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Hasselblad instax SQ Back[005]

今回は前回購入した材料を加工してローラーシャフトを製作してゆく。
購入した6mmの真鍮棒はホビー用なので真円度はあまり期待できないがプロトタイプなのでまずは作ってみることにする。

以下が図面だ。ローラーシャフトは2本製作するが、その違いはノブの取り付け部分の軸を延長するかしないかだけだ。購入したピニオンギアの内径に合わせて細い軸を2.35mmにしている。

製作方法はどこの家庭にでもある一般的な"卓上小型旋盤"を用いて真鍮棒を加工し自作する。(ツッコミは受け付けない)

僕の所有する旋盤はTOYOのML210という超小型旋盤だ。(TOYOは現在韓国に生産拠点を移し、SAKAIというブランドで製品販売をしているとのこと。ML210は現在生産終了)パワーは無いがちょっとした加工をするのには十分だし場所も取らず重宝している。

金鋸で100mm程度に真鍮棒をカットして、旋盤に取付け軸の加工をしてゆく。

完成したシャフトは以下だ。まず最初にノブが付く予定のギア接続部が長いシャフト

同様にもう片方も加工し、ギアを合わせたしたものは以下

制作物は、溝の位置を調整する関係で実は設計よりも全長が短くなっているが、ギアのかみ合わせも概ね良好だ。ギアの穴径よりも軸の径が少し細くなってしまい、空転してしまったので、こちらは接着剤で補強した。

その後、固定用の板の加工を行ったのだが、手持ちの機材ではどうしても精度が出ず、うまくいかなかった為、固定の方法を変更することにした。
それに伴い、3Dの設計の変更を行う。次回は、今回制作したローラーユニットに合わせて改めて3Dモデリングを行う予定だ。

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