『New Zealand Cycle Classic st4』

こんにちは、だいゆーですよ。UDでもあります。

昨日のレースは登りでありながら10名程のスプリントになったので総合のランキングがかなり混雑しています。
なので今日のレースはなかなかカオスになることが予想されます。

それにしてもニュージーランドナショナルの総合リーダーAaron Gate選手が強すぎる、、、
昨日は鬼のような牽引をリーダーなのに自ら行っていて足を使っており、さらにこれまでの走りを見ても登りはそんなにかなと思っていたのですが、クイーンステージで勝つとは。

今日はキナンもアグレッシブに動いていきたい。

作戦

ドリューの総合はあるものの、それ以外の選手は総合は関係ないので攻めるしかない。
今日も横風が強い予報なのでそれがレースに大きく影響してきそう。

レース

距離 パレード3.2km+122km
天気 晴れ
出走メンバー 元喜、ライアン、孫崎、ドリュー、泰史、UD

今日はおそらく逃げたい選手が多いだろうからスタート直後の逃げには反応しなくても良いかなと思い油断していたら、かなり早いタイミングで強烈な8名程の逃げが先行。
集団はブリッジレーン筆頭に全開で追っている。
これは本来乗らなければいけない逃げだった。
しかし、連日の動きから若干体が重かったこともあり弱さが出てしまった。

集団はほぼ一列で、横風で道の端に張り付けにされる。
かなりきつい。
平坦で風も強いのに、60km/h出てることがある。

逃げは吸収。
逃げの選手たちもかなり全開で逃げていたようで、捕まった瞬間は速度差で一気に抜かれる。
この逃げは乗らなければいけない逃げだったが、結果的には乗らなくて良かった逃げ。難しい。
今の自分のコンディションではもしこの逃げに乗れていたとしても、集団に捕まった瞬間オールアウト気味になっていたと思う。

そのまま再びアタック合戦再開。

最初の一時間のアベレージスピードは49km/h。
アタックや追走をかける時は60km/h以上出たりしている。アウタートップが回りきる。
悔しいが、今の自分ではこの領域に対応できず、全然反応できない。
いざ何回か動いても集団がかなり強いこともありすぐに引き戻される。

そんな感じで苦しんでいたが、ライ
アン含む5名くらいの逃げが形成。

決まってくれーーー!!!!!
と心のなかで叫びながらも、追走アタックがかかり集団はまだまだせわしない。
その追走にはしっかり乗っていくも、その動きですらかなりキツイ。

しばらくドンパチがあるも、次第に回数が少なくなり、逃げが決まった。やっと。
しかし、ニュージーランドナショナルが強すぎて、恐らく捕まる。
というか、ニュージーランドナショナルのリーダージャージのアーロンゲート選手が恐ろしく強い。一人だけ違うレースしてる。
集団のコントロールを自ら行い、逃げを自らつぶして、最後普通に勝負している。
彼が集団をひき始めると集団は引き延ばされかなり苦しめられる。

逃げとのタイム差は最大で1分30秒くらい。

そこからタイム差が坦々と縮まっていき、45秒まで縮まったところで引くペースを落として調整に入る。
最早リーダーチームの匙加減でレースが動かされているまである。
かなり悔しいことだがされるがままになるしかない。
集団で走っている最中は、できるだけ風上側を走り孫崎の温存を考える。

そして最終局面。
ジワジワとペースが上がる。

そこで落車発生。
集団が分断されてしまい、後ろに取り残される。
しかし先頭は若干落ち着いていたこともあり合流。
ここで一緒に後ろの方に取り残されていた元喜さんにドリューがパンクしたと伝えられる。
元喜さんと話をして、まだ少し動ける足があったUDは集団先頭で動きに対応して、ドリューのフォローは元喜さんに任せる。

最後のKOMをパス。そこからかなりハイペースが維持される。

UDは良い位置にいたこともあり、少し抜け出している選手目掛けてアタック。
集団はニュージーランドナショナルが牽引しているが、泳がしてくれてワンチャンないかなと思っての動きだが、ダメージを与えられた気配すらなく吸収。
逆にUDに大ダメージ。

その後集団で孫崎と合流してスプリント備える。
基本的には孫崎の後ろでフォローに回り、タイミングをみて前に出たりする。

最終コーナー手前孫崎と若干はぐれながら通過。

被せられてビビッて少し減速してしまったのが痛恨のミス。
そこから加速している時に落車発生。孫崎が巻き込まれているのが見える。

そこで急ブレーキで減速してしまったのでそのまま加速せずにゴール。

孫崎は不幸中の幸いで怪我はないようだったので良かった。

ライアンは敢闘賞!!!!!

そして、優勝はアーロン選手。

感想

今日は逃げる気満々で上位選手も覚えて、色々考え逃げる気満々でしたがマークしている選手の事を考える余裕が全くありませんでした。
悔しいことに。

海外かぶれと言われそうですが、やはりこの領域でのレースは日本ではなかなかできないのでかなり刺激を受けます。
こういうレースで勝てる選手が本物なのでしょう。
4ステージで3ステージ勝っているアーロンゲート選手を見ていると思います。

明日は最終日!!

元喜さんが部屋でずっとヤバいって言っているのでかなりやばいのでしょう。
UDは去年ニュージーランドの洗礼でお腹を壊していたのでこのコースは走っていないのですが、コースプロフィールを見ただけでやばそうです。

頑張ります!!

ではではまた。

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