見出し画像

外国為替証拠金取引の時間

基本を知っておく事で、トレードのプラスになります。
深堀りはしてませんので、各自調べて知識を頭に入れておきましょう。

毎年、夏時間と冬時間がごちゃごちゃになってしまいます。
これは私のメモを兼ねてます←(笑

時間帯によって相場の方向性が変わります。
昼間では日本円が、夕方は欧州通貨(ユーロ)、夜間は米ドルが特に動きやすい傾向。
米ドルが44%弱、ユーロが15%超、日本円が11%弱と、これら3通貨で約7割のシェアを握っています。
三大取引所と言われている日本ですら11%程度です。
三大取引所に入ってる事すら恐れ多い💦
米ドルは圧倒的なシェア率の為、当然動く力も大きいわけです。
昼間が得意な方もいれば、夜間が得意な方もいます。
私は昼間が得意ですが、大きく稼ぎたい人は、夜間21時(冬22時)以降か基本となります。


🌸外国為替証拠金取引(24時間稼働)

外国為替証拠金取引は、日本円と米ドルなど、2国間の通貨の為替相場を予測し、売買を行う金融商品です。
外国為替を英語で「Foreign Exchange」と言い、通称「FX」と言われます。

土日は基本休場です。
金曜日分の締めが土曜日の朝方になります。
暦的には土曜日ですが、為替取引においては、土曜日はカウントされません。
土曜日の閉場時間及び、月曜日の開場時間は、証券会社によって異なる為、注意が必要です。

厳密には土日もやっている証券会社もあります。
ですが、気にする必要はありません。
土日にやっている証券会社と、休場の証券会社とのギャップが生じ、月曜日の開場時にチャートへ隙間が現れます。
これを「窓」といい、この隙間は「閉じる」傾向があります。
この「窓」を狙ったトレード手法が存在し、また「窓」トレードを禁止している証券会社も多くありますので、注意が必要です。
証券会社は窓トレード対策として、スプレッドが大きく設定していますので、トレードどころではありませんけどね…。

スイングの方であっても、金曜日に手仕舞いが基本です。
土日に大きく動くような経済・要人発言あった場合の対策ですね。
「窓」については、各自調べて頂ければ幸いです。

クリスマスなど、特別な日には平日であっても休場になる事もあります。
証券会社によって異なり、自主的に休場にする日となります。

海外には夏時間と冬時間がありますが、日本に変更はありません。

🌸夏時間(3月第2日曜~11月第1日曜)

東京(日本)時間
8時~16時

東京証券取引所
午前立会(前場)9時~11時30分
午後立会(後場)12時30分~15時

東証と重なる9時と15時
欧州が重なる15時と16時の値動きは活発に。

欧州時間(3月下旬~10月下旬)
15時(アーリーロンドン)
16時~翌2時
2023年3月26日(日)~10月29日(日)
2024年3月31日(日)~10月27日(日)
2025年3月30日(日)~10月26日(日)

ニューヨーク時間
21時~翌6時

米国株式市場
22時30分

21時~0時、2時の値動きは活発に。

🌸冬時間(11月第1日曜~3月第2日曜)

東京(日本)時間
8時~16時

東京証券取引所
午前立会(前場)9時~11時30分
午後立会(後場)12時30分~15時

東証と重なる9時
欧州が重なる16時の値動きは活発に。

欧州時間
16時(アーリーロンドン)
17時~翌3時

ニューヨーク時間
22時~翌7時

米国株式市場
23時30分

22時~1時、3時の値動きは活発に。

取引の時間帯が重なる開場閉場時は、値動きが激しくなりやすいです。
アーリーロンドンの時間帯は、欧州1時間前に来る暴れん坊さんで、テクニカル関係なく動く為、一般的に嫌われてる1時間となります。
日本時間で取れたポジションが、アーリーロンドンで全モ(全戻し)という事はザラにありますので、節目として手仕舞いする事も大切です。
アーリーロンドンでは、前半と後半とでは動きが真逆になる傾向です。

