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【WS】プレミアムセット ホロライブ+昼飯代でヴァイスシュヴァルツを始めよう

①はじめに

 4月になり、新学期や新社会人が始まったといったところ。
 いよいよ発売したプレミアムセット ホロライブプロダクション feat.ヴァイスシュヴァルツアンバサダー
 似たようなアサルトリリィのセットが中身のしょぼいTDにPR2枚とサプライで4400円だったので中身も大したことないと思っていたら今までのトライアルデッキの類で1番しっかりした内容でおったまげました。

パック産だったら1000円くらいしそうなカードもあったり

 3種ほど4枚持っておきたいなというところが2枚しか入ってなかったりするところはありますが、それを補うほど中身はしっかりしていてぶっちゃけ1個買うだけでもその辺の微妙タイトル組むより強そうです。
 昼飯代を我慢するだけで公認大会でも勝てそうなデッキになりそうなため、この記事ではプレミアムセットにちょっと買い足して調整した形をいくつか解説しようと思います。
 ちょうど4月はホロライブだけの大会があるため、もしよかったらこの記事でデッキを組んで参加してみてください。
 ルール自体はカードラボ様がわかりやすい動画を出してますのでルールまだわからないよーというかたはそちらから見ることをお勧めします。

 数年前にルール改定でリフレッシュ処理の部分に変更がありましたのでその点は下記の公式URLのほうから確認の方をよろしくお願いします。


②デッキリスト

 公式サイトであるデッキログにて作成。
 ほぼプレミアムセットのカードで構築されており、改造枚数は今ちょうど隣で発売したデュエマのいきなり強いデッキの10枚改造ルールを参考にしました。
 10枚は入れ替えたカードは合計15枚と普通にオーバーしていますが、そのあたりはこっちではそんなルールないので甘く見てください。

 追加で必要なカードがこちらとなります。
 おおむね、全部でラーメン一杯くらいの価格で揃うと思います。

一番高いカードがLv3あやめで多分300円くらいだと思います。

③採用カード解説


・Lv3              7枚

   ・祝福の祈り ムーナ・ホシノヴァ 4枚

手札使わないのがはあちゃまビームと相性いい

 このデッキのフィニッシャーでCXコンボ(クライマックスがクライマックス置き場にあるとき発動できるテキスト)によって4点か2点のバーン効果を条件こそ違えど選べるテキスト。
 単体で7点取れるカードであり、ゲームを一撃で終わらせられる可能性を秘めています。
 アタック時にどちらかの効果を選択するテキストなので4点が入る山を相手がしているのか、リバースできるかは考える必要があります。

・点バーンを選びたい時は後述するLv0集中すいせいの上のテキストを忘れずに使い、当たるかどうかの確認。

・リバースしたときの2点バーンを使いたい時は+1500パンプを複数振れるLv0のキアラや応援のLv1イオを使ってうまくサポートしてあげましょう。

 バーン効果自体は手札消費がないため、後述するはあちゃまビームと相性がよく、両立しやすいのがいい点ですね。
 ただCXコンボの条件に手札5枚以下というインクの染みみたいなテキストがあるため、バトル途中のトリガーチェックでクライマックスが捲れて、手札がうっかり増えて次のムーナがCXコンボを撃てなくなるということが発生しかねないので気をつけましょう。
 採用枚数は最終ターンはこのカードを3枚投げることを目標とするゲームに基本的になるため4枚です。

    ・鬼ポップ 百鬼あやめ  2枚

カードいっぱい見れるより2択のテキスト取れるほうが嬉しい

 俗にいう早出しカードというものでプレミアムセットにも同じように条件が揃えばLv2のときに出せるLv3みこちがいます。
 そちらを不採用にし、こちらを採用している理由はLv3みこちよりも択がもう一つある点です。
 カードを捲る枚数が減った代わりにもう一つの択として『クロックの上を控え室におく』、よくヒールと言われるテキストがこのカードにはついており、ダメージレースを優位にするテキストを持っています。
 極論、Lv3でクロックが6枚の時に山札が薄く、そのままリフレッシュしたら負けてしまうというときにどっちのカードを引きたいかということになったらこっちになりますのでテキストの選択肢が多いこちらに軍配が上がった形となります。
 Lv2のときにおおむね1枚使うことが想定されるので拾いやすい、2枚の採用となっています。

