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絵本の紹介『ねむれないの?ちいくまくん』


こんにちは、保育士をしています。パンケーキこと夏川路瑠と申します。
noteでは、パンケーキの名前でエッセイやショートストーリ、
noteクリエーターさんの企画のお題にもチャレンジしています。
『保育する心』では、保育に役立つ情報(自分自身の健忘録を兼ねて)や絵本の紹介をしております。少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。




絵本の紹介

『ねむれないの?ちいくまくん』

お昼寝前の絵本タイムに子ども達に読み聞かせたい絵本を見つけました。
皆様にもご紹介したくて早速記事を書きました。
おやすみ前のひと時に、お子さんにお読みになる絵本ににいかがでしょう。きっとお子さんも安心して眠くなり、読み手の大人も癒される絵本だと思います。

『ねむれないの?ちいくまくん』
ワッデル・マーティン作 バーバラ・ファース絵 角野栄子訳
ケイトグリーナウェイ賞/スマ-ティーズ大賞受賞



おやすみのじかんなのに、くらいのがこわくて、ちいくまくんはねむれない。おおくまさんが、おおきなランプをつけてくれたのに、それでもねむれない。そこで、おおくまさんは…?ちいくまくんとおおくまさんの、心あたたまるお話。

評論社のホームページより
絵本の紹介から

絵本の中のちいくまくんの姿が幼かった息子の姿と重なる絵本でした。
夜、眠いのに、目をつぶるとボクの世界が暗くなるのが怖いから目を開ける。だけど、目を開けているとお部屋のあちらこちらの暗闇が気になりだすし、もちろん目を開けていたら眠れない。
寝よう寝ようとするほどに、息子は身体をムズムズ動かし落ち着かないし、
寝かせよう寝かせようとするほどにこちらの心は焦りだす。
結局、わたしが折れて、息子の「だって怖いんだよ」と言う気持ちに寄り添うのが一番の近道だった子育て真っ最中のあの頃を想い出しました。
大人は、おおきいくまさんに共感し、子どもはちいくまくんに自分を重ね、「ぼくとわたしと同じ」と微笑むのでしょう。
絵本の中のお話しに触れて『眠れない自分がいてもいいんだ』と確認するように安心し、そして自分も大きな胸に抱かれるように眠りについていたんだと発見して嬉しくなることでしょう。


絵本の魅力はすごい。
優しい絵と短い言葉に籠められた作者の想いが、作品中に出てくるお月様と眠るちいくまくんを抱くおおくまさんの表情に現れて、大人のわたしの心が「そうだよな」と癒されていくのです。

バーバラ・ファースの絵が優しい雰囲気の絵本です。
図書館や本屋さんで見かけたらぜひ手にとってご覧くださいね。
おすすめです。









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図書館司書の皆様
いつも良書を揃えてくださりありがとうございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。

タイトルのイラストは
ももろ 様 のイラストを使わせていただきました。
ももろ 様 ありがとうございます。







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