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今日は一粒万倍日ということで

今日は日本の暦に古くからある吉日の1つ、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)なる日らしい。

「一粒の籾(もみ)が、万倍にも実る稲穂になる」ことに由来する吉日のことで、何かを始めるのに最適な日と言われているそう。

これはなんだかんだ言い訳して始められなかったnoteの初投稿に、最適な日では…?!と思い立ち、このnoteを書いている。
完全な勢いとも言える。

昔から占いとか、縁起が良いとか悪いとか、あまり気にして来なかった。(雑誌の占いコーナーを読むのは好きだったけど、読んだそばから忘れてた)

祖母は六曜(カレンダーによく書いてある大安とか仏滅とかのことね)をめちゃくちゃ気にしていて、新しく買った服はこの日まで着ちゃダメだとかなんとかうるさくて、めんどくさいなぁと思ったものだった。

でも今年はお正月に、柄にもなく占いの本を買ってみた。
ゲッターズ飯田さんの五星三心占い。

数ある占い本から、なんでこれを選んだのかは自分でも不明。笑

しかもこの占い、ゲッターズさんが考案したものと知ってびっくり。
正直、それ大丈夫なん…?と思ったけど、25年かけて6万人占ってきたなら信頼するに足るデータかもしれない。

ふとなんで占いの本なんて買ったのかな、と自分の胸に手を当てて考えてみる。

ただの気まぐれ?

いや

きっと背中を押してもらいたかったから。

私はちょうど去年の秋ごろからSHElikes(シーライクス)というオンラインスクールでライティングの勉強を始めた。
入会するのにもかなり悩んで、数か月迷ってやっと覚悟を決めて申し込みをした。

でも全然思うように勉強を進められなくて、安くない入会金と月額料金を払ってるのに、まったく元取れてないんじゃないかなとかウジウジ考えていた。

今までの自分がキャリアと呼べるほどのものを積んで来ていないこと、ブランクがありすぎること、家庭のいろいろな事情なんかに思いを巡らせては、やっぱり自分には無理だったかな、無駄に終わるのかなと悶々とする日々。

でも、心の底では「このままじゃ嫌だ」「母でもなく妻でもない自分として社会と関わりたい」って強く思っているのが、自分でもわかっていた。

だから占いでも読んで、いまがんばりどころだよ!やってみようよ!っていう後押しが欲しかったんだと思う。

けど、いざ自分の運気を見てみたら、大きく×のついた裏運気の年!

思わず「マジか…」ってつぶやいてたけど、不思議と笑えてきた。

むしろ、やってやろうじゃん!みたいな気持ちになってきた。

しかもよくよく読むと、裏運気って悪いことばかりじゃない。

「裏の時期」には「裏の自分」が出てきます。(中略)本来の「自分らしさ」とは逆のことが起こるので、「慣れなくてつらい」と感じるのです。
 しかし、だからこそふだんの自分とは違った体験ができて、視野が広がり学べることも。この時期を乗り越えると、大きく成長できます。「悪い運気」というわけではないのです。

ゲッターズ飯田『ゲッターズ飯田の五星三心占い2023 銀のカメレオン座』
(朝日新聞出版,2022年)

これ、チャレンジするにはかえっていい年なんじゃないの?という考えさえ頭をよぎったり。(単純な人間)

こうして期待通り?背中を押してもらって、相変わらずゆるいペースではあるものの、勉強を続けている自分がいる。

そしてこのnoteを書くために調べていたら、たまたま見つけたゲッターズ飯田さんのインタビュー記事。

いわく、占いは「優柔不断な人が決断するために使う人生の攻略本」だとか。

「何の種もまいてない人は、運気がいいタイミングが来たところで何も起きない」ともおっしゃっている。

ささやかではあるけど、まさに今日note初投稿という種をまいた自分としては、このインタビューにも出会うべくして出会ったのかも?!という気持ちになっていたりする。

この小さな小さな一粒が、果たして「万倍にも実る稲穂」になるかはわからないけど、私は私のやり方で、大切に育てていきたいなと思う。

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