・レッツ!ヴァイスシュヴァルツ!! 小鳥遊キアラ

あることに感謝

 ヴァイス界のニビルやリセットスタンプみたいなものでヴァイス界隈では光景と呼ばれています。
(ヴァイスでは基本的に別カードのコピペであることが多いため、最初にそのテキストで刷られたカード名で呼ばれることが多い)

 ここ最近では刷ることがなくなったカードで「じゃあ誘発なんだしたくさん入れろよ」と思われる方もいるかもしれませんがコストは合計3コストかかるため、基本的にはLv3ムーナを投げるよりもコスパが悪くなってます。
 よって多面することはなく、このカードを使う時は最終ターンでそれも横にLv3ムーナが2〜3枚並ぶため、採用枚数は1枚となっています。

※余談ですがこのカードはvol1の夏色まつりのネーム違いカードで、もし夏色まつりが推しならテキストが変わらないのでよかったら変えてもいけます。

ネーム違いで選べるほどプールが広い!!

・Lv2                  7枚

  ・謝罪会見 宝鐘マリン
  ・謝罪会見 沙花叉クロエ  3枚ずつ

2枚で1セットのため同時に紹介

 近年のヴァイスシュヴァルツでは、Lv2での攻防がかなり激しく、残すだけでアドバンテージをかなり稼ぐキャラがいくつか存在し、ホロライブではここ2年近く活躍し続ける舞台の上で 天音かなたが該当します。

かなたマリンというデッキタイプが生まれてからもう2年以上経つのにまだまだ現役

 こういったキャラは基本的にパワーが高く、Lv1のキャラでリバースさせることが難しいためそれらに対抗するために採用した形となっています。
 ホロライブはプールが広く、さまざまな対応札がありますがその中で1コストで2枚のカードに喧嘩を売れるこのセットが一番コスパがよさそうだったためです。
 とくにマリンのほうはLv2のキャラであれば相殺(スレイヤー効果をヴァイスでは相殺とよくいう)することができ、パワーも12000出ているため、上記のようなキャラに対してカウンターを要求することができ、Lv1イオを用いることでカウンターを打っても届かないパワーラインまで持っていくことも可能です。
 ペアでカードが特定の領域に揃っている必要があり、赤の枚数的にもレベル置き場にどちらかを置くことが多いため3枚ずつの採用となっています。


   ・はあちゃまビーム 赤井はあと 1枚

このタイトルといえばこのカードと言えるカードの一つ

 コストは違うもののプリシラ拳と呼ばれるカード。
(助太刀のアイコンが握り拳に見えるため拳とよく例えられる)

 相手がアタックしていた時くらいしか相手ターンに動けないこのゲームにおける防御カードとなり、Lv3キアラと同じようにプールに存在しているだけ、ゲーム進行中にこのカードがチラ見えするだけで終盤のゲームが変わるほどのカードパワーを持っています。

 効果自体は追加で手札からキャラを4枚捨てることで相手のキャラをレストさせるというもの。
 つまり、手札5枚を犠牲に相手の攻撃を止めるものとなります。
 相手側はアタックそのものを止めるため、アタック時効果、アタックで増えるはずだったストックとダメージがなくなり、こちら側はアタックでリバースされるはずだったキャラが生存するといった結果が生まれます。
 無闇に撃つと手札を5枚失うため、使うタイミングを考慮する必要があるカードではありますが、フィニッシャーであるLv3ムーナが手札コストを必要としないため

