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1億2千万の日本人がマイキンソーを使う機会を作りたい

腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」を1,200以上の医療機関や健診施設に導入した立役者に伺いました!
# Cykinso’s トップインタビュー  01

「腸活」ーその言葉が有名になってから久しく感じますが、サイキンソーが提供している腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」が歩んできた道は、平坦ではありませんでした…。医療機関や健診施設向けに、マイキンソーの導入をすすめるセールスチームを立ち上げた、鈴木さんにお話を伺いました。

こんにちは。サイキンソー広報の山藤(ざんとう)です。
サイキンソーを支える ” リーダーたちの思い ” を、多くの人に知ってもらいたいーー。そんな思いから、「Cykinso’sトップインタビュー」をスタートしました。

記念すべき第一回目に、お話を聞かせてもらったのは、メディカルセールスチームの鈴木さんです。鈴木さんは、腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」の医療機関や健診施設へのセールスを担当するユニットのリーダーとして活躍されています。

サイキンソーへの入社動機や、セールス組織立ち上げ期のエピソード、これからの組織に望むこと、チャレンジしたいことなどを赤裸々に語っていただきましたので、ぜひ最後までご覧ください。


プロフィール

製薬業界やパーソナルヘルスレコードアプリの営業を経て、2017年にサイキンソーへ入社。医療機関や健診施設に向けて、腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」導入を推進するセールスチームを立ち上げ。マイキンソーの腸内フローラスコアは、5段階のうち最下層のE判定。結果にショックを受け、7キロのダイエットに成功。スコアもD判定へワンラックアップ。プライベートでの癒しは、フルマラソンへの挑戦と愛犬のノアくん(チワワ0歳)。


入社理由

ーまず、サイキンソーへ入社されたきっかけを教えてください。
実は、ファーストキャリアは全く違う業界で働いていたんです。
24、25歳くらいのときに、母親が病気になり地元に戻ることになったのですが、「どうせ働くなら医療や健康の分野で人の役にも立ちたい」と思い、ヘルスケアや医療業界に興味を持ち始めました。これが、医療業界に飛び込んだきっかけです。
とはいえ、数年この業界で営業をする中で、ドクターに対等に話を聞いてもらえないなと思うことが多かったのも事実です。そんな時に、サイキンソーを知りました。腸内細菌叢は、健康との相関や疾患との相関が次々と発見されており、ドクターの関心が非常に高い分野です。腸活ブームや腸内細菌叢の研究も追い風となり、今後伸びていく業界だと確信。サイキンソーでの挑戦を決めました。

また、入社当時のサイキンソーは、設立3期目のタイミングでした。私が担当している医療機関や健診施設向けの営業は未開拓の状態でしたので、営業活動をしながらマイキンソーをアップデートしていけるところも魅力でしたね。

まさにベンチャーという感じで、ドクターの意見や営業する中で自分が感じたことが、商品に反映されていくのは刺激的でした。

仕事観

ー毎週のように、全国の医療機関や健診施設を飛び回っている鈴木さん。
ハードスケジュールな毎日を支えている、お仕事のモチベーションは何ですか?

シンプルですが、「腸内フローラ検査のことを、沢山の方に知ってほしい」という思いです。10月に、マイキンソーの検体数が10万検体に到達した件、山藤さんがプレスリリースに書いてくれましたよね。やっと10万検体に到達したぞ!という思いの反面、日本の人口からすると1%にも満たない数字なのも事実。まだまだ伸びしろがあります。

話は少しそれますが、実は最近、個人的に7キロのダイエットに成功したんです。笑
私の腸内フローラスコアは、5段階のうち一番下のE判定で、大腸がんの原因になるフソバクテリアが多く生息していたのですが、ダイエットのおかげでスコアもD判定に、フソバクテリアも大幅に減りました。大好きなフルマラソンも万全の状態で挑戦できることが、何よりも幸せです。個人的な成功体験ではありますが、腸内フローラ検査って健康への意識を高めてくれる ” きっかけ ” になると思っています。検査結果を元に、自分のカラダに目を向けることで、日々の食生活や運動習慣などちょっとしたことを見直す刺激になりますよね。こうした経験をできるだけ沢山の人に体験してほしいと思っています。

私のチームのミッションはまさに、マイキンソーを通じて沢山の人が自分のカラダや健康を気づかうきっかけを作ることだと思っています。だからこそ、まだまだ検体数も伸ばしていく必要があると思いますし、導入していただく健診施設やクリニックも増やしていきたいと考えています。冗談に聞こえるかもしれませんが、一番の理想は1億2千万の日本人全員にマイキンソーを受けてもらうことですね!

