遅くまで寝ていた朝は
とんでもない憂鬱たちが押し寄せてきてさ
誰も逢えないこの片隅で泣いている
お金も心も夢を諦めているよ
コーヒー牛乳のかおりがして
僕は一度窓開ける

スローモーニング　スローモーニング
そこはどんな顔と色彩してるの
誰かが既に開け切ったゆめのとびら
僕が今更開けたって
誰がいったいぜんたい驚くだろうか

早く待ち合わせに着きすぎて
君を待つ間に
あの頃誰よりも熱く聴いていた
僕なりのブルースソングを
再生している
あの頃はただ一つただ一つずつ
こなしていったはずだけど

スローモーニング　スローモーニング
きみはいまどんな顔と景色視てるの
もうみんなが使い切った言葉たち
僕が今更おしゃべりしたところで
みんなを笑わせられるだろうか

ちいさなギター
おおきなウクレレ
ひとつぶひつようなこころ
びびってなんにも云えぬ
たくさんのマントヒヒたち
ぼくはほらおけら