 ・手札7枚スタートなら

  ①ドローフェイズで8枚
  ②クロックフェイズで1枚増えて9枚
  ③Lv3ムーナを3枚と対応するCXで-4枚

 結果として手札が5枚残るため、その中にクライマックスがなければこのカードを撃つコストが足りるため、もしLv3ムーナで相手を倒し損なったとしても生き残る可能性を高めることができるというわけです。

※実はこのカード、選抜というヴァイスシュヴァルツにおける使用制限を受けており、特定のカードと一緒に使うことができません。
 もし自分でデッキを調整することがあるなら気をつけましょう

規制のルールとホロライブの制限です

Lv1      5枚

  ・祝福の祈り 小鳥遊キアラ  4枚

CXも切れて使いやすい

 よくある山札を捲るCXコンボの中で手札を切る代わりに4枚"まで"の中から2枚までキャラを手札を加えることのできるカード。
 相方のLv3ムーナのCXがゲートアイコン(門と呼ばれることがポピュラー)ということもあり、ゲートアイコンが途中、アタックによりトリガーしてリフレッシュ前にクライマックスを手札に加えたくないなというシーンが多発するでしょう。
 しかしCXを手札に加えないとせっかくトリガーしたCXが無駄になって悲しいをした気分になります。
(実際CXを無駄に1枚失っているため損、仕事しないゲートアイコンはカス)

 そんな中、このカードは途中トリガーしたゲートアイコンで拾ったCXを種にキャラに変換することができるためゲートアイコンの弱点である『CXを拾いたくない状況でトリガーすると無駄になる』という部分をケアすることができるため噛み合っています。

 このゲームはCXコンボを多面している時が特に気持ちいいので山札の状況によりますが、対応するCXであるレースの結果は?が手札にあるときは使っていきましょう。
 ヴァイスは基本的にCXコンボが一番コスパよく手札を増やすことができるゲームでLv1のときに3枚並べたいため最大枚数の4枚です。

CXコンボの効果で手札は1枚捨てる必要がありますが、山札を捲る枚数4枚"まで"と止めることができるため、山の状況次第によって途中で止めることが選択肢になることは覚えておきましょう。

・私の家で…♡ アイラニ・イオフィフティーン    
                  1枚

イラストが抱き枕カバーに見える

 応援という後方支援カードになります。
 前列のパワーラインを上げることができ、前半戦ではちょっとパワーが高くて手が出しにくいようなキャラから後半戦はLv2の盤面の取り合い、そしてLv3ムーナのCXコンボのリバース条件の達成補助という役割で採用。

 レベルを上げる効果によりこのカードのパワーパンプ上昇値を上げることはできますが、キャラのレベルを上げるということはプレミアムセットに入ってるすいせい助太刀のようなプレイヤーのLvより Lvが高いキャラを除去するカードにやられてしまうため注意が必要となります。

すいせい助太刀ではそもそもこちらのアタックが消えてしまうため、例えばLv3ムーナのリバースしたときの条件を達成するためにレベルを4にしてしまうと除去され、リバース効果どころかアタックによるダメージが消えてしまう危険性が生まれてしまいます。

 それでもこのカードのパワー上昇値は応援の中でも桁違いに高く、盤面の取り合いでは大活躍するカードなので採用している形。
 1枚、後列に配置できたら基本的にはゲームが終わるまで常在し、もう片方の後列は別のカードで埋まるためそれ以上の配置するがなく、採用枚数は1枚です。

Lv0         23枚

・オンステージ! ムーナ・ホシノヴァ&小鳥遊キアラ              4枚

ハーモニックウルフさん⁉︎

 控え室に行った時にコストを支払い、山札の上から3枚のうちどれかをクロックに置くことで控え室のキャラを手札にできるカード。
 ヴァイスでは人気な自傷することで手札を増やせるカードの1種であり、序盤にたくさん引いて投げたいカードになります。

