鬼滅の刃はなぜ流行ったか

遊郭編スタート前の特別編で再燃中の鬼滅熱(2021年9月18日現在)
結局テレビ版最終回(無限列車編直前)までアマゾンプライムで鬼滅を見てしまい、思ったこと。

鬼殺隊、最終試験が終わったと思ったら、研修もOJTもなく、いきなり1人で仕事。「南南東!」とか抽象的な指示。「とりあえず幹部倒してこい」みたいなトップからの無理難題。若手はバタバタ辞める(ほぼ死ぬ)。1000年続く金剛組並な組織だけど、どんなブラック企業だよ。

と思ったら、鬼の方も超実力主義&トップの言うこと絶対。肯定しても否定してもトップの気分次第でクビ。鬼だ、、、あ、鬼か。

あと舞台は大正なので仕方ないが、「男なら〇〇」「長男だから〇〇」がやたら多い。多様性の時代、実は心の奥底でそーゆーのが求められてるのだろうか。

ちなみにその時代に流行する漫画は世相を映すもの。コロナやブラック企業、個人がいくら頑張っても先の見えない不景気なんかが、鬼に投影されてるのかなと。ちょうど数年前から異世界転生ものが流行ったのも、氷河期世代の生まれ変わりたい願望(だと勝手に思ってる)。
イケイケどんどんだった高度経済成長期のように、スポ根は今後流行らないだろうが、今後は個人の満足もの(?)や、老人大事にしようもの(面白い?)が流行る時代が来るのだろうか。
とりあえず、無限列車は来週見るとして、遊郭編も楽しみだ。

#呪術廻戦なにそれ
#怪獣8号とダンダダン

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