業界で統一して、ひとつひとつの漫画にジャンルを公式に定義できないものだろうか。「青年マンガ」なんてカテゴリーで漫画を買いたいんじゃなくて、細分化された適切なジャンルから、なるべくハズレのない漫画を買いたい。
漫画村の騒動で、日本人が本当に漫画を愛していると知った。
「無料だから一気に人が群がっただけだ」
という意見もあるが、私はその側面もあるのと同時に、やはり漫画に対する親和性が日本人は本当に本当に高いのだと思っている。
例えばこれが小説で、無料で小説が読み放題になっても、絵本が読み放題になっても、同じ巨大な規模の事件にはならなかったんじゃないかと思う。
だからもっともっと、新しい漫画や面白い漫画の情報が簡単に手に入る世界になってほしい。
ハッキリ言って、新しい漫画、面白い漫画の情報を単なる一般人が仕入れるのは、割と骨が折れる。
WEB検索すると、「漫画ランキング記事」が流行っている。これはこれで参考になっていて、この情報から新しく知ることも多い。だけど、やはり傾向が偏るというか、面白いものはみんなも面白いと思っているので、どの記事も似たり寄ったりだ。ニッチな自分にピンポイントにドハマリする漫画にはなかなか出会えないという辛さがある。
そういう場合、スキな漫画の類似検索をしたいわけだが、「各漫画のジャンル」が、公式に統一されていないではないか!
Amazonには「青年マンガ」というジャンルはあっても、「ギャグ」「ラブコメ」「頭脳戦」というジャンルは設定されていない。
Wikipedaのジャンル設定もどうも淡白だし、楽天ブックスやGoogle Playブックスなどでも同じで、ジャンルは言及されていない。
たまに、「ラブコメ」漫画が「ロマンス」というジャンルに設定されていたりして、本当に読みたい作品を検索して発見するのは難しいのが現状だと思っている。
漫画村が流行ったのは、無料で読み放題だったから、手当たり次第に面白そうな漫画を探せた、という側面もあったのではないだろうか?
現状、同じジャンルで面白そうなのを読みたいが、そういったジャンル別けでコンテンツが用意されていない。だから、「青年マンガ」という大きすぎるカテゴリーで、面白い漫画を探していくしかない。それらが自分の求めている漫画なのか、レビューから読み取るか、実際に買って読むしかない。
でも、そんな金はないんだよ。
適切にジャンル別けされていれば、ハズレを買ってしまう頻度も下がるだろうし、これなら間違いないんじゃないか、と思えて、今よりも漫画を購入するハードルが下がるんじゃないだろうか。
本当に、ハズレを引いたときの出費は痛いから。漫画だって安くないんだし。
業界で統一して、ひとつひとつの漫画にジャンルを公式に定義できないものだろうか。「青年マンガ」なんてカテゴリーで漫画を買いたいんじゃなくて、細分化された適切なジャンルから、なるべくハズレのない漫画を買いたい。
漫画をいろんな手で無料化するのもいいが、定額とか一巻無料とか、でも、そういうのより業界は、まずは読みたい漫画の探しやすさ、見つけやすさ、を追求してくれないかねえ。
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