 ・Lv1キアラを拾いに行くことがおおむね序盤における目標になりますが、Lv0でキャンセルが多く発生してLv0で止まってしまった時、このカードの効果で自分のことを選ぶこともできるためLv0での継戦的アタッカーとしても活躍。

 ・自傷する際に山札から3枚カードを掘れるため、1周目の早くリフレッシュして山札を作るという目標にも貢献。

 ・終盤に盤面に置いておくことで詰めのターンに手札からこのカードがいる枠に置いて控え室に置くことで自傷する代わりにLv3ムーナなどのフィニッシュカードを拾いにいくということも。

 これらの利点とLv1キアラと同じ黄色という点、クロックに置くカードが選べるため色を発生させる自由度を上げることもできることから序盤に、特に後攻では手札を減らさずに複数アタックできるという点から一番引きたいカードであるため、最大枚数の4枚です。

・Happy 15th Anniversary !! 小鳥遊キアラ
                 4枚

相手の盤面を残すことは相手にリソースを与えること

 パワーパンプが登場時とアタック時にできるカード。
 このデッキのパワーラインとしてLv0で3500を踏めるのがLv0すいせいみこちくらいですが、このカードは基本相手ターンに仕事をするカードなため、相打ちでは仕事ができません。
 特にヴァイスはLv0の攻防で負けるとそのままズルズル引きずって敗着になりうることが多いため、Lv0での殴り合いでは負けたくないというのがあります。
 例えば先ほど紹介したLv0ムーナキアラや後述するLv0多生すいせいらの少し心許ないパワーラインもパワーを振り分けることで相手のLv0を踏みに行くことができるようになったりとですね。

 後半戦でも1500を2回割り振ることで相手のパワーの高いカードを倒しに行くこともできるようになったりと最後まで仕事があるカードとなっています。
Lv1キアラと同じ黄色ということもあり採用枚数は最大の4枚です。

・オンステージ! 星街すいせい&さくらみこ
                 4枚

いつの時代も先攻1ターン目移動は強い

 よく正面移動と言われるカード。
 相手のキャラがいる正面の枠に動かせるテキストを持っています。
 ヴァイスのLv0の基本パワーラインは3000でそこからテキストなどを割り振ることでパワーが下がっていくデザインになっていますが、このカードのパワーは3500。
 その代わりに他に2枚キャラがいると2000まで下がるデメリットを持っている形です。

 下がった2000もそこらのLv0を倒すには十分な数値であり、先攻2ターン目にこのカードが帰ってきたらそのまま他のカード2枚使って3回アタックしても相手の盤面に干渉することは容易。
 3500が正面に動いてくるため、相手はパワーの低いLv0のキャラでアタックしようとするとこのカードが前に立ち塞がり、被ダメージも抑えながらこのカードが次のターンに帰ってくる形となります。

 赤の発生源でもあり、先攻1ターン目に一番投げたいカードのため最大枚数の4枚です。

   ・いなとタコグラム 一伊那尓栖
                 1枚

ソウルアイコンがあるためチョイスで拾うことができる

 いわゆるCX入れ替えと呼ばれるもので例えば対応じゃないCXが手札にあってCXコンボができないといった展開。
 このカードは控え室に対応するCXがあれば入れ替えることができます。
 それによりCXコンボができ、本来やりたかった動きができるようになるというヴァイスで1枚は基本的に積むケアカードになってます。

 おまけ効果の2枚見て入れ替えるテキストも強く、クライマックスがあるかの判定やソウルアイコンがあるかの判定ができるため最後まで無駄がありません。
 特に偉いのが右上にソウルアイコンがついていることでレースの結果は?がトリガーした際に拾ったり、ストックに飛ばす対象として選ぶことがホロライブのLv0のCX入れ替えの中で唯一できるカードとなります。
 採用枚数はあくまでケア札のため1枚。

