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近況_0831

あれ。もう8月も終わるんだ。

noteから、「8月31日までに日記を書かないと、16か月の連続更新が途切れまっせ」という通知があった。連続記録なんて自己満足やろ~と一度はあしらったものの、結局日記を書いている。

夏休みは9月の終わりに取るから、8月もいつも通り過ごしている。いつの間にか真っ青な空、暑い夏が始まって、近所では沢山の百日紅が咲いていた。暑い日中にランニングをして、他に誰も走っていないので僕が優勝だと思っていた。そんな風に過ごしていて、気がついたら朝晩の風が心地よい。少しずつ季節が変わっていくんだな。


とある連休の中日。朝5時に起き、脚が痛い。これではランニングは控えた方が良さそうだ…思い立って、中央線で山の方へ向かう。天気も良く、奥多摩が気になっていたので、行ってみることにした。川を見ながら茶が飲みたい。

奥多摩に向かう電車は「ホリデー快速」と名のついた、いつも通りの通勤列車だった。旅情を勝手に搔き立て期待してしまっていたが、いつもと向かう方向が違うだけの電車だ。車内用に朝食を買っていたが、これではまずいと思い、空いているドア付近に立ち、隠れるようにパンを齧った。

途中から小学生くらいの少年たちが乗ってきた。彼らも同じ気持ちだったのか、駅弁を持っている。図体のデカい子は牛タン弁当だ。しかも、紐を引くと熱くなるタイプだ。なんてイメージ通りのチョイスなんだ。と思った。彼らは案外早く下車してしまい、少し残念だった。仲間かと思っていたのに。

7時半くらいに奥多摩駅に着く。降りて案内板を見ると、歩いてすぐのところに渓谷があることがわかり、向かう。

え、綺麗だ。

脚が痛くて良かったと思った
揺れるタイプの橋

夏とはいえ、川の周りは涼しく心地よかった。超簡易的なハイキングを済ませ、早朝から空いているワサビ屋さんで、ワサビを買った。そして、もう帰りの電車に乗っていた。移動時間3時間に対し、滞在時間は1時間弱。昼前には家に着いていた。僕らしい小旅行だった。

かつお節たっぷりのワサビ丼にして食べた。美味かったー!

日産スタジアムに来ている。いつも通りマリノスの試合だが、今日は少し違う。この試合は、所属する会社の"冠試合"なのだ。

入社前からスポンサーであることは知っていたし、入社を決めた理由の一つでもあった。しかし、入社して驚いたのは、「こんなにもマリノスのファンが社内にいるのか」「会社として本気で応援しているんだ」と感じたことだ。一部の組織が盛り上がっているのではなく、会社としてマリノスを応援していた。

僕は両親を誘い、この日を迎えていた。試合前含め多くの箇所でコラボレートしており、スポンサーって凄いんだなと思った。何をしている会社か、両親は理解していないかも知れないけれど、小さい頃から応援しているマリノスと関わりを持った仕事場にいることが伝えられて、嬉しかった。見栄っ張りでしかないけど。

母親は、昔からあまりこういったイベントには参加せずに、送り迎えだけで帰ってしまうことが多かった。ただこの日は、試合前のイベントも含め楽しんでいたようだし、後からポジティブな感想も貰えた。機会を与えて頂いた会社には感謝しかないし、成果という形で自分は貢献していきたいと思った。

何より、最高な試合展開だった!

近所に住む大切な友人が引っ越してしまう。

僕は今住んでいる街が、「周りに友達が住んでいる」というのも大好きな理由だった。住んで2年。皆いなくなってしまう。

友人はあまり多くない人生だけれども、近くに友人が住んでいることは、何か心の安心にも繋がっていた。辛い時に喫茶店で話を聞いてくれたり、チャリでフットサルに行ったり。身近だから気軽に出来ることがあった。

頻繁に会っていたわけではないが、少し孤独を感じてしまった。
「ひとりが好き」と宣言しているが、寂しい気持ちがちゃんとあるようだ。


友人の結婚式に参加した。やっぱり良い。両家にある独特な緊張感や、披露宴の終盤における"宴もたけなわ"感。幸せは伝染する。

同時に、僕自身は罪悪感に苛まれるのだ。色々と目途が立っていない人生だ。両親が結婚式で感じているであろう 幸せ・充実感を、僕の両親には感じてもらえないのか…幸いにも兄のお陰で1回は経験しているはずだが。

もちろん、自分次第だ。そんなことはわかっている。けれどもいたたまれない。せめて何か出来ないか、と思い、短い時間だが実家に帰った。毎度掛けてもらえる「あんたが帰ってくる回数が減るのなら、今のままいてくれた方が良い」という言葉には本当に救われる。


久しぶりに映画館で映画を観た。上映中、大人しくしていられないことや、飽き性であることから、映画を観るにしても自宅で何回かに分けて観ることが多い。ジブリの新作も気になっていたが、その理由でまだ観ていなかった。

今回観た、台湾映画のリメイクだというその作品も、元々予定していなかった。たまたま飲み屋で隣に座り、会話をした方がその映画に出演されていて、その場で翌日の上映券を予約した。きっかけなんて大体そんなもんだ。

映画の内容自体も面白く、きっかけを与えて頂いた方も味のある演技だった。同年代で活躍されている方が近くにいると、刺激になるね。

いつもとは違う休日を過ごしたけれど、良い日になったな。



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