入社後の転機

ー熱いお話ありがとうございます!わたしもマイキンソー、もっと広めていきたいです!
ところで、医療機関や健診施設向けのセールスを立ち上げた鈴木さんですが、これまで担当した案件で思い出深いエピソードや導入施設を教えてください。

2018年に、愛知県にある山下病院さんに、マイキンソーを導入してもらったときですね。
山下病院さんに導入していただいたことが、サイキンソーにとっても大きな転機となりました。それまでは、腸内フローラ検査というと、アンチエイジングの文脈で自由診療としてすすめてもらうことが多かったんです。良い検査だけど、臨床としては使いづらい…ここが課題でした。山下病院さんは消化器の専門病院ですので、臨床の場でマイキンソーを使ってもらう大きなチャンスでした。

実際に、山下病院さんに導入をしてもらったことで、マイキンソーは  ” 臨床の場でも使える検査  ”  とお墨付きをもらえたんです。それまでは、「腸内フローラ検査って、占い程度のものでしょ?」という反応も多かったですが、多くの医療施設や健診施設に前向きに導入を検討してもらうきっかけになりましたね。導入後の波及効果で、月の検体数がこれまでの11倍に増加するなどしっかりとした成果にも繋がりました。

また、山下病院さんはマイキンソーの導入をきっかけに、全国でも珍しい” 腸内細菌外来 ”を立ち上げられました。サイキンソーと二人三脚で歩む体制を作ることができ、嬉しかったですね。

ー臨床の場への導入が初ということは、導入まで相当苦労されたのではないでしょうか。
そうですね。当時のマイキンソーの弱点は、医療機関への導入実績が少ないことでした。
今でこそ国内最大規模の検体数を誇るサービスですが、当時は検体数が、まだ累計2万件の時代。検査結果のアウトプットも今のように情報が沢山あって、分かりやすい形ではなかったので、マイキンソーをどうやって使ってもらうか苦労しましたね。

とはいえ、2018年当時も「業界で腸内細菌叢のデータを多く保持しているのは、サイキンソーだ」という自負はありました。だからこそ、サイキンソーがマイキンソーを広めずして誰がやるんだという気持ちが強かったですね。代表の沢井さんや共同創業者の竹田さんの力を借りて、3人で何度も東京から愛知まで足を運び、やっと導入の機会をいただきました。

社内メンバーやこれから入社される方へのメッセージ

ー地道な信頼獲得の積み重ねが、サイキンソーが成長するきっかけを作ってきたんですね。まさに鈴木さんは、サイキンソーの屋台骨を作って来られた方だなと改めて実感しました!最後に、セールスユニットのみなさんやこれからチームにジョインされる方へメッセージをお願いします。
サイキンソーは、23年11月から10期目に入りました。会社としては、これからIPOを目指し、世の中への影響もより広げていきたいというフェーズです。

私が所属している、ディビジョンも11月から組織を分業化し、より医療機関や健診施設に寄り添った提案ができるようチームを強化しています。具体的には、マイキンソーを導入するまでのプロセスを担当するメディカルセールスユニットと、導入後のフォローや利用促進を進めるパートナーサクセスユニットとして役割を分業しました。実際の検体数を伸ばしていくうえでは、セールスとパートナーサクセスの連携が欠かせません。この体制もスタートしたばかりですので、導入後に施設の担当者さんから、セールス宛に連絡が来てしまうなど、まだまだ仕組みをうまく回せる段階まで至っていないのが現状です。そのため、これからオペレーションを強化していきたいと考えています。チームとしての成果を最大化していくためにも、仕組みづくりやチームで成果を出すことに拘ってくれると嬉しいですね。

既存メンバーも、これから入社を考えている方も、チャレンジしたい気持ち次第で、なんでも挑戦できる環境です。今の会社のステージを楽しんで、自分ごととして考えてくれることを期待したいですね。

サイキンソーで挑戦したい方、自分ごとで頑張ってみたい方、ぜひ一緒に働けると嬉しいです。

インタビュアー後記

今回は、鈴木さんにお話を伺いました。
サイキンソーの創業に近い時期から、会社の屋台骨となる領域で支えてきてくださったこと、改めて有難い気持ちでいっぱいになりました。特に、山下病院さんのエピソードは胸が熱くなりました。まさに、マイキンソーの成長を押し上げてくださった立役者の鈴木さん、貴重なお話をありがとうございました!

これからもサイキンソーのトップたちにどんどんインタビューしていきますので、次回の記事もお楽しみに。最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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