 基本的にはこのカードが一番強いと思いますが、もし「推しが入ってなくて悲しいよぉ〜」という方は下のリストにあるCX入れ替えの中から選んで採用してもCXを入れ替えるという行為が変わらないため大丈夫です。
 運がよければあなたの推しがいるかもしれません。

無限のプールホロライブ様に感謝
リストとしてまとめられるUtool様にも感謝

・レッツ!ヴァイスシュヴァルツ!! ムーナ・ホシノヴァ              4枚

 後半も役割があるLv0アタッカーは強い

 ボトム相殺と言われるカードで、このカードがリバースしたとき、相手がLv0なら山札の下に飛ばす除去効果がついています。
 このデッキに入っているLv0ムーナキアラのような控え室に行くことがメリットになるLv0が多く存在し、そのカードらをボトムに送ることで仕事をさせないことが主な仕事。

 しかしこのカードを使うとダイレクトアタックされてしまう場所ができてしまうため、打点的には辛いところ。
 ですがこのカードにはもう一つ、このカードがクロックの一番上にあるとき、自分のキャラ1体に相手をリバースしたらそのキャラを山札の一番下に送る効果を付与ができます。
 このテキストには相手のレベルの制限がなく、こちらが効果を付与したキャラでリバースすれば相手を山札の一番下に送ることが可能です。
 ヴァイスには盤面にいることで永続的にパワーラインを引き上げるようなカードが複数存在します。
 ホロライブで例えるなら海辺の街でキミと AZKiなどが該当します。

パワーラインを引き上げながらCXコンボなしにバーンを飛ばせる強キャラ

 こういったカードをリバースさせ、山札の一番下に飛ばすことで他のキャラのパワーを下がるので後続相手の盤面に干渉できるようになったりすることも。

 また相手の山札が少ない時に発動すると確定ダメージが増えるワザップなども存在し、最初から最後まで役割があるカードとなっているため最大枚数の4枚です。

・Happy 15th Anniversary !! 星街すいせい
                 2枚

使ったコストが返ってくるの偉い

多生の絆と呼ばれる互換カードでストック1枚と手札1枚というコストを支払うことで手札のカードと控え室のキャラを入れ替えつつ、パワーを"他に"1000振ることができるテキスト。
 素のパワーも2000とそこらのLv0相手なら踏むことができるサイズもあります。

 特に強力なのが2個目のテキストの相手がクライマックスを置いた時に誘発する自身がストックに行く効果で、1個目のテキストで使用したストックが返ってくるデザインになっています。
 また相手がもしリバースすることで効果を発動するようなタイプだった場合、このカードが前列にいた場合、そのままリバースするはずだったキャラが消えるため不発に終わらせたり、相手のプレイを歪めることが可能です。

 しかしダイレクトアタックされて打点が追加されてしまうため油断は禁物、もしLv1イオが配置できていないとき、このカードを使って考列にカードを置く余裕があるのなら、後列に逃すことでダイレクトアタックされるということはなくなります。

 採用枚数はストックに飛んだ後、他のカードを使った時にストックを支払う時に事前に控え室に行くことで拾いやすい位置には基本いるので抑えめの2枚となっています。

    ・祝福の祈り 星街すいせい
                  4枚

初噛みを回避する女神

 集中という自傷以外で1番コスパよく手札を増やしながら山札を削ることができるテキストで基本的にはどのデッキにもある程度の枚数が入っているカード。
 集中だけでは屈強なカードたちが存在するホロライブの中でも対抗馬が多く存在しますが、その集中グループの中でもかなりの強さを誇るカードだと自分は思います。

 1個目のテキストである山札の2枚見て1枚残して残りを控え室に置くという効果を付与するというのが強く

 ・ヴァイスシュヴァルツにおけるイライラポイントである『最初のアタックでCXをトリガーしてそのまま奥にいってしまい吐けなくなってしまう』、いわゆる初噛みをケアしてくれる点
 (奥に行ってしまったCXを吐こうとすると膨大なストックを使うことになり苦しくなる)

 ・トリガーチェックが確認できるためソウルアイコンの有無の判断でその時の狙いたいダメージを選びやすくなること。

 ・Lv3のCXコンボのトップチェックを成功するかどうかの確認(1番大事!!)

