見出し画像

MTBトレーニングの教科書

先日知人の親子レーサーとお話ししてて、MTBのトレーニングの基礎的な教科書ってないのかなと言う話題になり...書籍のご案内。MTBのトレーニングの基本的な全体観についてとてもよくまとまってます。時間があれば自費出版和訳出したいくらい。

コロナ禍でなかなか思うように集まったり、定期的な練習会が難しい環境下はまだもうちょい繰り返すと思うので、そんな時に力を発揮するのは家庭やローカルレベルでの世話焼き係の方の現場指導力。その底上げにめちゃめちゃ有効な書です。

この本で素晴らしいと思うのが、ユース・ジュニア期の年間トレーニング、週別トレーニング、出場レース数について説明がしっかりされている事。そして身体に負荷を掛けたらしっかり休むと言うのが強調されてる点。

エリートレベルを目指すなら、ユース、ジュニア期で結果を残さなければ、U23以降で競技を続けられないのでレースに沢山出たいという本人&親心の一方で、成長にはトレーニングと休養も大事なので無闇にレース数を増やせば言い訳でなく年間の参戦レース数のガイドもあったり。若い頃に出会いたかったな。こう言う本。

自分は紙とKindle両方持ってます。

https://www.amazon.co.jp/Mountain-Bike-Training-Levels-Performance/dp/1782550143

こういうAmazonでも買える知識を前提として、それを上回るコーチングが世の中ではなされてるのだと思いますので、専門的なコーチング前の競技へのファーストステップの教科書という事でオススメです。

自転車競技をより身近に安全に楽しむ事を普及させることができたらなぁとの想いから、自身の経験を皆さんとシェア出来ればと思います。不定期更新となりますが、お付き合い頂けましたら幸いです。