自転車のクロモリフレームは一生ものではないという。

画像1 去年、ドイツとフランスを自転車で旅行したときにケルビムのクロモリフレームが破損しました。どうもフレームがバネみたいで、グラベルでの乗り心地が良すぎると思っていた。そしたらなんと、ヒビがボトムチューブに!ドイツで溶接できないか聞いたところ、ドイツでは自転車のフレームを溶接して直すことが禁止されていると。なので次のフランスに行って直すことにしました。
画像2 ガムテープと、クランプでだましだまし走りつつ、溶接工をフランスで探しました。しかし、google mapでwelderでヒットした場所がことごとく間違っていたという。酷いものでは、アパートの一室が溶接工登録されていて、呼び鈴を押して出てきた人は女子大生。彼女は自分ひとりで住んでいて、溶接工とか全く知らないとのこと。
画像3 パリでgoogle mapに溶接の写真がある自転車屋についてみれば、自転車屋ですらないという。
画像4 パワーをかけずに連日乗って、NantesからBordeauxまで600km位走ったとき。その日は全日雨で、google mapの溶接工にダメ元で夕方5時についたとき、ついにフレームが割れました。その溶接工とされていた場所はシャッターが閉まって、男の人がピックアップトラックの前でタバコを吸っていました。英語でフレームを直せるか?と聞いたら、「待ってて今シャッター開けるから!」と信じられない言葉が!その時の作業風景: https://www.youtube.com/shorts/NOwOQdQ7G-8
画像5 ワイヤレスシフティングで、ボトムチューブの下にケーブルが無いのは助かりました。折れた場所にステンレスプレートを付けて補強してもらいました。40ユーロで良いとのことでしたが、余りに感激したので、20ユーロx3の60ユーロを払ってました。
画像6 溶接工の恩人と。その後、今年のUK自転車旅行でもこの自転車を使いましたが、溶接箇所は問題なし。ただ、左足のクリートを右足より1cm短く付けないと、左の膝の具合が悪いということに旅行中に気づきました。そうです、左右のバランスがズレているのです。。なのでこの旅行の後でフレームの交換を結局することに。その話はまた次回にでも。

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