Lv1イオが配置できなくてもこのカードを2枚並べることで山札を綺麗にする行為はかなり楽になると思われます。
 パワーラインが苦にならない相手ならLv1イオを展開するより集中を2枚置いたほうが強いこともあります。

 早い段階で後列に置きたいカードで、なおかつ複数引いてもあまり腐らないという点から4枚の採用です。

・CX     8枚

     ・レースの結果は?    4枚

実は新世代のCX(4年前誕生)

Lv1キアラに対応するCXであり、チョイスアイコンです。
 アイコンの形からよくと呼ばれていて効果としてはトリガーしたときに右上のソウルアイコンがあるキャラを1枚ストックか手札に加えることができます。
 状況によってストックか手札かを選べるのは強みですが基本的にLv0〜Lv1のカードが拾えないのが辛いところ。
Lv0タコが強いのはその常識をぶっ壊して拾えることが偉いということですね。

    ・白熱!金魚すくい    4枚

強さのブレが激しいアイコン

Lv3ムーナに対応するCXでゲートアイコン。
 よくアイコンの形から門と呼ばれていて、前述したLv1キアラのCXと合わせてデッキタイプが枝門となります。
 カードショップやメルカリのデッキ販売だったり、noteの記事でよく◯◯タイトル名となっていたのはそのアイコンのクライマックスで構築されているよという表示だったというわけです。

 ゲートアイコンはトリガーした場合、控え室に落ちているCXを手札に加えることができます。
 これによりまた次のターンにLv1キアラのCXコンボができたり、詰めのターン前にLv3ムーナのCXであるこのカードを回収したりとCXコンボを軸とした動きの再現性を上げるという点がこのアイコンの役割です。

 しかし、強さだけではなく弱さも目立つアイコンとなっていてCXを回収する都合上、トリガーしたCXを含めると1回のトリガーチェックでCXが2枚が次のデッキから失われる計算となります。
 結果としてリフレッシュ後の山札が弱くなるということになり、キャンセル率の低下を招きます。

 だから「トリガーしたから手札に加えよう」と安易に考えてしまうと戻りがどんどん山札が弱くなっていくジレンマが発生。
 言ってしまえば強い時の出力と弱い時の出力が激しいカードと言えます。まさに諸刃の剣ですね。

 そういったブレを山札の上を見ることで適切にトリガーするかしないかを選びにいけるLv0集中すいせいやトリガーして手札に加えたCXをキャラに変換することができるLv1キアラなどでサポートしてあげる必要があります。
 強い時のゲートアイコンは本当に強いので手を貸してあげましょう。

④マリガン 

先攻では生き残ることを後攻では相手の盤面に触ることを意識して
手札の減らないカードは先手後手関係なく投げていきたいし、Lv1のCXコンボはなるはやで持っておきたい

 基本的にはLv0のカードとレースの結果は?以外はほとんど切る形。
Lv1キアラもあまりマリガンで切りたくない気持ちになるでしょうが、Lv0があまり引けていない時は切ってしまいます。
Lv0ムーナキアラなどでアクセス手段にはことかかないのでそんなことよりまずはLv0でしっかりと殴り合えるかが大切です。
 他にアタッカーが揃っていて余裕があったら持っておこうくらいでいましょう。

 しかし他のLv0がいないなどの状況でなければ、優先度の高いLv0たち以外はマリガンで切ってレースの結果は?を引きに行くことになります。
 結局、Lv1キアラのCXコンボができなかったらリソースがジリ貧になってしまうためです。

