パチンコ店の男子トイレで起きた大事件

主任「ドミニクくーん　男子トイレで大事件がおきた、大至急向かって」

お客さんのパチンコ玉を計測中の僕のインカムに主任からこの様な無線が入った。

まだ全ての玉を計測出来てない僕の脳裏に嫌な感覚が走った

この間ユーチューブでみた、負けこんで消費者金融で多額の借金を背負いその店のトイレで自決してしまった人がいる。という事件。

玉も流し終え、急ぎぎみにお客さんへ挨拶し貯玉カードを渡す。

店内は走ってはいけないのだが軽い駆け足でトイレへ向かう。

トイレのドアを恐る恐る開けると個室のドアはすべて空いたままだった

手前から順番に確認していく「ここじゃない、ここじゃない」

一番奥の個室を覗いた時に走った衝撃

残るは一番奥の個室、その個室を覗いた僕に衝撃が走った

どうしてこんな事が起きてしまうのか・・・・・

少しの間、動けずにいた自分がいた

そう、そこで見たものは

３分の１　便座にのっている
３分の１　便座の外に出てる
３分の１　便器の中に入っている

それはそれは立派なう○ちがあった。

早速、主任にクレームを入れる事にした

僕　「主任、お取りできますか？」

主任「ハイハーイ(･∀･)/」

僕　「これを僕にどうしろっていうんですか？」

主任「なんとかおねがーい(≧◇≦)」

返事を返すのも面倒なのでインカムを入れずに

トイレットペーパーをこれでもかというくらいグルグル巻きにして

場外に出ている部分を下から持ち上げ中に放り込んだ

「ちゃぽん」　縦に落ちてったので案外音はしなかった

負けた腹いせにこんなことしたんだろう・・・

僕「後で誰がやったかカメラでみちゃお(^O^)／」

それにしても何度見ても立派である

そして僕は丸めたトイレットペーパーにアルコールをつけ

便座をキレイに磨き、流した。これで元通りである。

“大”事件　“大”至急とはこのことか。

今回はちょっと頭にきたが、本当にいつものお茶目な主任であった。