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|映画・チェック批評|アニメ映画|カリオストロの城|から透けて見えてくる幾多のユダヤの謎・秘密……。

もはや、言うまでもなく、繰り返し繰り返しテレビ局で放送されてきた、宮崎駿監督のデビュー作、ルパン三世・カリオストロの城。


ですが、一部では言われているものの、この映画に隠されている裏の秘密を解明、暴いて
分析してみようと、今回は思います。


オープニングの国営カジノから、ルパン達は札束を大量に盗み出しますが、だがそれは全部、偽札。ルパン三世はヤル気をそがれてしまいます。それはゴート札と呼ばれる偽札であり経済の恐慌、戦争などを金の力で世界を裏で操ってきた、世界の闇の部分だったのです。

ユダヤ金融のメタファーを追うルパン三世

まぁ宮崎駿監督は大体、中世のころから、ヨーロッパの地下の世界から、金融操作などの汚い裏の仕事を白人の王侯貴族達から押し付けられて、その弱みを握りながら地下世界から這い上がってきた、ユダヤ商人(この場合ヨーロッパ・ロスチャイルド・ユダヤ家)の汚さを宮崎氏は得意の二重写しによりゴート札に当てはめたわけで………………………。

カリオストロの城の前作、|映画|ルパン対複製人間。に出て来る30万年間クローン技術で生き続けて、人類に戦争、経済、文化……を伝え、与え続けてきた怪人マモーも、世界を裏で操り続けてきたユダヤ人のメタファーなわけで……………………。

しがない怪盗ルパン三世の寂しさ

作中の舞台、カリオストロ公国は、よくあるヨーロッパの小国、都市国家、リヒテンシュタインや、サン・マリノ、まぁドイツのユダヤ臭い金融都市フランクフルトなど銀行などの外資系会社を引き込み、金融方面で独立を保っている小国をイメージさせますしダブらせているのでしょう。それも古代からの、金の為なら何でもやる金銭中毒者のユダヤ金融の力により成り立っている欧州の小都市国家のメタファーなわけで。

この映画に出て来る敵役のカリオストロ伯爵
は作中、幽閉されているクラリス姫に、こう
語りかけます。我々伯爵家はお前たち大公家の影となり色々とやったさ……暗殺、謀略、何でもござれさ………オレの手は血まみれさ。(世界各国の偽札作りで世界経済を裏で操り戦争  経済のパニック、貧困を巻き起こし小国カリオストロを存続させてきた意味。)これも欧州の白人の王侯貴族の為に、ルパンと銭形警部
が落とされた地下水の流れる地底の地下世界
に、散乱する伯爵家が手をかけてきた暗殺で殺された白骨死体達。そこからユダヤ商人は這い上がってきました。


故国、ユダヤの国は滅び、帰る国が無いためにユダヤ人達は、世界各地で金融、犯罪を繰り返し様々な弱味を握りながら、欧州では、やがて王侯貴族の弱点を掌握し欧米の弱味を握り操り裏世界の秘密クラブ、フリー・メーソンのトップにまで登りつめたのです。


ユダヤ貴族の隠喩としてのカリオストロ伯爵

じゃあ北の塔に囲まれて幽閉されているクラリス姫は、可哀想なのか?といっても大公家は自らの手を汚したくないので汚い仕事は、暗殺、金融操作を全て伯爵家に押し付けてきたわけで、クラリスだって伯爵家と同罪なのです。

まぁ、当然の報いを産まれながらに、宿命的に、彼女は受けているわけで。

ルパン三世は、そんなクラリスを重い宿命から解き放とうと、ユーモアに励まし、必死に頑張ります。


ルパン三世と次元の激闘


囚われの姫としての哀れなクラリス

ルパンと銭形警部は地下から探索し、カリオストロ公国の全世界の偽札製造工場を目撃します。

銭形警部は、地下から脱出した後に、国連総会でカリオストロの贋札作りの真相を糾弾します、が、全世界がゴート札により動かされ
、それを認めてしまうと世界各国が犯罪に加担してしまうことを認めてしまう事になってしまう。世界各国の政治家達はお得意の二枚舌、二十枚舌の言葉の力で問題をすり替えてどこまでもどこまでも揉み消して誤魔化し続けようとします。銭形警部の油汗の苦渋の顔が印象的ですよね。正義がまかり通らぬ腐りきった全世界……………………。


劇中の最後に近いシーン。カリオストロ伯爵とクラリスの結婚式。クラリスは薬で洗脳されて強制的に結婚式は行われます。

ユダヤとは少しズレて行きますが、結婚式当日のジョドウが操る暗殺集団の影たちが扱う剣の扱い方にイギリス・アングロ・サクソン部族社会の政治政策の決定法を見ることができます。影たちはサーベルを目の前に構えて
大公家と伯爵家に忠誠を誓い、サーベルをクロスさせてその下を伯爵とクラリスを行進させます。いわく、少しでも反逆すれば剣で斬り殺される、おどしの意味もあり………

ハッキリ分かっていませんが、イギリスの原始人的なアングロサクソンの部族社会の、剣を使った残酷な政治政策の決定が垣間見え、そこから、ヨーロッパ大陸を経て、アメリカへと至る西洋の政治思想は、現時点でも世界的に隠されており、キー・ロックされており
分からないようにコントロールされています

照れるいい年した二人
今宵の斬鉄剣はひと味違うぞ

石川五右衛門の斬鉄剣での居合い、抜刀術による早抜きは、ユダヤの企みや、アングロサクソンの剣の恐怖を切り裂き、全世界に自由をもたらすメタファーかも知れませんね。

決着つかなかった影の頭、ジョドウとの結末


ユダヤ貴族としての最期の強欲さ

カリオストロ伯爵はユダヤの強欲さを満面に
、体現し挙げ句、欲に狂って時計台の中でルパン三世と遊ぶような闘いを繰り広げて行きますが、見ようによっては、色々と言われていますが、何かルパンと仲間になりたがっているんじゃないかのように見えますね。

贋札作りなんて、俺はもう嫌なんだよ!!

自由の身になって、ルパンと一緒に何かビジネスや裏の仕事をやって、カリオストロから
抜け出ていきたいんだよ!と。

クラリスだけじゃぁない!俺だって闇の世界から足を洗って、自由の身になりたいんだよと。そう見えて来ますよね。

銭形の最後のセリフがこの映画を締める

カリオストロ伯爵は最後に死に、倒れ、カリオストロ公国はゴート札の呪縛から解き放たれ、ようやく自由の身になり、さわやかな晴れ間が見えます。


 ついでですが、最期の銭形警部の名ゼリフ

奴は、とんでもないものを盗んで行きました

     あなたの、心です。

これは、確かに日本映画屈指の名シーンですが、これは私的には人気がなくて打ち切られたTVアニメ・ルパン三世パート1の後釜で作られた、侍ジャイアンツの第一話

「我が巨人軍の窮地を救う者はいるのか?」「居ます!バンバ・バンです!」「何だ、それは?」   「人の名前であります!」


と壁に指で助っ人野球選手の名前の漢字を書くシーンがありまして、多分、そこからとったのでしょう。この映画の制作時間、半年間も無かったわけで、誰もやる人がいなくて、後輩の押井守に押し付けても嫌がられて、仕方がないので自分でやった。宮崎駿監督はかなり手を抜いて、それでいて高いクオリティを追求した訳ですから。

💘クラリスよ永遠に💘



他にも、この映画、まだ分からない秘密が隠されていたりして………宮崎監督、自意識過剰で、かなりひねくれている性格をしているみたいだから。


      宮崎アニメ風に、

       おしまい。

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