白熱!金魚すくいのほうはマリガンで切ってしまって問題ないです。
 これはクライマックス入れ替えによりレースの結果は?と入れ替えることはできますが、控え室にCXを落とすことでアタック中に白熱!金魚すくいがトリガーした際に拾える受けとして置いておきたいからです。
 CXがトリガーして無駄になるのがヴァイスをやっていて特に悲しい気持ちになる部分なのでそこのケアというわけです。
 同じ理由で、2枚目のレースの結果は?もマリガンで切ってトリガーの受けにしましょう。

⑤各レベル帯の動きについて

大まかなチャートはこんな形となっています

 まず、上記の要約がこのデッキの主なゲームフロー。
 ここから先は各レベル帯のテンポ感や要約の解説になっている形です。

Lv0

 基本的には引いてきているLv0をプレイしていくことになりますが、相手のキャラを倒すことを意識してプレイしましょう。
 サイドアタックなどでお茶を濁すこともできますが、それでは基本パワーが負けているためこっちのキャラが無条件に踏まれることが確定し、アタックによるストックを与えるといったリソースからテンポまで取られるためのちのちに響く形になってしまいます。

 またどのタイトルも基本的には根幹をなすCXコンボなどを抱えるためのシステムカードを投げるタイミング。
Lv0ムーナを上手く使ってLv0ムーナキアラのような控え室に行った時に仕事をするカードに何もさせず、準備段階でしくじらせることができたならその後のゲーム展開が楽になります。

Lv0はデッキという家の建設中なので土台を崩せばそのままズルズル落ちていくことが多々あります。


Lv1

 このレベル帯では俗に1-6リフと言われる目標に向かってゲームをしていくタイミングとなります。
 1-6リフとは「Lv1のときにクロックが6枚ある状態でリフレッシュする」ということを指します。
 この行為にどういう意味があるかと言われたらそれは山札の圧縮率です。

 基本的にヴァイスというゲームは山札が薄いほど山札にあるCXとそれ以外との比率が上がるため、必然的にキャンセル率があがります。
 じゃあどうやって圧縮するのかと言われたら手札、盤面、ストック、思い出そしてクロックにカードが多ければ多いほどリフレッシュする際に山札として再構築される枚数に含まれなくなります。

例えばこの盤面の時、山札が残り1枚と仮定すると手札を除いた赤枠で囲ってあるカードが山札に帰らないカードとなります。

 上記の画像の場合、手札が6枚くらいだと仮定すると赤枠のカードの合計が盤面が5枚、ストックが5枚、レベル置き場が1枚、そしてクロックが6枚で合計23枚圧縮している状態で次の山札にリフレッシュされることになります。

 半分近く圧縮していることになり、クロック6枚分で差を比較するとCXが最大の8枚戻っている場合、1-6リフをした場合は8/27でおおよそ3枚に1枚CXが、1-6リフをしていない場合は8/33で4枚に1枚にCXと比率が変わります。
 よく、「次の1枚でキャンセルしてたー」とぼやきがちなこのゲームでその1枚分の差は大きく、また次の周期で控え室からカードを拾う選択肢もその6枚分増やせるため、プレイに幅が出る形となります。

 例えばこのデッキではリフレッシュ前にクロックにLv2マリンを置くことでリフレッシュ後にレベルが上がり、控え室に落ちます。
 すると手札にLv2クロヱがある場合、登場させることで手札にLv2マリンを抱えなくても控え室から登場させることができるようになっているため、手札の枠が1つ空くというわけです。

4枚"まで"という点に気をつけて山札を掘りましょう

 話は逸れましたが、1-6リフ、またそれに近いリフレッシュを行うためにLv1キアラのCXコンボを活用して手札を整えながら山札を掘っていく作業となります。
 その際に山札が1枚残るようにプレイするとクライマックス置き場に置いたCXが控え室に落ち、次のリフレッシュで山札に戻せるようになるため、気をつけましょう。
 しっかりとCXは可能な限りリフレッシュ前に控え室に置いてリフレッシュで戻すことを意識することが大切です。
 それだけでだいぶゲームが楽になります。

