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魅力溢れる町神山町

 今日は大学の講座のフィールドワークで訪れた徳島県神山町についてご紹介します。ところで、皆さんは自然が好きですか?私は自然が好きで、緑をみると癒されます。神山町は自然が多いというイメージが強かったこともあり、このフィールドワークに参加したのですが、神山町には自然以外にも魅力的な場所があることに気づきました。

ーブロンプトンに乗りながら自然を満喫ー

 私達はブロンプトンに乗りながら、神山町をまわりました。車に乗っているときより広範囲に青空、山、川が見え、顔全体に澄んだ風が当たって気持ちよく感じました。全身で自然を味わいました。また、このときは晴れていたため、陽に当たった木々が美しかったです。

ブロンプトン   
ブロンプトンでまわっていた途中撮影した景色

           

木々の間の光が照らす神秘的な景色


ー神山のお店「めし処萬や山びこ」さんー

 お昼に訪れたのは、「めし処萬や山びこ」さん。ここのお店の名前でもある「萬や」のとおり、唐揚げやパスタ、ピザ、串カツ、スイーツなどといったメニューが豊富で、お昼にはランチメニュー、夜には居酒屋メニューが楽しめます。また、野菜やお肉、卵などは神山産のものです。この日、私達は人気である「からあげ定食」をいただきました。この定食はボリューム満点!唐揚げにつけるソースも種類豊富で選ぶことができます。私は「すだちポン酢」を選びました。非常に美味しかったので、評判のお店であることにもうなずけます。外装も内装もオシャレでお食事中も窓から神山町の山々や青空を見ながらいただくことができます。(内装の写真は撮れていないのでぜひ生で見てみてください…)

  

人気メニュー「からあげ定食」

 

植物やオブジェがオシャレな入り口
迫力のある字がかっこいい看板

ー大粟山のアートと山頂ー

 午後からは「大粟山(おおあわやま)」という山を登りました。この日は前日に雨が降っていたので、石の階段は滑りやすくなっており、私も滑りかけてスリルを感じていました。また、ずっと歩いていたこともあり暑かったのですが、辺りを見渡すと木々が広がり日陰になっていて涼しく感じました。歩いている途中で面白いアートを発見しました。それは、「神山金継ぎ」であり、住民の方々に不必要となった食器を持ってきてもらい、大きなお椀のベースにその食器を張ったユニークな作品です。

大粟山にある作品「神山金継ぎ」

 「神山金継ぎ」のような作品はアーティストインレジデンスという国際的なアート・プロジェクトであり、国内または国外のアーティストの方が、神山町に滞在し、作品を制作されるそうです。山の中にアート作品があるだけでなく、お椀や神山の石や木を使って個性的なアートをつくっていることに驚きました。実際に見てみると迫力もありました。ぜひ、生で見てみてください。 
 「神山金継ぎ」だけでなく、石がグルグルと渦巻いている作品「ストーン・スパイラル」といったような作品を楽しんだ後には、山頂の景色が待っていました。山頂では山や木々、住宅などといった神山町の風景を見ることができます。山頂に着いたときは最後まで登り切ったような達成感を感じつつ、風に当たりながら壮大な神山町の景色を眺めました。ずっとこの景色を見ていたい気分になりました。 

山頂からの景色

ー1泊2日過ごしての感想ー

 私は、約19年間、徳島県で暮らしてきましたが、神山町がこんなにも素敵な町だと知らなかったことに恥ずかしさを感じました。
 幼少期に神山町に訪れたことがありましたが、神山温泉の印象とか、とにかく自然が美しいとかしかありませんでした。
 もちろん、自然は魅力的ですが、「めし処萬や山びこ」さんをはじめ、様々なレストランやカフェ、また、今回ご紹介できませんでしたが、コーヒーのお店、ビール専門店といった場所が充実していることに驚きました。
また、大粟山にあるアート作品も、神山町がアートの町であることも初めて知り、また、訪れて、ゆっくりと鑑賞してみたいと思いました。
 このように、知らなかったことが多く、実際に行こうとする姿勢や改めて地元徳島を見てみるという経験をすることができました。
 徳島県といえば、阿波踊り、鳴門の渦潮などぐらいで何も無いと言う人が多いです。私もその立場でした。しかし、神山町を訪れたことで、その考え方が無くなったと思います。実際に訪れてみると印象がかなり変わるはずです。自然が好きで自然を楽しみたい人、徳島が好きな人、神山町に訪れたことが無い人、などといった方は、ぜひ、神山町に訪れてみてください。



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