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言葉はキラキラした魔物

言葉はきらきらした魔物。
不思議な表現だった。
言葉っていうのは、魔物だ。人を傷つけも、励ましもする。本やネットを目で追うよりも、話せばなおのこと、生きた力をみなぎらせる。この魔物をどう操るか。それは、話す人次第なのだ。いい魔物にするのも、悪い魔物にするのも、話す人次第。聞く人を落ち込ませるのも、元気にするのも、全部話す人次第なのだ。こいつをどう変身させるか。それは、私次第なのだ。


今読んでいる小説にこういう文章があった。
なんて素晴らしい表現なのだろうと、心酔してしまった……

常日頃から何かを思って生きている。どんな人でも。その思いを言葉にするのはとても難しい。

自分の中のイメージだが
思いと言葉の間にフィルターがあって
疲れていたり苦しい時の思いから出る言葉は、夜の街並みの街灯のような雰囲気のフィルターを通っている気がする。

逆に優しく明るい時の思いから出る言葉は、快晴の昼間の草原のフィルターを通っていると勝手ながらに思っている。

言語化って難しいけど、楽しい。

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