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技術書典4でkaggle本300部を頒布し、pdf400部を売り上げた結果報告その1

【更新履歴】
その2を書きました。
https://note.mu/currypurin/n/n419ec9b5ee38
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4月22日に開催された技術書典4の振り返りです。(Kaggle本を頒布したのですが、サポートサイトの作成に今まで時間がかかり、ようやく振り返りを書くことができました)


結果の概要

データリファイメントというサークルで、初参加を行い、Kaggleのチュートリアルという本を300冊完売、pdf版を約400部販売という結果を残すことができました。
pdf版の販売500部という目標をたてていたので、目標には未達でしたが、想像以上の結果を残すことができたと思います。以下は少し長くなりますが、参加の経緯やこんなにpdf版が売れた経緯など。

データリファイメントについて

データリファイメントとは、私が運営しているデータ分析の勉強会の名前です。毎週金曜日に新宿で機械学習やベイズ統計の本の輪読会を中心に行なっており、これまで60回以上の開催実績があります。

技術書典4参加の経緯

技術書典2で買ったこの本(Big Mouth Data 2017 Spring)が素晴らし過ぎて自分も書きたくなったからです。私も頒布したいと思い、技術書典3は準備が間に合いませんでしたが、技術書典4では頒布することができました。

なぜKaggleの本を書いたか

Kaggleについては、まだまだ駆け出しの実力なのですが、これから真剣に取り組みたいという思いがあり、チュートリアルを書きました。今後がんばるぞという、意思表明みたいなものです。

投入時間

純粋にこの本を書くために使った時間だけでも数百時間。勉強時間まで含めると千時間は軽くて超えて数千時間でしょう。数えてないけど。
具体的には、1月に書き始めてから平日は仕事が終わって家に帰ってから、25時まで、土日もめいいっぱいこの本の執筆にあてました。レビュアーの方にもたくさんの時間を投入してもらっているし、時給で考えると数百円くらいなのではないかという感じです。

レビュアー

入稿の1週間前までは、googledocsで書いており、レビュアーの方に共有を行い、その都度ツッコミを入れてもらってました。はてなブログの方にも書いたけど、最高の環境でした。
なお、レビュアーの方は、データリファイメントの勉強会の常連メンバーです。

当日の様子

最初の200冊は1,000円で販売し、後の100冊は1500円での販売でした。
1,500円にすると途端に売り上げが減速したから、やはり値段設定は大事。500円でpdfが販売していたら、それは500円の方を買いたくなりますしね。その意味では良く売り切りました。
次回があるとしたら、500円とか1000円でたくさん売るか、2000円で本当に欲しい人に買ってもらうとかしたいです。
この本にとって1,500円は少し中途半端な値段設定だったかもです。

嬉しかったこと

何人もの方に、この本が目的で技術書典に来ましたと言ってもらいました。自分の本目当てに来てもらえるなんて、奇跡のようなものです。次回以降更なるクオリティアップが求められます。

嬉しかったこと2

何人かの編集者の方から名刺をいただき、商業出版の声もかけてもらいました。まだどうするかは決めていませんが、商業出版という選択肢をもらえたことが嬉しかったです。

実績と参考リンク

本を書いて技術書典で売るというだけで、勉強になるばかりか、日常にはない体験をすることができます。

技術書典5では、さらにサークル数が増えるでしょう。次の記事を読んでみなさんもモチベをあげてね。

noteを400部売った戦略(結果的にそうなった)という内容は長くなったので、別記事で書きます。

Kaggle本はつぎのリンク先でpdf版の販売や、試し読み版のリンクをせっちしています。
https://note.mu/currypurin/n/nf390914c721e

コメントお待ちしています。匿名の質問はマシュマロから→https://marshmallow-qa.com/currypurin