテクノロジーを知って技術者とも繋がりたいけれど、ジャンルを問わず課題に向き合うために知識と人との繋がりを深めていくのもやりたいことの一つだなあとお話を聴きながら考えていた。

サポーターセッション1 ビッグビート 広告会社の営業がマーケティングをやり始める!! そんな「公私混同」のハナシ

ビッグビートのメガネこと瀬川さんのサポーターセッションでは、営業をずっとやってきたけど、マーケティングに興味を持って学びたくなったら、会社の方向性とも一致して、名乗った肩書きが「マーケティングセールスディレクター」!

同じメガネってことで、共感しながら聞いてましたw
ビッグビート主催のBtoBマーケターのためのイベント「Bigbeat LIVE」。ぼく自身はマーケターではないけれど、「CMC_Meetup DeepDive 新春大喜利」の野北さんのお話でも、名刺の名前の大きさでも熱さを感じたので、その熱さをいつか体感してみたいな。

テクノロジーがあらゆる境界を溶かす。 新しい時代に活躍する方法

テックコミュニティな方々のセッションでは、シフトプラス宇都宮さんがモデレーター、ビットリバー安藤さんとヘプタゴン立花さんによるパネルディスカッション。お二人とも経営している会社は、フルリモートワークで、独立してコミュニティに参加するようになったけど、最初はビジネスには繋がらず、最近になって声をかけてもらえるようになってきた。地方のコミュニティは関心軸で集客するが、人が集まらないことも多い。SNSよりも直接会って広げていくほうが結果的に面白い。韓国で登壇する機会を得たが、韓国は日本よりも都市に一極集中で、日本の地方での活動に興味がある。
コミュニティ運営を引き継ぐやり方。若い人に関わらせて、チャンスを引き継いでいく。生存しようとしてたらコミュニティ活動をやるようになった。

東京で始まったコミュニティが、地方へとコミュニティ活動を広げる取り組みを実践しているお二人の話は今後の地方展開を目論む?ぼくらとしても参考になりました。あのコミュニティが地方でもやってくれたらいいのになと思われるまでになって、そんな方と一緒に地方でも開催できたらいいな。

サポーターセッション2 HBソフトスタジオ

HBソフトスタジオ角屋さんのサポーターセッション。愛媛で20年システム開発、スマートフォンアプリ開発、Web制作等をやっている会社。角屋さんは入社2年目でコミュニティ活動に会社から送り込まれた結果、角屋さん自身も楽しく、ハッカソンでたくさんの人がその地域についてアイデアを出したことが地元の人に感謝されるまでに。

・コミュニティって無性に勉強したくなる!
・コミュニティってシンプルに楽しい!
・コミュニティって集まることに意義がある!

まさにぼく自身もコミュニティ活動を始めてから、勉強会にいくようになり、無性に勉強したくなったし、シンプルに楽しいし、出会えなかった人たちに出会える意義が大きいのでまさに同感!

後編?へ続きます。

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