ピクサーの映画を観たら七五三掛龍也さんのことを思い出して泣いてしまった

タイトルの通りです。

先日、「二分の一の魔法」という映画を観てきました。

すごくいい映画で、勇気が欲しいとき、一歩踏み出したいときに観たくなるようなそんな映画でした。


で、タイトルに記載した七五三掛龍也(しめかけりゅうや)さんはジャニーズJr.のTravisJapanというグループの1人です。

わたし自身、ジャニーズは好きですが、熱心にTravisJapanを応援してるわけではなく、七五三掛さんはかわいいな~と思ってるくらいの人間です(トラジャは本当にとてもいいグループだと思っていて、好きです!ただ別に担当がいるという、そういうことです)


ただ、映画のあるシーンで、七五三掛さんがYoutubeで発した言動がフラッシュバックしてアイドルオタクとして涙が止まらなりました。……ってそれだけなんですけど、勢いでnoteに書き殴ることにしました。なので文章はちょっとアレで、かつ映画のネタバレあるかと思うのでご注意ください!

映画予告編

https://www.youtube.com/watch?v=E2q6aBT_idg&feature=youtu.be

だそうです。

舞台は魔法が使えた先祖を持つ、現代、みたいな……

主人公たちの先祖は魔法を使えていたわけですが、魔法を取得するのはものすごく労力がいること。その労力と、文明を活用することの楽さを天秤にかけて、文明が優先され、魔法使いの素質がある人も、魔法は使えなくなってしまった現代…が舞台です。(伝わって)

本当は走ることに長けたケンタウロスも「車使った方が早いし楽でいいじゃん」的な発言をします。(才能も努力や勇気や熱量がないと発揮できないよ、という意味だとわたしは受け取っています)

※ケンタウロスって魔法……?ではないと思うんですが、そういうファンタジー能力(?)も素質だけじゃダメだよってそういうことですね。

そういう世界が舞台です。

で、主人公イアンはお兄ちゃんバーリーとお母さんの3人暮らし。お父さんは主人公が生まれる前(か直後)に病気で亡くなってしまっています。

お兄ちゃんはどんなときにどんな魔法が有効なのか、その魔法を使うにはなにが必要なのかが頭に入ってるいわゆる「魔法オタク」的な男の子。

一方主人公である弟イアンは、内気な性格。魔法のことはよくわからないけれど、父に会ってみたいという気持ちがある。そして、16歳の誕生日に、父が残した魔法の杖で魔法が使えるということに気づきます。

父が残したメッセージを元に魔法を使ったら、お父さんはか半分(足)しか復活せず、残りの半分を復活させるために魔法の石を探して冒険にでる物語……といった感じです。

ここまで長いですね、すみません!!!!!!

映画みてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!

この映画の中で、2人は冒険をしているわけです。

その冒険の中で2人の前に底が見えないほど深い谷がたちはだかります。この谷を越えるために実は橋があるのですが、谷を越えて向こうにあるレバーを引いて、橋を下ろさないと先に進めない、というシーンがありました。

そこで兄は弟にいうわけですよ

「透明な橋を渡る魔法がある、ただその魔法は自分を信じないと進めない魔法なんだ」(意訳)

弟は本当の意味で自分を信じきれていなかったので、命綱をつないでもらいながら前に進みます。その時も後ろは振り向くな!自分を信じるんだ!と兄ははげまします。

最後の一歩で弟は振り向いてしまい、不安になり自分を信じられなくなり、魔法が切れてしまうのですが、谷を越えることができました。


ここのシーンで、わたしは涙がボロボロ出たんですよ。

言ってしまえば「自分を信じろ!」というすごく普遍的?昔から言われていたメッセージを伝えるシーン。でも涙が止まらなくなったんです。


なぜかというと、前日にたまたま見ていたTravis JapanのYoutubeチャンネルのこのシーンを思い出したからです。(クリックしたら該当箇所から再生できるって便利な機能!)

https://youtu.be/VckoxrDkXx4?t=973

七五三掛さんはソロコンサートを前に緊張してるしずやくんの髪の毛をセットしながら「しずならできるよ」っていうんですよね。

この「しずならできるよ」と映画の中のシーンがわたしの中で、勝手に(本当に勝手すぎる)リンクしたんです。


魔法も、アイドルとしてステージに立つことも、自分を信じて一歩前に進まなくてはいけなくて。きっと魔法も、ステージで自分を奮い立たせることも、どちらも目に見えないもので、でもきっと怖がらずに前に進んで目的地にたどり着いたときに、魔法が使えてた自分に気づく……同じなんじゃないかなって思ったんです。魔法も使えないしアイドルになったこともないんですけど。

