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プロジェクトマネジメントのバイブル「PMBOK」を簡単にしてみる(後編)

引き続き、前編から「PMBOK」の簡素化を企てていきます。最終的な目標は、PMやディレクター以外の関係者全員が、プロジェクトマネジメントに対して共通認識を持って頂けることです。それでは、始めて参りましょー。

CASE1:利害関係者の役割(責任分界点)を明確にする。

何事も最初が肝心とはよく言ったもので、プロジェクトに関わる時は、真っ先に気を付けるべきポイントだと感じます。ここで重要なのは、企画立案した最終決裁者(要は言い出しっぺ)もステークホルダーの一員だということ。ここを曖昧にしておくと、工程をFIXさせるマイルストーン全てにおいて、ちゃぶ台をひっくり返させる危険が付きまといます。キックオフをもってプロジェクトは既に始まっているので、その場で各々がコミットするべき役割=責任分界点を明確にしておく必要があります。

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