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ぶっちゃけの人材業界


ぶっちゃけの人材業界は【しんどすぎる】


だいぶ踏み込んだ書き出しで始めました。12月12日のアドベントカレンダー担当のジャムこと日笠です。

本日の投稿では、大手食品メーカーから転職し人材会社を2社経験している私から、見たまんまの人材業界をお伝えできればと思っております。

ひとくちに「人材業界」と言っても、その形式は大きく三つに分かれています。

①人材派遣型
②人材紹介型
③求人紹介型

そして、私が所属している②人材紹介型についての話をしていきます。

なんで【しんどすぎる】のか、その理由は②人材紹介型のビジネスモデルがちょっと特殊であることに理由があると思っています。


参照:https://note.com/jafcogroup8595/n/nbb9d238e9898

上記画像の通り、私が働く人材紹介会社BOXは求職者と企業の雇用契約を結び、その成功報酬をいただき会社の売り上げになっています。

多くのビジネスモデルでは、お客様への承諾が取れれば契約が成立し、お客様からもらうお金が売上になります。しかし、人材業界のビジネスモデルでは、二方面(求職者・企業)から承諾をとれなければ成立しません。

【ビジネスの成立】
・候補者〇 企業〇

【ビジネスの不成立】
・候補者〇 企業×
・候補者×  企業〇
・候補者×  企業×

人材業界のしんどさはここの難しさが全てだと思っています。
過去に何回、一方向しか承諾が取れず悔しい思いをしたか。思い出すだけで悔しさがよみがえります。

そんな苦しい悔しい想いをしているのに、私が何故しんどい人材業界を続けているのかを考えると、候補者さんや企業さんから感謝された時に感じる気持ちが「快感」だからだと考えています。(変態ではありません。笑)

アドベントカレンダーをきっかけに、これまでの人材紹介会社での経験を思い出すと、しんどかった経験が7割:嬉しかった経験が3割。圧倒的にしんどい経験が多いです。それでも「印象的なエピソードは?」と聞かれると、すぐでてくるのは嬉しかった経験ばかりです。

前職で新卒の就活支援をしていた時、内定が出て泣きながら感謝の電話をしてくれた人がいたこと。親御さんからお手紙を頂いたこと。支援してから5年経つのにいまだに私の誕生日や年明けに連絡をくれる人がいること。

現職では、面接対策に泣きながら向き合ってくれた方に内定が出たり、支援した方のご家族から転職支援の依頼を受けたり、素晴らしい出会い経験をしているなと振り返って改めて感じました。

だからこそ、こんなにしんどい人材業界でも嬉しかった経験の3割を求めて続けているのだろうと考えています。

そして、これから嬉しさの割合を3割から5割6割と増やしくことを目標として頑張り続けていきます。


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