この道が続くのは 続けと願ったから/木村夏樹の覚書/2023.07

いつにも増してとっちらかっている。想定した内容が今月末の想定外のブッコミでわやになったことから、今月末に備えて取り急ぎ、覚え書く。

サポート役としての木村夏樹に覚える一抹の不安

今月の木村夏樹に関する動きはまず、デレステのストーリーコミュ第73話『 Road to the Fantasista』に登場したことだ。

結城晴のソロ曲披露イベントに、木村夏樹がバックダンサーの一人として登場。
木村夏樹のダンス苦手設定が顧みられることあんまりないなと思いつつも、ともあれ今回の木村夏樹はあくまでもメインである結城晴のサポート役であり、ソロ曲先行組として、そしてチームの一員として、また前に出たがる久川颯の対比として抑えの役であり、主体的な役割ではない、なんなら木村夏樹以外でも務まりそうな役割でもある。それでも年齢不相応に精神的に大人な木村夏樹の一面も伺える。何より久しぶりに木村夏樹の声を聞けたので嬉しい。

とは言えど気になるのは、ガツガツとした芯を食った役割ではない、サポート役だからとは言えど、久々に登場した木村夏樹は随分と声色が優しく柔らかい。

木村夏樹の声優を担う安野希世乃さんらしい声色であり、今の木村夏樹は、安野希世乃さんあってこそだと改めて思うものだが、だとしても安野希世乃さんに寄り過ぎていないか、木村夏樹はカッコいいことにこだわりを持つアイドルなのに、もう長いことバチバチとしたカッコいい姿を見せていないんじゃないかと、一抹の不安も覚えた。

いろんな意味で衝撃と期待のイベント開催予告

そして今月末には木村夏樹も登場する『さよならアロハ』イベント開催が予告された。

楽曲公開からイベント開催まで4年もかかり、過ぎ行く夏を歌った曲調に反して盛夏の中で開催など衝撃も大きいが、個人的には何よりも、木村夏樹の全力リーゼントのオールバック姿に驚いた。デレステでは半分髪を下ろした姿がほとんどで、今はなきモバマス以来の姿だ。バッチリ髪型を決めながらも可愛げもあり最高だ。特訓後には違う姿も見せてくれそうで期待したい。

そしてまた、今回は木村夏樹がイベント報酬じゃないことから、メインを張るわけではなさそうだが、だからこそ意外な一面を見せることを、何よりイベント登場も二年ぶりということで、停滞しがちな木村夏樹の物語が進むことも期待したい。

「なつきちの手」の洒落臭さ

そしてまた今月は広い意味では、木村夏樹に纏わる動きとして、『Shout out Live!!!』に出演するシンデレラバンドのメンバーが、グッズを身につけて宣伝した。

『SOL』には木村夏樹としてギター演奏を担う「なつきちの手」であるIMAJOもシンデレラバンドとして出演予定で、今回のグッズ宣伝にも登場した。

だが言いたいことがある。

あのさあ、IMAJOはさあ「なつきちの手」を名乗るなら、木村夏樹をもうちっと大事にしてもいいんじゃねえの、なんで『SoL』の宣伝で木村夏樹のグッズを身に着けてねえの、それ早坂美玲のグッズだぞ、そういうとこだぞ「なつきちの手」が洒落臭えの

運営に言われたとおり宣伝だから着れと言われたものを着るだけなら、「なつきちの手」とか言うのを止めろよ、運営に言われたとおり弾けって言われたら木村夏樹の尊厳破壊するような曲でも何でも弾くのが「なつきちの手」なのか、木村夏樹を単にギターを弾くだけの、心のないモノ扱いしてないか、それが「なつきちの手」なのか

そもそもが運営がなんで「なつきちの手」であるIMAJOに木村夏樹のグッズを渡さないんだ。もしもライブに出演する声優にグッズ宣伝させるなら、わざわざ役じゃないアイドルのグッズを渡したりはしないだろう、そんな事まで頭がまわらないほどに運営はお粗末なのか。

「なつきちの手」でありながら、運営でありながら、木村夏樹のことをリスペクトせずに、木村夏樹を都合のいいモノ扱いする、心のないギターを弾く機械扱いする。

『SoL』はシンデレラバンドが出演することや、ギターピックがモチーフのグッズからして、ライブコンセプトがロック、それもギターに意義があるようだから、もしそのコンセプトで木村夏樹がフィーチャーされなきゃ嘘だ。フィーチャーされたとしても、ライブ開催前から今回のような宣伝用なちょっとした事や、過去のライブで木村夏樹を感動ポルノに貶めたことからも、木村夏樹を無碍にする予感がして地獄。

ここ最近の木村夏樹のライブ関係は、これをやったら担当プロデューサーやファンは喜ぶよねってことを外して、神経を逆なでするような真似を繰り返している。木村夏樹が大事にしているものを踏みにじり、木村夏樹のダサい姿ばかり見せる、尊厳破壊ばかりを繰り返している。

デレマスが好きでアイドルが好きなら、アイドルが大事にしているものを大事にしてほしい、アイドルが積み重ねてきたものを尊重してほしい、その願いを異常だと言う奴らがいたら、お前たちの方が異常だ。

こんなごっこ遊びにマジになってどうすんの?なんて言うのは、ユーザーのことをプロデューサーと呼び、幻想のアイドルを実在として扱い、これまで金と時間と労力と愛情を巻き上げてきたお前たちが言っていいことじゃないんだ。

アイドルという幻想に、ごっこ遊びにマジになっている俺たちは共犯関係なんだ、時間と金と労力と愛情を巻き上げたお前たちには責任があるんだ、芋引いてんじゃねえよ。

戦隊ヒーローショーに登場するヒーローはステージ上でスーツを脱いではいけないし、ディズニーランドのミッキーマウスは着ぐるみを脱いではいけない。ライブのステージ上にいる声優はアイドルだ、アイドルをステージ上にあげたいのなら、幻想を脱いではいけない、幻想を纏わなくてはならない。

ましてや木村夏樹はカッコつけてまで、カッコいいことにこだわりを持ち、ロックスターに憧れるアイドルだ。もう木村夏樹にこれ以上カッコわるいダサい真似をさせないでくれお願いだから。

弱さを見せる強さという本当の意味の強さを、カッコつけて弱さを隠すのではない強さを、木村夏樹に求めている、木村夏樹がされて嫌なことを嫌だと言えるように願っている。

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