支離滅裂者の思考による様々な人物像。もちろん、描線と着色は合っていない。

画像1 閑話休題(かんわきゅうだい)、という単語がある。昔の小説を読んでいると、ストーリーを全く変えたいときに使っている。「さて」というような漢語。僕のように支離滅裂な頭しかない人間は、閑話休題の連続である。ちょっと前の考えや感情をすぐに忘れてしまう。「博士の愛した数式」という小川洋子さん原作の映画で、記憶力の消滅した男性が背広中に付箋を貼って、記憶を補おうとしている風景を思い出す。お尻はそもそも割れているから支離滅裂だ、というのもエッセイで読んだ記憶があるな。実に下らないが面白い。言葉は面白い。

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