これみてもらったらわかるんですかねーーー


頭ではわかってるんです、アイドルは魔法使いじゃないって。アイドルは魔法じゃない、地道な努力や辛いことをたくさん経験していると思います。

でも、わたしが「アイドル自身には、魔法を使えるかもって自分を信じてほしい」そう思ってるんだなあというのが、映画のシーンで浮き彫りになってしまったんです。その魔法は火をつけたり、見えない橋を渡ったり、物を浮かせたり、そういう魔法じゃないかもしれない、でも、アイドルにはステージにいる自分は魔法使いだと信じていてほしいんです。

映画の話に戻るのですが、魔法使い側(映画でいう弟)が、魔法使いではない側(映画で言うと兄)の後押しで、一歩を踏み出して、魔法を使うってすごくいいシーンだなあと思ったんです。

いくら才能や能力があっても、他者からの言葉で心が動いたり、自分を信じることができないとその力は発揮できないというのは、魔法やアイドルだけの話じゃないと思います。そしてこの映画からはそういったメッセージを受け取ることができます。


そして、映画では「自分を信じること」「魔法は身の回りの力(モノ)を使えばできる」「心に火を灯し続けること」「集中すること」それが魔法を作り上げる(意訳)と教えてくれます。

映画のメッセージとしては、すごく普遍的で、なにか乗り越えなきゃいけないときや、なにか頑張らなきゃいけない時、現実世界では魔法を使えないけれど、魔法を使う時と同じ気持ちが大切なんだよということが言われてると思います。そして、ステージに立つアイドルもきっと、この映画と同じメッセージをステージの魔法で私たちに教えてくれてるんじゃないでしょうか。

七五三掛さんは裏方さんではなくて、アイドルで。あの言葉にやけに信憑性…というかスッと心に入ってくるのは、七五三掛さん自身がちゃんと信念を持って自分を信じてアイドルをやってるからなのではないでしょうか(と信じたい)

だからすごくグッときたんだと思います。自分自身にもそうやって「自分ならできる」って優しく語りかけてほしいですし、七五三掛さんが不安な時は「しめならできるよ」と信頼できる人に言われていてほしいです。


アイドルが使う魔法は、歌や踊りで見てる人の心を動かす魔法かもしれないし、自分自身をアイドルにする魔法かもしれない。どちらでもいいしどちらもあってもいいと思います。

わたしはアイドルをやったことはないし、七五三掛さんのこともよく知りませんが、しずやくんの髪の毛をセットしながら「しずならできるよ」と優しく言った七五三掛さんの言葉にはそんな意味が含まれているように感じました。


メンバーの髪の毛をセットしながら、"あなたならできるよ"と優しく言うのって、本当に魔法をかけているような仕草です。映画の中でずっと背中を押し続けてくれたお兄ちゃんのような。

映画とYoutubeのシーンのリンクの仕方で言うと、七五三掛さんは、魔法は使えない側(お兄ちゃん側)なんですが、アイドルにとってヘアメイクってちょっと一種の魔法みたいな、武装みたいな、そんな意味があるとも思っているので、七五三掛さんは魔法使いであり、魔法使いの背中を押せる人なんじゃないのかな、と思いました。

アイドルはときに観客の背中を押してくれる気がします。少し元気が出ないときに元気にしてくれたり、魔法をかけてるようで「あなたにも魔法は使えるんだよ」と教えてくれるようでもあります。映画で伝えてくれたことをアイドルはステージで体現してくれてるのかもしれない。

きっとそのメッセージをわたしはただ受け取るだけじゃなくて自分の力に変えていけるし変えていくべきなんだな、と心に火が灯ったような気分になりました。


七五三掛さんって魔法とかそういうのお好きかどうか知らないので、七五三掛さんのアイドル哲学とズレていたら申し訳ないです。

ただ映画を見ていて、自分自身の考えや経験とリンクして心が動くというのは、すごくいい体験で、これはだれのものでもないわたしだけの映画体験で。映画にも、七五三掛さんにも感謝したい気持ちで、このnoteを書きました。

映画を見ていたら思わぬところに七五三掛さんのことを好きになるスイッチが置いてあって、七五三掛さんのいないところで、勝手に七五三掛さんのことを好きになったというお話でした。

オタクって勝手〜〜〜〜🎶

おしまい❗️

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