🌸仲値(朝8時~9時55分)

金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレートの事。
金融機関が朝9時55分の為替レートを参考に決定します。
午前10時に窓口に公示するレートとなります。
毎日あるイベントと思ってください。
仲値トレードをメインにしている方がいるほど。
9時55分きっかり終わるわけではなく、極稀に9時40分台や10時過ぎる事があります。
祝日と土曜日と日曜日はお休みとなります。

🌸ゴトー日

5と10の付く日を指します。

仲値の時間帯に動く事から、ゴトー日は注意が必要です。
東京仲値の時間帯だけ活発化するわけではなく、東京時間の普段の値動きとは異なるのが特徴的。

日本企業では昔から5の倍数での処理締め日があり、取引の決済等で、経済活動が活発化します。

企業の銀行の資金決済が多くなり、実需のドル需要が多くなります。
ドル円は買われやすくなります。
輸入企業などが決済用の資金を調達する目的で、ドル買い注文を持ち込む事が多く、ドル円が基本的には上昇しやすい傾向があります。

東京時間に大きく動く日と思ってください。
5と10の付く日が祝日・土日の場合は、前日がゴトー日となります。
月末、期末、年末は特に動きやすいです。

5と10の付く日と記述してますが、月末に関しては「30日」ではなく、最終日の平日となります。

ゴトー日の例
2022年10月10日(月曜が祝日)の場合
→10月07日(金曜)がゴトー日に。

2022年09月25日(日曜)の場合
→09月22日(木曜)がゴトー日に。
金曜が祝日の為、繰り上がりです。

月末の場合
2022年2月28日が金曜日であれば28日が、28日が土曜日であれば27日に。
2022年5月31日が金曜日であれば31日が、31日が土曜日であれば30日に。

🌸ニューヨークオプション(NYOP)

夏時間(23時)/冬時間(24時)
ニューヨークオプションカットは、大口の金融機関や企業による米国ニューヨーク市場での通貨オプションの権利行使の期限時刻です。
予め定められた期日に、定められた価格で買う権利、または売る権利を売買する取引の事。
NYオプションカットをチェックする事で、約定の目安になります。

140.30円OP24日NYカットのような表記があります。
これは24日に権利行使されます。
日付の表記が無い場合は、当日となります。

NYオプションの価格帯に近づく傾向があります。

有料もあれば、無料でみれるサイトがあります。
契約している証券会社で提供していれば無料でみれますね。
DMMであったり、トレーダーズウェブエフエックスで見れます。

「NYカット」を通過すると、オプションの影響が無くなる為、高値を更新したり、安値を更新するなど、大きく動く傾向です。

🌸ロンドンフィックス

夏時間(24時)/冬時間(25時)
土曜日と日曜日はお休みとなります。

ロンフィクと言われ、ロンドン市場において、外貨取引の基準レートを決める事で、東京仲値と同じものです。
金・ユーロ・英ポンドが活発になります。
金の現物取引はドル建てで行われている為、ドルも動きます。
東京仲値とは異なり、どちらの方向へ動くかは不明です。

米国の夏時間とズレがあります。
ロンフィクは欧州時間に合わせたものになります。

「ロンフィクがあるから~」とか、耳にした事があると思います。
NYOP、指標、開場、月末など、値動きのある時間帯と重なると、勢いに任せて、一方行へ大きく動く事があります。
どの通貨が動くかを理解しておきましょう(知らない方多いです)
月末、期末、年末は特に注意が必要です。

私が記事にしているnoteは「全て無料で閲覧出来ます」
記事を見て良かった、勉強になって思った方は、アイスクリーム食べたいので、下の方にある「🎁気に入ったらサポート」を、宜しくお願いします(^^♪

© 2022 まーサイクル理論トレーダー
商用目的(アフィリエイト含)で、画像や文章の許可無き無断掲載は一切禁止します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?