Lv2

 このレベル帯はこのデッキにとってはLv3に上がった時の準備ターンで相手の行動を妨害しつつもこちらの詰めを整える作業になります。
 いわゆるお茶濁しの時間帯です。

 目標は最低6〜7ストックを保ちながら複数のLv3ムーナと対応するCXである白熱!金魚すくい、そして相手の山札を崩せるLv3キアラを手札に抱えてダメージレースに負けないプレイをする必要があります。
 ダメージレースに負けないためにダイレクトアタックを防ぐ手段として相手の高パワーキャラに喧嘩を売れるLv2マリンクロヱセットで盤面を取り合ったり、ダメージを回復できるLv3あやめを使って状況を優位にしていくことになります。

現環境のLv2帯番長たち
殿様相撲のぶつかり合い、残った残った!!

 上記の3キャラのような定着したら事実上の特殊勝利を得るようなキャラが目立ち始めるレベル帯となるためこのキャラたちをしっかりと踏みにいくようにしましょう。
 そのためのパワーパンプカードたちとなっています。

Lv3

 いよいよフィニッシュターンとなります。
 手札に貯め込んだLv3のキャラを解き放ちリーサルまで持っていく段階。

かなりコスパがよく詰められる

 上記がこのデッキにおける詰めに必要なストック数とキャラになっています。
 特にムーナのバーン効果でどちらかを選ぶのはその状況次第となり

 ・4点バーンを撃つのならLv0集中すいせいなどでアタック前に山札の上を確認できるようにしておく。

 ・リバース時2点バーンを撃つのならパワーラインをちゃんと相手キャラをリバースできる値にしておく。
※リフレッシュ前などに相手の控え室を見てカウンターが何があるかなどを確認するとおおよその相手のパワーの最大数値がわかったりします。

 という点に気をつけてバーン効果を撃ちましょう。
 4点バーン撃っている時、脳汁がドバドバ出て気持ちよくなります。

Lv3キアラが必要かどうかは相手の山札次第となるため、相手の控え室のCXの枚数を聞いたり、リフレッシュ前に何枚のCXが山札に戻るかなどの確認をしていくと使いやすくなります。

 もし仮に倒しきれなくても最悪、手札をコストにしないCXコンボのためはあちゃまカウンターを構えることができ、耐えて、もしかしたらもう一度Lv3があるかもしれません。
 余裕があったら持つようにしましょう。あくまでも余裕があったらで詰め切れるなら詰め切ったほうがいいためあくまでもサブプラン程度に捉えてもらえたらといったところでしょうか。
 どこまでいってもここまできたらあとは勝つか負けるかの大一番です。

⑥終わりに

 これでこの記事は終了となります。
 ホロライブは現在、使えるプールが一番広いといっても過言ではないほど実用的なカードが多い強力なタイトル。
 現トーナメントシーンでも二つのデッキタイプが活躍し、他もちょこちょこ見るなど一番自由度が高いタイトルと言えるでしょう。

現ホロライブを代表するお二人


 あくまでもこのデッキは作例の一つで採用圏内のカードはプールを見渡せば星の数ほどあります。
 この記事のデッキはスタート地点。ここから自分なりのホロライブを組むのも、トーナメントシーンで活躍しているデッキタイプを組むのもこのタイトルの楽しみ方といえます。

絞ってもフィニッシャー候補がこんなに出てくるタイトルはホロライブだけです。

 50枚というデッキ枚数で全てのカードを使うタイミングがあるゲームはなかなかないのでぜひ楽しんでください。
 やればやるほど味があるTCGだと自分は思います。

 ご清聴ありがとうございました。
 もしよろしければいいねのほうをよろしくお願いいたします。
 してもらえたら筆者の自己顕示欲が高まって気分がよくなります!!

          †カレーパン†/かみあい





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