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転職7回。本当の退職理由はただひとつ。

現在無職、絶賛引きこもり主婦満喫中のねこ山ねこ子です。

最新のねんきん定期便によると、私の厚生年金の加入年数は349月(約30年)だそうです。
その間の転職回数は7回。結構多いですね。
次に履歴書を書くときスペースが足りるか心配です。

今までお世話になった職場に、いわゆるブラックな企業は一箇所もありませんでした。
待遇も人間関係もむしろホワイト。

それなのに何故辞めたのか。

辞める理由は毎回ほぼ同じです。
『他にやりたい事が見つかったから』
「やりたい事」の部分が、別業種への転職だったり資格取得だったり、学校に通うだったりその時々で変わるだけ。
いつも同じなのは、これなら前向きな印象を与えられるし納得してもらいやすいからです。

で、ですね、ここからが本題です。
上に書いた理由は、決して嘘では無いんですけど(実際転職したり資格を取ったり、学校に通ったりしましたし)実はもっと別の、真の理由がありまして。
でもこれを言うと人格を疑われそうな気がして、ずっと誰にも言えずにいました。

でもこの場でなら、言っていいでしょうか。
匿名でしか言う勇気のないヘタレな私を許してください。

その真の理由とは、実は私、
興味が湧かないと集中出来ないんです。

はい、すみません。
なに言ってんだコイツ、ですよね。
興味が無いことでも仕事だから皆頑張ってるんですよね。

戯言ぬかしついでに、もう少しどういうことなのか書かせてもらっていいでしょうか。
例えば最後に勤めたのはとある教育機関なのですが、私はその学校の時間割を一人で作成していました。
数十名いる講師のスケジュール(授業に入れる時間と曜日)を把握し、各学年のカリキュラムとすり合わせ、決められた授業のコマ割に当てはめていく。
一度ですんなり収まることはまずないので、何度も何度も作り直します。
どうしても収まらなければ、講師に再度連絡して調整し…
と、まあちょっと面倒くさい作業だったのですが、私はパズル感覚で(コマ割に当てはめていく過程がジグソーパズルみたいだったので)楽しんでやっていました。
そして何時間でも集中して作業できました。

反対に授業資料を印刷してホチキス留めをするという作業は、何度やってもちょくちょく失敗しました。
余分な資料まで印刷したり、3枚ホチキス留めするところを2枚しかしなかったり。
時間割を作るよりずっと簡単な作業のはずなのに、訳がわかりません。

同様のことが他の作業でも、またどの職場でも
起こりました。
なぜそんな能力の逆転現象みたいなことになってしまうのか。
悩んだ末にたどり着いたのが、どうやらこれは興味のある無しに原因あるようだということ。

これはほぼ当たっていると確信しています。
幼い頃から私は、普段はポンコツなのに謎の興味スイッチが入るとなんか素晴らしく色々出来るのです。
そうすると、「いつもは手を抜いている」「やれるなら最初からやれよ」という非難にも繋がるのですが。

で、最後のまとめですが結局仕事とは興味のある仕事以上に興味の持てない(でも大切な)仕事の方が何倍も多いということ。
結果、自分がこなせるギリギリのところまで最大限に努力をして、これ以上は逆に迷惑をかけてしまうと判断したタイミングで退職をしていました。

以上が7回転職した私の本当の退職理由です。







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