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#3 不登校次男の発達相談へ行った パート1・2

次男の発達相談に行ってきた。
12月25日が第一回目だったけれど、その時は「断固拒否!」。自宅で泣き叫び、強い口調で責めても、優しく諭しても、全く一歩も動かず、「今日は行けません…」の電話連絡をして、親だけ相談しに出向いた。

でも、今日は前もって話していたこともあるけれど、次男が勇気を出して?ご褒美に釣られて?車に乗った!嬉しい!
道中ローマ字読み方クイズをしたり、隣でSwitchのスイカゲームをしたり。
負担をかけないように、話題に出さないように、母は慎重に運転に努めた。
大好きな曲をBGMに。
  ・米津玄師「地球儀」、ado「向日葵」、髭弾「chessboard」とか好き

施設の中には、入れなかった。いや、一歩踏むことができた。
でも、逃げるように寒い駐車場へ走って行った。
寒い、よりも、知らない人と話す ことの方が、今の次男にとって大きくエネルギーを使うことなんだ。

施設の人は、「ゆっくりでいいんだよ」「ここまで来られて偉いね、すごいね」「段々と入れるようになるよ」と声をかけてくれた。

次男が不登校になりたての頃の私だったら、焦って、結果をすぐに出したくて、
「そんなこと!」「入れていないんだよ!」と思ったに違いない。

でも、彼の、次男の苦しい気持ちや困っている姿を身近で見てきたから、今日車に乗って施設まで来れたことの凄さを、わかってもらえたようで、認めてもらえたようで、本当に本当に嬉しい言葉だった。

結果だけをみるな。過程も見て、ってよく言うけれど、どうしたって、わかりやすい結果に目を向けやすい。
結果は、「施設に一歩」だけれど、それまでの葛藤とか気持ちの整理とか行こうと思った勇気を、全部全部次男が頑張ったことを、今日は記録にしておきたい。

施設の人は、車まで出向いてくれて、次男と話をしてくれた。話しながら、訴えるような目を時折母に向ける彼に、心の中でたくさんエールを送った。

次の約束をした。
大丈夫、少しずつの成長を、頑張りを、母は見ているからね!

…と言う話を、次男の父親(つまり別れた夫)と担任の先生に伝えた。
2人とも、「すごい!」「やったね!」「頑張ったね!」と。

嬉しいな。
嬉しいな。すごく嬉しいな。
一緒に次男の頑張りを、成長を感じる存在がいることが、有難い。
周りの人たちの優しさに支えられて、毎日を生活できているな、と感謝の日でした。

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