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詩「信用」


雨が
しとしと降っていた
靴を蹴りながら
一周してみても
誰も帰ってこなかった

傘をぐるぐるして
頭がびしょ濡れでも
考えている事は
冷たいって事じゃない
寂しいって事だけ

信頼は
私が勝手にするもの
信用も
私が勝手にしてるもの
裏切りのすぐ側に
誰かの信用がいつもある

バカみたいって言われるけど
顔はグシャグシャに
泣いているけど
逃げたくはない

汚いことから
勝手なことから
私自身のことから
あなたの根本のことから

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