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私にできることは、そんなになかった。

4月も終わりかけ。

フリーのファイナンシャルプランナーとして働く私に
4月から居場所ができました。

それは、大学という居場所。
大学の講師になりました。大学で、FPと金融関連の授業を受け持っています。

私の中で大学の先生といえば、バリバリ大学で教える教授か、
1単位だけの非常勤講師でした。

私がなったのは、特任講師という立場で、特任とは役職がない立場の先生のことです(学校によって違います)。

そのため、授業は通期で7コマ+ゼミ。
週2日の勤務なので、体力的には全く大丈夫です。

そこで、私が何をいいたいかというと、
「自分が大学生のときに何をしていたかを思い出すと勉強してなかったな……」
ということなんですよね。

バイトに、教務(生徒会のようなもの)、勉強はあんまり。
授業も出なくなったものもある。
出ても寝てた。

と、あまり勉強した覚えがないのです。

だから、今、先生の立場では、
「学生の頃、勉強していたら社会人になれば役立つぞ」と、言いたい。
だけど、たぶんそれは学生から期待されていないのだろうと思います。

だって、自分が大学生のときにそんなこと言われても実感なんてなかったから。大人になるって遠い遠い先の未来だと思ってたから。
卒業して、もう13年?ほどになりますが、この13年で学んだことはめちゃくちゃ多い。
この学びがあるから、「もっとこうした方がいいんじゃない?」とアドバイスしたくなるけど、それはもう老婆心なんだろうなと。

そう思うと、私ができることは、全力で授業をすることしかないんだなって。全力で授業をして、授業の内容を伝える。勉強はおもしろいんだ!!って全力でやりきる。それしかないんだなって。

大学の先生って、メッチャ奥の深い職業でおもしろいです。

おわり。



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